"仕事が遅い"と言われ続けた私が、定時で帰れるようになった怠け者の段取り術
― 要領が悪いまま、頑張らずに残業をゼロにした全記録
第0章|はじめに:これは「デキる人になる方法」ではありません
先に言っておきますね。これ、要領が悪い人間が書いた体験談です。仕事ができる人の効率術じゃありません。
世の中の時短記事って、だいたい「優秀な人がさらに速くなる方法」なんですよ。ショートカットキーを覚えろ、タスクを優先度で並べろ、朝のうちに重要な仕事を…って。いや、それができたら最初から苦労してないんですよ。私はそれができない側の人間でした。
なのでこの記事、「デキる人になりましょう」とは一回も言いません。むしろ逆。要領が悪い自分はそのままで、いかに頑張らずに早く帰るか。それだけに絞った話です。
同じように「自分だけ仕事が遅い」「みんな帰ってるのに自分だけ残ってる」って落ち込んでる人に、ちょっとでもラクになってもらえたら。そう思って書きました。
第1章|定時で帰る同僚を横目に、今日も最後にオフィスの電気を消した
「お先でーす」
夕方、隣の席の同僚が、サッと帰っていく。デスクはきれいに片付いてて、なんなら今日もちょっと余裕すらある感じ。私はというと、画面に開きっぱなしの資料を前に、「いや、なんで?」って思ってる。だって、振られた仕事の量、そんなに変わらないはずなのに。
同じ仕事をやっても、私は人の倍時間がかかる。資料一つ作るのにも、あれこれ悩んで、手が止まって、気づいたら夕方。みんなが帰り始める頃に、ようやくエンジンがかかる。で、毎晩、最後にオフィスの電気を消して帰るのは私。
つらいのは、残業して頑張ってるのに、評価はされないことでした。「頑張ってるね」じゃなくて「あの人、仕事遅いよね」。むしろマイナス。残業代はつくけど、そんなの全然うれしくない。失った時間と自尊心のほうがずっとデカい。
「自分は仕事ができない人間なんだ」って、本気で思ってました。今これ読みながら「電気消して帰る側、わかる」って思ったなら、この先たぶん役に立ちます。
第2章|半年後、残業が月45時間から"ほぼゼロ"になった
結論から、ちょっとだけ見せますね。
あることを変えてから半年で、私の働き方はこう変わりました。
残業:月45時間くらい → ほぼゼロ(多い月でも5時間以内)
帰宅時刻:21時すぎが当たり前 → 18時台に帰れる
残業代は減りました。でも、夜の時間が戻ったことのほうが、比べ物にならないくらい大きかった
意外だったのが、評価。「遅い人」だったのが、いつの間にか「ちゃんと終わらせて帰る人」に見られるようになった
ここ大事なんですけど。私、仕事が速くなったわけじゃないんです。今でも要領は悪い。頭の回転が急に良くなったわけでも、すごいスキルを身につけたわけでもない。要領が悪いまま、なのに早く帰れるようになった。
じゃあ何を変えたのか。その前に、どうしても言いたいことがあって。
第3章|「効率化のコツ」を100個試して、1個も続かなかった理由
私、効率化のために、ほんとに何でも試したんですよ。
ショートカットキーを一覧で印刷して貼った。タスク管理アプリも片っ端から入れた。「重要なことから片付ける」っていう本も読んだ。ポモドーロ・テクニックっていう25分集中法もやった。朝早く来て仕事する朝活も。
でも、どれも続かなかった。1個も。
なんでだろうって、ずっと考えてました。で、ある時わかったんです。世の中の効率術って、全部「もともと要領がいい人」が前提なんですよ。優先順位をパッと判断できる人、サッと決断できる人、集中が続く人。そういう人がさらに速くなるための技術。
私みたいに、優先順位を考えるだけで30分悩む、決断できずに手が止まる、集中がすぐ切れる人間には、土台が合ってなかった。優秀な人の靴を無理やり履こうとして、毎回靴擦れ起こしてた感じ。
だから、考え方を変えました。要領が悪い自分を「変える」のをやめた。その代わり、要領が悪いままでも回るように、仕事の"やり方の順番"だけを変えたんです。そしたら、初めて続いた。残業が減ったのは、私が変わったからじゃなくて、やり方を変えたからでした。
具体的に何をしたのか。ここから全部書きます。
🔒 ここから先は有料パートです
ここから先は、要領が悪いままだった私が、頑張らずに残業をゼロにした具体的な段取りの全部です。新しいスキルも気合いも要りません。明日の朝、デスクでそのまま試せることばかりです。
続きの中身、こんな感じです。
第4章|まず「自分は仕事が遅い」を受け入れたら、逆に速くなった └ 全部の土台。速くなろうとするのをやめたら、なぜか速くなった話
第5章|段取り①:朝イチの10分で「今日はやらないこと」を決める └ ToDoを増やすんじゃなく、捨てる。溢れる人向けの引き算術
第6章|段取り②:「完璧にやろう」をやめて、6割で出す練習 └ 要領が悪い人が時間を溶かす最大の原因。怒られた失敗込みで
第7章|段取り③:割り込みと「ちょっといい?」から自分を守る └ 話しかけられにくくする工夫と、頼まれごとの捌き方・断り方の台本
第8章|半年でこう変わった|時間・気持ち・評価の記録 └ 続けたくなる「ごほうび」が、ちゃんとあります
第9章|今日から始める「定時退社・段取りシート」 └ 読み終わったらそのまま書き込める、行動用テンプレ付き
特に第6章、これが私の残業を一番減らしたやつです。要領が悪い人って、だいたいここで時間を溶かしてる。私もそうでした。気になりますよね。続き、書いてきます。
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