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arika7
LOVE怪談 (バレエショートショート)
藍はシンデレラ役に抜擢された。バレエ以外の演技があって難しい。特にシンデレラが鐘の音を聞いて慌てて階段をおりるシーン。
階段は5段ほど。本番ではガラスの靴を先に階段の途中で置く。ライトはシンデレラの顔だけに当たる。しかし階段をおりた後、靴が脱げたのがわかり階段を見上げる。その時に靴にもライトが当たる。
…だからね、プリンセスらしくおりて。王子が片方の靴を持って探し出す価値があると思わせる。同時に観客にも相思相愛であることがわかるように
藍はもう午後から五十回ぐらい階段を下りる練習をした。その直前まで王子と舞踏会で踊るパドドゥのレッスンが三時間もあった。だが弱音は吐かぬ。この役をやりたい人は大勢いる。絶対に誰にも渡せない。
…だからね。そんな怖い顔をしておりるのはやめて
注意する振付師の顔の方が怖い。藍は愛、それはラブ。階段は怪談。あら、やだ。ラブな怪談が怖いなんて何を考えているのかしら、疲れすぎて思考がぐちゃぐちゃだ。でもやる。
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たらはかにさまの企画に参加中です。
今週のお題は「LOVE怪談」 です。
階段を舞台に設置するかどうかはバレエ団やバレエスクールによって違います。シンデレラが帰るときは階段を上がって行くバージョンと、下りていくバージョンがあります。時には階段ナシの場合も。いろいろです。
下記の動画は階段シーンなし、落とすのはガラスの靴でなくトウシューズ! わかりやすくていいですね。(約3分)
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