昼下がりの瞼下がり
月曜日の昼下がり。
やっと乗り切った午前の仕事に、ご褒美のお昼ご飯。
週初めの気だるさに、睡魔が混ざり合う時間帯。
火曜日の昼下がり。
遠い山頂を見つめながら、儚い夢に身を投じる。
少しずつエンジンがかかってきたところに容赦なく襲いかかる眠気。
水曜日の昼下がり。
だんだん山頂が近づいてきた。
折り返しという事実だけで湧いてくるやる気と、いつも変わらずやってくるまどろみ。
木曜日の昼下がり。
もう頂は見えている。
珈琲を口に含み、香りを充満させるが、この重い瞼には敵わない。
金曜日の昼下がり。
半分お休み気分、もう半分は、来週の月曜日の自分を楽にしたいという気持ち。
窓から差し込む午後の光は、私を暖かく包んで逃さない。
土曜日の昼下がり。
頂に着きました。
1週間の疲れと、明日もお休みだという嬉しさが、私の身体をソファに沈める。
日曜日の昼下がり。
今日が終わってほしくないという気持ちと、それでもまだ陽があるという余裕さ。
相反する感情を一度に胸に抱いた時の少しの心地悪さと、それでも大好きなこの陽だまり。
fin
こちらのお題です!
