気分はビートルズ48 「BのDNA」その2 luvis「Higher」〜イントロで“ノルウェーの森”が香る新世代SSW(シンガーソングライター)のビートルズDNA〜
BのDNA 2回目は、 luvis(ルヴィス)の「Higher」
今回はluvis(ルヴィス)の「Higher」(2024年リリース)を紹介します。
公式ミュージックビデオを再生してイントロのギターが鳴った瞬間、多くの人が「あっ…!」と反応するはずです。
ビートルズの「ノルウェーの森」の香りが漂ってくるのです。
luvisってどんなアーティスト?
luvisは京都出身のシンガーソングライターです。
ジャズ、ソウル、UK/USオルタナ、フォークなど幅広い音楽から影響を受け、温かみのあるサウンドと、独特の歌声が魅力。海外でも注目を集めている若手アーティストです。
「Higher」のビートルズテイストは?
この曲の最大のポイントは、いきなり聞こえてくるギターのアルペジオです。
誰もが、これ、ビートルズの「ノルウェーの森」でしょ?と思います。「ノルウェーの森」の冒頭に登場するシタール風の響きや、静かなのに不思議な浮遊感を現代のエレクトリックギターで再現したような雰囲気があります。
(リリースされるとXなどでも「ノルウェーの森オマージュ」「ビートルズっぽい」と話題になりました)
サビでは爽快な疾走感
サビに入ると、テンポが上がって一気にノリノリになります。UKやUSのオルタナティブロック(少し尖ったロック)の影響を感じさせるキャッチーなメロディーで、聴いていて思わず体が動くような明るさと勢いです。
ビートルズの中期〜後期のような、「覚えやすいポップなメロディー」と、少し冒険的な音の組み合わせで、聴き心地が最高です。
作品のテーマは「心の花」を高く咲かせる、ということ。
luvis本人のコメントです。
人は悲しみや苦しみといったブルーな感情を経て、心の中に花を持つと思っています。心の中にある花は、誰も摘むことができないとても高い場所(次元)に咲く花であってほしい
まさに「Higher」というタイトル通り、感情を昇華させるポジティブなメッセージソングです。
映像はこちら:
luvis - Higher (Official Music Video)
• Spincoaster公式チャンネル投稿
まとめ
一回目のドリカム「琥珀の月」が90年代J-Popにビートルズの「アレンジ力・展開力」を取り入れた例なら、
今回の luvis「Higher」は2020年代のインディー/オルタナシーンで「ビートルズの香り」を自然に現代解釈した好例と言えます。
時代を超えて受け継がれるビートルズのDNAが感じられます。
第二弾はどうでしたか?
他に「この曲もビートルズっぽい!」というおすすめがあれば教えてください。
次回もビートルズの香り、BのDNAを探していきましょう。
参考出典はこちら
(2024年8月28日発信の記事です。)Spincoasterは株式会社Spincoasterが運営する日本の音楽メディアおよび音楽テクノロジー企業で、国内外のインディー・オルタナティブ・ミュージックを中心に、新鋭アーチストの情報を発信しています。
