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snafu_2020
恋花粉 (バレエショートショート)
藍たちは、夏の発表会に「真夏の夜の夢」を上演する。なので猛練習中だ。妖精王オベロンはなんと井伊野。そして、妖精パックが藍だ。
藍は、井伊野に命じられて魔法の花を手に入れるシーンを踊るが、さっきから鼻がおかしい。手にもった魔法の花を近づけると、くしゃみがとまらない。しかも周囲にいた妖精役たち全員に伝染した。
井伊野が皆の様子を見て大笑いする。
「せっかく道端の花を摘んできてやったのにバレリーナがそうだと舞台にならないよ~それはそれで面白いけど」
そのセリフで全員が怒った。このクラスの中では井伊野が一番下手だし、花のせいで舞台が台無しになりかねない。過去に井伊野がやらかした失敗を皆覚えている。そもそもこの花はまぶたに触れてから最初に目にした人に恋をする設定だ。花粉症を発症させるなぞもってのほか。
皆の突き上げで井伊野を抜擢した先生も呆れて降板と出禁にした。妖精王は別の人になるが井伊野以下はありえないので藍たちは納得している。
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たらはかにさまの企画に参加中です。
今週のお題は「恋花粉」
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