#42 オーストラリア留学と学び⑪|留学1年目、Year7のEnglish(英語)
前回ご紹介したYear7のMathに引き続き、今回はEnglishについてご紹介していこうと思います。留学生の長男の成績は、果たして…。評価方法や、実際の成績も紹介しています(一部有料)。
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Englishってどんな教科?
Englishは日本の「国語」に相当し、 Language / Literature / Literacy の3領域で構成されています。
Language:言語知識とスキル
Literature:文学や物語を通じた理解
Literacy:社会生活に必要な読み書き力
これらを行き来しながら、総合的に「読む・書く・話す・創る」力を伸ばす科目です。Mathと違って何を学んでいるのかはっきり分からない科目でもあるので、留学生である長男はついていけているのか、親としては不安な科目でもあります。
Year7のEnglish、どの学期にどんなことを学ぶの?

オーストラリアの中学校は、1年間を4つのタームに分けて進んでいきます。各タームごとに学ぶテーマが決まっていて、Math同様、年度初め(1月)には、1年を通した週ごとの授業計画(Learning Sequence) が提示されます。
以下はYear7のEnglishで学ぶ要素と、学期末のテスト内容を一覧にまとめたものです。
◆Term 1|説得力のあるスピーチ(Persuasive)
学校の価値観を題材にスピーチを準備し、クラス全体に発表します。また、この時期に行われるNAPLAN対策(読解・作文・文法)も授業内で行われました。
【テスト内容】説得力のあるスピーチ(seen)
◆Term 2|小説分析(Analytical)
小説を分析し、それを段落ごとにまとめるというトレーニング。また映画を観て、神話ジャンルや映画表現の探究も行います。
【テスト内容】小説の分析(unseen)
◆Term 3|創作ライティング(Imaginative)
物語の構造や手法を学び、短編小説を制作する授業。授業内では、創作の練習をひたすら行ったようです。
【テスト内容】短編小説の作成(seen)
◆Term 4|詩とオーストラリア文化(Analytical Essay)
詩を通してオーストラリア文化とアイデンティティを分析します。映画を題材にして、文化的表現を賛否両面から議論し、その分析も行う。
【テスト内容】分析エッセイ(seen)
このテスト内容のところにある「seen」と「unseen」ですが、
seen exam:事前に題材・課題が分かる「準備型」
unseen exam:当日提示される「当日型」
ということになります。つまり、unseenテストでは当日にいきなり初見の小説を読んで分析を行う、という意味です。seen examはスピーチや発表の準備では先生のアドバイスを聞くことができ、最終的に仕上げたものに対して評価されます。
Literacy(リテラシー)とは?
Englishに加えて週1回、リテラシーの授業があります。Englishの先生がそのまま担当し、
文法・句読点を正しく使い、読みやすい文章を書く
語彙やスペリングを正確に選び、意味の違いを理解する
詩や物語の技法(比喩、擬人法、伏線など)を学ぶ
読解・要約・文章構成の反復練習
など、Englishの授業で役立つボキャブラリーや文法等のトレーニングをする授業です。Englishが野球の練習で、Literacyが筋トレと表現したら、分かりやすいでしょうか。
ちなみにLiteracyに関しては単独で評価は出ません。テストもなく、点数で評価されるものではなく、Englishや他科目での成果につなげるという位置づけです。
EnglishやLiteracyの教材はどんなものを使っている?

長男の通う学校では、Englishに関して決まった教科書はなく、小説・映画・詩など多様な媒体を用いて授業は進められていきます。
実際、Year7が始まる前に用意するよう指定があったものは、Term2で使用する小説のみ。Amazon Australiaで親が購入して、寮に届くよう手配しました。
あとの資料は、学校のポータルサイトにアップロードされているので、それを使ったり、授業でプリントが配られ、それをノートに貼ったりと組み合わせています。
授業の随所に「映画」が取り入れられているので、文字を追う作業が苦手な長男も視覚&聴覚から入る授業は受けやすかったようです。
Englishの評価方法は?
Englishの評価は、提出されたスピーチや分析に対して、ポイントごとに点数がつけられる仕組みです。
大きく分けると以下の3つのポイントがあります:
Knowledge application(知識の応用)
アイデアを論理的に広げられているか、根拠を示せているか。Organisation and development(構成と展開)
スピーチや文章の構成が明確か、アイデアを効果的に発展させているか。Textual features(表現の特徴)
語彙や説得技法の使い方、声のトーンや抑揚、非言語表現(ジェスチャーなど)の活用。
そして各ポイントごとに「purposeful(目的に沿った高い水準)」「effective(効果的)」「variable(ばらつきがある)」など、6段階に評価が行われ、その合計点数が本人の評価になる、ということです。
つまり、英語の評価は提出されたものを「ポイントごとに分解」して見ていくのが特徴で、「どこが強みで、どこが改善点か」がはっきり分かる形になっています。
留学1年目のEnglishの評価は?

◆スピーチのテスト(Term1)の評価
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