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強みは、どう見つけ、どう育てていくのか

弊社のHPで公開している「小さな会社のためのブランディングの基本100」、
年が変わると、「今年は何を伸ばそうか」と考えたくなります。ということで、1月は「強みの発見と徹底活用」について考えてみました。

書きながら、感じたのは、強みは自社の内側だけで完結しない、ということです。育てること、翻訳すること、平均から一歩ずれること。そんなヒントを、順番に紹介しています。

強みとは何か?答えはいつもお客さんが知っている:1月5日

この記事では、「強みは自分たちで決めるものではなく、選んでくれたお客さんの中にある」という考え方を整理しました。どんなに良いと思っている特徴でも、それが選ばれる理由になっていなければ、強みとは言えません。

補足しておくと、ここで言いたかったのは「お客さんの言いなりになる」という意味ではありません。なぜ選ばれたのかを丁寧にたどることが、強み探しの出発点になる、ということです。

強みは、特徴を育てた先に生まれる(1月12日)

次の記事では、「強みがない」と感じている会社の多くは、実は特徴を持っているという話を書きました。問題は、その特徴をどう扱えばいいのかが整理できていないことです。

特徴は、そのままでは強みになりません。誰にとって価値があるのか、どんな切り口で伝えるのかを考え、育てていくことで、はじめて強みとして機能します。

強みは、顧客の頭の中で完成する(1月19日)

この記事では、特徴や取り組みが、顧客の中でどう受け止められているかに視点を移しました。社内でどれだけ意味づけをしても、それが顧客の価値になっていなければ、強みとは言えません。

たとえば「駐車場が広い」という事実も、顧客にとっては「安心して立ち寄れる」「急いでいても大丈夫」という価値に翻訳されます。強みは、会社の中ではなく、顧客の頭の中で完成するという前提に立つことが大切です。

平均との違いに、強みのヒントがある(1月26日)

この記事では、強み探しに行き詰まったときの視点として、「平均との違い」を取り上げました。業界の平均や、世の中の標準と比べて、少しズレているところはないか。そのズレこそが、強みのヒントになることがあります。

平均に近づくと安心感は出ますが、同時に埋もれやすくなります。選ばれる理由は、たいてい平均の外側にあります。自分たちがどこで平均から外れているのかを見つめ直すことは、強みを考えるうえで有効です。

1月のまとめとして

1月の記事を通して伝えたかったのは、強みは一つの答えを見つけて終わるものではない、ということです。

・選ばれた理由をたどる
・特徴を育てる
・顧客視点で翻訳する
・平均との差を見る

この積み重ねの中で、少しずつ輪郭が見えてきます。強み探しに悩んでいる方は、1月の記事を行き来しながら、自社に当てはめて読んでいただければと思います。

ただ、強みは一度言語化して終わるものではありません。現場では、「これは強みと言っていいのだろうか」「顧客視点で考えているつもりが、いつのまにか内向きに戻っている」、そんな迷いが、繰り返し出てきます。

こうした問いは、急いで答えを出すよりも、行き来しながら考え続けるほうが、結果的に深まります。

クエストリーの「ブランディングクラブ」は、そうした思考の行き来を支える場として運営しています。関心のある方は、下記のサイトをご覧になってみてください。


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