金沢散策日記~第三章~
金沢行きが決まったとき俺は3つの場所に行こうと思った。
1つは妙立寺(忍者寺)、2つ目は兼六園、3つ目は21世紀美術館だった。
金沢に行きたいなという話は以前から度々していたのだがその度に母から
「金沢なら忍者寺やろ。」
と言われていた。加賀藩のお殿様が敵に襲われた際に隠れるための仕掛けがたくさん施されておりガイドさんの解説が楽しかったそうだ。
兼六園は自分の中で金沢と言えば兼六園というイメージがあったことや庭園を見るのが俺は好きなため「日本3名園」の1つである兼六園は行かなければならないと思っていた。
最後の21世紀美術館は友人に金沢のポケモンマンホールが21世紀美術館にあると聞いていたため訪れようと考えていた。
金沢駅を出発し忍者寺まで歩いた。だいたい1キロを10分くらいで歩くので50分程度でついたため5キロほど離れていたのだろう。その道中川を越えたのだが雪が積もった河原と川の白と青のコントラストを見ることができて俺はこれだけで散策した価値があったなと思った。
後日学生時代金沢に住んでいたことがあると言う叔父に忍者寺を訪れたことを話したが叔父は
「川の向こう側に言ったことないけど駅からだと遠くない?」
と俺に尋ねた。後に調べて気づいたのだが金沢平野は手取川や浅野川、大聖寺川などが流れており駅などがある中心部は三角州となっているのだ。
川と川に挟まれた地域に大きな街があるのはすごいなと感じたが元々は前田家加賀百万石のお城があったような地域である。川と海に囲まれたこの場所は天然の要塞の役割を果たしたのだろう。
川を越えてしばらくしたら目的地である忍者寺に到着した。
母の話を聞いていて楽しみにしていた俺は忍者寺に到着した際「ようやく来られた楽しむぞ!」と思っていた。
忍者寺の外観を撮影し前田家の家紋の写真を撮りいよいよ中に入ろうとしたその時俺はある張り紙にようやく気がついた。
「本日は道内修理のため、
拝観をお休みしております。
境内への立ち入りもご遠慮ください。
妙立寺」
一瞬その文言に俺は面食らったがその言葉の意味を完全に理解した時には次どこに行くかと言うことを考えていた。
「せっかくここまで歩いてきたけどお休みなら仕方が無い石川県立図書館に行こう」と。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
次回は7年前に俺が書いた小説?「ホタル」(有料)を投稿予定です。つたない文章だと思いますが無料部分を読んで気に入ったという方は是非購入して読んでみてください。
よろしくお願いします。
