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印象に残ったゲーム・2024年2Q版

皆様おはようございます、こんにちは、こんばんは!
「趣味はボードゲーム」と…まだ大っぴらに言えてないシャイおやじ 笑、
18toyaこと冬夜です。
本記事を読んでいただきありがとうございます。

さて、今回は前回に続き2024年に自分的インパクトを受けたゲームのご紹介、その第2四半期分になります。前回の記事はこちら↓

前回同様、「その時期にリリースされた作品さんたち」という意味ではなく、「その時期に遊んで、自分にインパクトを残した作品さんたち」という括りです。

4〜6月のインパクトさんたちはこちら!


モジョ

このシーズン、私的には小箱の豊作期だったが、そんな中でもモジョは一番「驚きを感じた」ゲームだった。

最初はBGAの基本ルールで7人?8人?で遊び、「まぁ、こんなものかな…」と言う空気感で終了解散の雰囲気になった。しかし、選択ルールがあるのを見つけて「ついでにこれもやってみる?」と遊んだところ、みんな「えっ、何これ何これ!?」「うわ、面白くないですか?」と衝撃を受けた模様。

正直、選択ルールを試す前に解散しなくて良かった。評価がすごく変わった。

基本ルールだと、まぁ大人数で遊べるパーティーゲーかな?程度の印象だったが、選択ルールを入れるとゲーマーでも楽しめる戦略ゲームに早変わり!とは言え大人数で遊べばどうしてもパーティー風味は絶対出てくるが、それにしてもゲーマーは最初から選択ルールを入れた方が絶対良いと断言できる。

「二つの捨て札山」ルールはお勧め!!

なお、より詳細な説明についてはボドゲーマさんにレビューを投稿しているので、良ければ合わせてご覧いただきたい。


カバンガ

続いて、これも豊作小箱のうちの一つ。やることはシンプル、4色のカードのうち1枚を出していって手札を全て出し尽くせば勝ちのゴーアウト。

なのだが、各色には2箇所のカード出し場があり、今自分が出したカードと、同色のもう一つの数字の間の数字を持っている人は「カバンガ!」と言いながらカードを捨てることができる。そしてカバンガをさせてしまった人はカバンガされた枚数分、山札からカードを引いて手札に入れなければならない。

ゴーアウトで手札が増えるのは明らかに辛いので、基本的にはできるだけカバンガをさせないようにカードを出していきたい訳だが、まぁーそうそう良い手札は続かない。そうなると「うわー苦しい!誰か、私以外の誰か力尽きろ!何かカバンガできるの出せ!」と心から願う訳でw

洗面器ゲーにロシアンルーレットをぶち込んだかのような耐久&突然死のゲーム。ルール自体も分かってしまえば簡単なのでゲーム初心者とも遊ぶことができ、ワイワイできる良きパーティーゲームだった。


バールバラ

またまた良き小箱シリーズ。入札によるセットコレクション。

各プレイヤーが持つカード1〜12を裏向きで出しオープン。小さい数字の人から順に人数分並んだ地形カードを取る。地形は「序盤は弱いが後半は強い地形」「偶数揃えたら得点がもらえる山岳」「たくさんの種類の地形を集めると強い村」など、組み合わせで色々な高得点の取り方があるため、捲り運も加わって悩ましい!

入札に使う1〜12のカードも、地形を早く選択できる1や2はカード効果が弱く、逆に10〜12あたりはカードを取れる順は遅くなるもののカード効果自体が強いので、どういう順番で出すかも悩みどころ。とは言え9ラウンド、つまり9回カードを出すだけでゲームが終わるので慣れると本当にサクサク進む。

派手な展開はなく、割と渋めのゲームだが、渋好きはじんわり楽しめるんじゃないかな。今年はリリースされたゲーム量がえげつなかったので本作もやや埋もれ気味だけど、本作はBGAでも遊べるので未プレイの渋好きの方は一度お試しあれ。


ミノダイス

カードでは無くダイスで遊ぶトリックテイキング
…というと1Qで紹介した「ノコスダイスみたいな感じ?」と思われるかもしれないが、さにあらず。トリテというと厳密な計算とカウンティング、みたいなイメージがあるが、本作はむしろ破茶滅茶なパーティーゲー感溢るるゲームだ!

まず基本的なルールはトリテの名作・スカルキングに似ており、ラウンド数に等しいダイスを衝立ての裏に隠し、最初にグーで手を出して「ヨーホーホー」ならぬ「グラ・グラ・グラウル!」で勝てると思うトリック数を同時にビッドする。

その後、マストフォローのトリックテイクでリードダイスと同じ色のダイスを持っていれば同じダイスを、違えば任意のダイスを投げるが、これらのダイスは振って目が出るまでどんな数字になるのか分からないのがミソ。

例えば最も弱い灰色のダイスは3/6(6分の3)が白旗、2/6が1とかなりの確率で負けるが、1/67とかなり強い部類の目がある。一方で基本的に最強の茶色ダイスはミノタウロスが4/6で出て、マーメイドが来ない限りは必勝の目なのだが、2/6は白旗で絶対負ける。何が起こるか、察しの良い諸兄諸姉ならお分かりの事だろうw

そんな訳で、「負けるつもりが灰色で7を出してしまい想定外の勝利」とか「必勝のつもりで取っておいた茶色を振ったら白旗が出て膝から崩れ落ちる」とか、まぁパーティゲーム的に「場が沸く」ことが多く、気軽に遊べる。ダイスも可愛くて写真も映える。

予測不能な結果が苦手なタイプのプレイヤーにはちょっとNFMかもしれないが、ワイワイしたノリも嫌いじゃないぜ!という方にはオススメできる一作だ。


デックローグ🥉

スレスパ風ソロゲーム。雑魚敵を倒してボスに挑み、全ての敵を倒し尽くせ!

基本的なシステムはデッキ構築。敵を倒した時に報酬として3枚のカードをランダム引きし、そのうち1枚を手札に加える。これを繰り返してデッキを徐々に強くしていく訳だが、カード同士でお互いにシナジーがあるカードの組み合わせがありつつも(例:カードを手札から捨てることで強い魔法を打てるカードと、他のカード効果で捨てられる事により自分のライフを回復するカード 等)、これらを上手く引けるかは運次第。この乗るか反るか感が良い!アルファブレード+ベータシールドはロマンだけどやっぱり狙いたくなるよね!? 笑

幸い、本作の箱を開けてからゲームを始めるまでが非常に手早いうえに、1プレイあたりのテンポもキビキビと進むため1回上手くいかなくても「もう1回挑戦だ!」という気持ちになりやすい。

スレスパ・デジタル版を忠実にアナログで再現しようとしたのが「スレイザスパイア・ザ・ボードゲーム」だとすれば、こちらはスレスパの根幹とテンポ感をアナログに再現しようとした意欲作と感じた。

なお、本作についてはボドゲーマさんに、より詳細なレビューを投稿しているので、気になる方はこちらも合わせてご覧いただきたい。


イーオンズエンド🥈

デッキ構築系協力ゲームの名作として名高い本作、恥ずかしながら2024年2Qに初プレイだった。結論、これは流石の名作!人気が出たのも頷ける。

ネメシス対魔法使いの決戦。魔法使いはグレイブホールドと呼ばれる砦を守りながら自分たちも死なないように立ち回り、強大なボス敵・ネメシスと戦う。基本セットではネメシスは4種、レイジボーン、攻殻の女王、暴食の公子、歪んだ仮面。攻撃の仕方も本体の特殊能力も生み出すザコ敵(ミニオン)もそれぞれまるで違う。

ザコ敵はグレイブホールドを攻撃したり、さまざまな不利益を生み出すので無視する訳にもいかないが、勝利条件はあくまでネメシス本体を倒すことなので、あまり寄り道もしたくない。ここら辺の塩梅がいい具合に悩ましく、辛い場面を何度も乗り切らなければ勝利を掴めない。

デッキ構築も、使用および購入したカードが捨て札に行ったのち、山札が尽きた時に捨て札をシャッフルしないで全体をそのままひっくり返し山札にするという点が面白い。どういう順番で使用/購入しようか、という戦略性が出てくる。
デックローグやスレスパと異なり、購入できる宝石やスペルは「サプライ」として見えている中から入手するため、ある程度コンボや動きを想定してデッキを構築できるのも、また違った魅力。コンボを自分の意思で作れる点はドミニオンに似ているかも。

ソロで擬似2人戦(2キャラ使用)を試したが、各魔法使いとネメシスがそれぞれ2回行動ずつでバランスが非常に良いと感じた。3人戦や4人戦で「これ難しすぎない?」と思ってプレイをやめてしまった方がいたら、ぜひ2人戦、またはソロの擬似2人戦で再チャレンジしてみて欲しい。きっと良い勝負ができるはず。

ちなみに、大ダメージを出してスッキリしたい私はカディア推しですw


スレイ・ザ・スパイア:ザ・ボードゲーム🥇

私が所蔵してるゲームではないが、2Qの王者としては本作以外には無いだろう。

まず最初に驚いたのはその再現度。デジタルゲームのスレスパをアナログに落とし込む上で100%そのままとはいかないものの、改変された部分についても「アナログ化するなら、まぁそうか」と思える納得感があり相当な完成度の高さ。

更にプレイを通して驚いたのは複数人プレイへの対応。元々ソロプレイ用のためどのようにバランス調整がなされるのかと思っていたが、各プレイヤーの前に出てきたミニオンをそれぞれ担当制で倒す必要がありつつも(生かしておくとダメージを受けてしまうため)、自分の担当分が終わったら他のプレイヤーの援護に回ることができる。これを活かして、危険なミニオンに全員の攻撃を集中させるなど、複数人ならではのプレイで戦闘を有利に運べるのが斬新で、デジタルでは味わえない醍醐味だった。

成長についても、デジタル版では攻撃も防御も補助効果も全て自分で賄う必要があったため、あまり尖ったキャラクターにすると途中でつまづく場合もあったが、複数人プレイなら役割を分担することができるため、各自のデッキをある程度偏らせても全体でバランスが取れていれば意外と凌げる。

逆にこうした「特化型」が作りやすいという側面も考慮してか、デジタル版から効果がマイルドになったり調整されているカードもあるので、デジタル版そのままの考え方で望むとイメージと少し違う動きになる場合もあるが、こうした微妙な調整を紐解きながら遊んでいくのも楽しみの一つ。

ゲームを終えた後、私は「これはデジタルから飛び出した、もう一つのあるべきスレイ・ザ・スパイアだった」と感じた。協力ゲームとしてしっかり調整された、「スレイ・ザ・スパイア」の名を冠するに相応しい大作と言えるだろう。

1つだけ気になったのは通しで遊んだ時のプレイ時間。人数によるものの、最低でも3〜4時間は必要だ。しかし遊んでる最中に冗長と感じる事は全く無いので長時間であることへの心配は無用だ。安心してスレスパの世界に浸りきろう。


特別賞:スレイ・ザ・スパイア

2Q王者のスレスパボードゲームを楽しめたのは事前に本家(デジタル版)を遊べていた影響が大きいことも考慮に入れ、本家・デジタル版スレスパを2Qの特別賞に挙げたい。

本作はたくさんのフォロワー(類似ゲーム)を生み出したデッキ構築✖︎ローグライクの草分け的ゲーム。とにかくデッキ構築が楽しい!ただし「ゲームそのものの骨格」は極めてボードゲームやカードゲームのそれでありながら、デッキ山が尽きた時のオートシャッフル、自分や相手のステータス(バフ・デバフ)確認、レリックの効果確認、デッキ山に含まれるカードの確認など、随所に「痒い所に手が届く」デジタル化の恩恵が施されている。

今やボードゲームの作品のデジタル化というのは珍しい話ではなく、様々なボドゲアプリが存在するし、BGAやyucataなどブラウザでも遊べるサイトも人気を博している。しかしこうした中でもスレスパは「極めて高度にデジタルと融合したボードゲーム」であると感じた。「デジタル技術によってとことん快適にプレイできるようチューンされたソロボドゲ」が面白く無いわけがない!

未プレイのボードゲーム勢の方は本作、または2025リリース予定のスレスパ2をぜひ遊んでみて欲しい。

ちなみに、スレスパについては本note上でも記事を書いているので、ここまで読んでもまだ遊んでみようかどうしようか悩んでいる方は、是非併せてご一読いただき、沼に嵌っていただきたい! 笑


以上です!
このように2Qのインパクトさんを並べてみると、スレスパが私のゲーム環境を席巻していた時期だったということがはっきりクッキリ見えましたね!
これが3Qではどう推移していくのか。続きは次回以降で^^

皆様の推しゲームもぜひコメント等で教えてもらえると幸いです!

最後までお読みいただいてありがとうございました。皆様の良きボドゲライフに貢献できたら何よりです♪

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