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LIXIL彩風は今の家にも付けられる?「後付け」で考えると見えてくること


「夏の日差しがきついから、窓の外に日よけが欲しい」

そんなときに候補に挙がるのが、LIXILのオーニング「彩風」です。

建物の外側にキャンバスを張り出して日差しを遮り、使わないときには収納できる商品です。

ここで気になるのが、

「これって新築のときに付けるもの?」
「今住んでいる家にも後付けできるの?」

ということではないでしょうか。

結論から言えば、建物や設置場所が条件を満たせば、既存住宅でも後付けを検討できます。

ただし、「窓の上が空いているから付けられそう」という見た目だけでは判断できません。

今回は、LIXIL彩風を既存住宅へ後付けするときに、どんなところを見る必要があるのかを整理してみます。

より詳しい設置条件については、こちらの記事にまとめています。

そもそも彩風は「リフォーム商品」なのか

少し整理しておきたいのがここです。

彩風そのものは、リフォーム専用の商品というわけではありません。

新築でも既存住宅でも検討できる、屋外用のオーニングです。

ただ、すでに建っている住宅へ追加するという意味では、

「エクステリアの後付けリフォーム」

として考えることができます。

キッチンや浴室を丸ごと交換するようなリフォームとは少し性格が違います。

既存の建物を生かしたまま、日差しへの対策やテラスの使いやすさを追加する。

そんなリフォームに近い商品です。

「後付けできる」と「どこにでも付く」は違う

ここはかなり大切です。

彩風が既存住宅へ後付けできる商品だからといって、希望する場所ならどこにでも取り付けられるわけではありません。

特に壁付けタイプの場合、本体を建物側へしっかり固定する必要があります。

外壁の表面だけを見て、

「ここなら付きそう」

とは判断できません。

建物の構造はどうなっているのか。

本体を固定できる場所があるのか。

窓の上にシャッターボックスはないか。

軒や雨どいと干渉しないか。

こうした条件を一つずつ見ていく必要があります。

壁を壊して取り付ける商品なの?

「外壁へ付ける」と聞くと、

「壁を一部壊すの?」

と心配になる方もいると思います。

壁付けタイプは、一般的に外壁を大きく壊して本体を埋め込むような商品ではありません。

ただし、建物へ固定するための工事は必要です。

外壁への穴あけや、建物側の固定条件の確認、防水処理などが関係してきます。

住宅の構造や外壁の状態によっては、通常とは違った納まりを検討する必要が出てくる場合もあります。

つまり、

「壁を壊す商品ではない」

一方で、

「外壁に一切触れずに付けられる商品でもない」

という理解が近いと思います。

外壁へ付けたくないなら「独立フレーム」という考え方もある

彩風には、建物の壁へ直接取り付ける方法だけでなく、独立フレームを使う方法もあります。

こちらは住宅の外壁へ直接固定するのではなく、地面側に設置したフレームへオーニング本体を取り付けます。

「外壁にはなるべく工事をしたくない」

という場合には、かなり気になる選択肢です。

ただし今度は、地面側の条件が重要になります。

フレームを設置するスペースがあるか。

柱を設置する場所が生活動線を邪魔しないか。

その場所からキャンバスを張り出して、欲しいところまで日陰ができるのか。

壁付けが難しいから独立フレームにすれば終わり、というわけではありません。

日よけは「大きければいい」でもない

オーニングを考えると、

「できるだけ大きく出した方が涼しそう」

と思うかもしれません。

でも、実際の暮らしでは日陰の大きさだけを見て決めるわけにはいきません。

例えば、掃き出し窓から庭へ出る場所。

テラスで椅子やテーブルを使う場所。

洗濯物を干す場所。

人が通る場所。

キャンバスを張り出したとき、本体の先端部分がどの高さに来るのかまで考える必要があります。

さらに、太陽の位置は時間帯によって変わります。

朝の日差しを遮りたいのか。

昼なのか。

夕方の西日なのか。

「どこに付けるか」だけでなく、

「いつ、どこを日陰にしたいのか」

まで考えると、かなり話が変わってきます。

シャッター付きの窓でも検討できる?

既存住宅では、掃き出し窓の上にシャッターボックスが付いていることも多いですよね。

そこで、

「シャッターがある家では付けられないのでは?」

という疑問も出てきます。

実際には、シャッターボックスがあるから即NGというわけではありません。

ただし、

シャッターボックスの上にどれだけスペースがあるか。

軒との距離はどうか。

雨どいなどと干渉しないか。

本体をきちんと固定できる場所があるか。

このあたりを確認する必要があります。

見た目の空き寸法だけでは判断できないところが、後付けリフォームの難しいところでもあります。

強風や雨の日はどうするのか

もう一つ、設置前に知っておきたいのが天候との付き合い方です。

オーニングは屋外に張り出して使用するため、強風や突風が予想されるときには収納しておく必要があります。

雨についても、条件を満たした範囲では使用できる場合がありますが、

「雨の日もずっと出しっぱなしにしておけばいい」

というものではありません。

屋外商品だからこそ、設置した後にどう使うのかも商品選びの一部です。

電動式やセンサーを利用できる仕様もありますが、それだけに任せきるのではなく、天候を見ながら早めに収納するという考え方は必要です。

いきなり現地調査ではなく、まず写真や図面から考える

こうした話をすると、

「結局、家まで見てもらわなければ何も分からないの?」

と思うかもしれません。

必ずしもそうとは限りません。

設置したい場所の写真。

窓から軒までが分かる写真。

建物全体が分かる写真。

建築時の図面。

こうした資料があれば、先に整理できることがあります。

壁付けを検討できそうなのか。

独立フレームの方が向いていそうなのか。

何が分からないのか。

そして、本当に現地で確認しなければならないのはどこなのか。

最初から全部を現地で考えるのではなく、机上で分かることと現地でしか分からないことを分ける。

後付けリフォームでは、この進め方も大切だと思います。

「付けられるか」より「どう使いたいか」から考えてみる

彩風を検討するとき、最初の質問はどうしても、

「うちにも付けられますか?」

になりがちです。

もちろん、それは重要です。

ただ、その一歩前に、

「なぜ彩風が欲しいのか」

を考えてみると選びやすくなります。

室内への日差しを減らしたい。

テラスに日陰をつくりたい。

夏でも庭へ出やすくしたい。

西日がつらい。

目的が違えば、必要な位置や出幅、操作方法も変わります。

商品を先に決めて住宅へ合わせるのではなく、

暮らしの困りごと

欲しい日陰

設置場所

住宅の条件

取り付け方法

という順番で考えてみる。

その方が、設置した後の「思っていたのと違った」を減らせるはずです。

まとめ

LIXIL彩風は、条件が合えば既存住宅でも後付けを検討できます。

ただし、

「壁に付けられるか」

だけで判断する商品ではありません。

壁付けにするのか、独立フレームにするのか。

窓やシャッターボックス、軒との位置関係はどうか。

どの時間帯に、どこまで日陰をつくりたいのか。

人の動きを邪魔しないか。

強風や雨の日にはどう使うのか。

こうしたことを一つずつ整理して、初めて自宅に合った選択肢が見えてきます。

LIXIL彩風の壁付けと独立フレームの違いや、後付け前に確認したい条件については、こちらでさらに詳しくまとめています。

「オーニングを付けたいけれど、自宅の場合はどうなんだろう?」

そんなときは、まず設置したい場所の写真や図面を用意するところから始めてみると、話を整理しやすくなります。

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