#17 ホリデー&一時帰国②|留学して分かった、“静寂”と“爆音”兄弟再会で我が家のデシベル急上昇中
「寂しくない?」
息子を留学に送り出してから、一番よく聞かれる質問です。
私自身は、日々の仕事や下の子の世話に追われていて、ありがたいことに寂しさに浸る時間がほとんどありません。本人とも定期的に連絡を取っているので、あまり“会えない”という実感も薄いのが正直なところ。
でも、家族の中で一番寂しさを感じていたのは、弟である次男だったんじゃないかな、と最近気づきました。
お兄ちゃんがいない家は、静かで、平和だった

留学前まで4人家族だった我が家。ひとり欠けるだけで、驚くほど静かになりました。
小学2年生の次男は、インドア派でマイペースな性格。レゴやマグナタイル(磁石でくっつくブロック)で何かを黙々と作るのが大好きで、外で遊ぶことを拒否し、ずっと家の中で静かに遊んでいます。
平日の朝は勉強して、学校へ行って、習い事をして、夕食を食べて、宿題してお風呂に入って、読書して就寝。まるで絵に描いたような優等生ライフ!土日はロボット教室にいって、家ではそのロボットの改造など、完全に趣味ワールドを繰り広げています。
「お兄ちゃんに会いたい」「寂しい」なんて言葉は一切なし。むしろ、以前は長男にちょっかいを出されてしょっちゅうケンカしていたので、「清々してるのかも?」と思うくらいでした。
ちなみに私の家事も劇的にラクに。スポーツを週6でしていた長男がいなくなると、洗濯物は実質半分になりました。食事を作る量も減って、夫が出張のときなんかは、納豆とごはんとミニトマトなんていう日もあるくらい。
…が、兄が帰ってきた瞬間、家の空気が一変!

そんな静かな日常は、長男の一時帰国によって一瞬で終わります。
性格が弟と真逆の兄。声は大きいし、よくしゃべるし、体の動きもドタバタしていて、とにかくパワーが強い。「12歳なのにひとりでオーストラリアに行けちゃうキャラ」なだけあって、家の中でもエネルギーの塊。エネルギー放出量が、一般的な12歳に比べて5倍なんじゃないかという、、、気候も相まって暑苦しいくらいです。
そこに、嬉しすぎてテンションMAXな次男が加わると、もう大騒ぎ。
お兄ちゃんがいない間に買ってもらった漫画やポケモンカード、おもちゃを見せに行ったり、一緒にお風呂に入ったり、とにかくずっとつきまとっています。
まるで、推しに再会したファンのよう(笑)。
お兄ちゃんは5学年離れているのでネットやYouTubeで仕入れたおもしろい言葉や流行ネタをいっぱい知っていて(私に言わせれば、アホな情報ばっかり)、それがまた次男の憧れポイントなのでしょう。
「おにいちゃん!」「おにいちゃんはどこ行った?」が日々の口ぐせになっています。
動物園状態の我が家。次男はお兄ちゃんに会いたかった

当然、家のデシベルは急上昇。
私の声もつられて大きくなるし、まるで動物園です。
次男が通う小学校の休みと、長男のホリデーは日程的にほとんどかぶらないので、これから先もどこかに一緒に旅行に行くこともできません。
でも、「一緒にいる時間そのもの」が、兄弟にとって何よりも嬉しいことなんだということが、今回の再会でよく分かりました。
でもきっと一緒にいる時間が長すぎると、今度はケンカになるんでしょうね。マイペースの次男も、自分の時間を邪魔されたくないときがあるので、これがいい距離感なのかも、とも思います。
オーストラリアの生活に慣れるために、頻繁に一時帰国させるのもどうかなと思っていましたが、普段テンションがあまり上がらない次男の豹変っぷりを見ると、たまには兄弟一緒の時間を持たせることもふたりの成長に一役買っているのかな、という結論に至っています。
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