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ママ友の世界で気づいたこと。どうでもいい人に心を振り回されない

「ママ友に陰口を言われているかもしれない。」

そう思うだけで苦しくなる人は少なくありません。

でも私は、今はほとんど気にならなくなりました。

私は子どもの幼稚園の保護者会に入っています。

人数は10〜20人ほどで、幼稚園の行事を企画したり、運動会や遠足で配る景品やお菓子を準備したりする活動です。

みんなで協力しながら作業をする時間は和気あいあいとしていて、とても楽しいものです。

「もう大人なんだから、学生時代のような女子特有の人間関係とは違うんだろうな」

最初はそんなふうに思っていました。

でも、その考えは少し違っていました。

ある一人のママさんが、仕事との両立で保護者会に参加できないことが続いたときのことです。

「仕事優先で保護者会に出てこられないなら、最初から入らなければいいのに。」

「あんなんで仕事なんてできるの?」

そんな言葉が、その人のいないところで飛び交っていました。

一人が言い始めると、周りもそれに乗っかるように話が盛り上がっていく。

その様子を見て、「やっぱり女性が集まると、こういうことはあるんだな」と感じました。

その人だけではありません。

別のママさんのことも、

「仕事が遅い。」

「要領が悪い。」

「頭が悪いから仕方ないよね。」

そんな話を耳にすることが何度もありました。

保護者会メンバー数人でランチへ行くと、必ず誰かが話題になります。

そして、その内容はたいてい良い話ではありません。

本人があまり知られたくないようなプライベートまで、何のためらいもなく話されてしまうこともあります。

だから、「きっと私も、いないところでは何か言われているんだろうな」と思いながら過ごしています。

でも、不思議と気になりません。

むしろ、この環境なら誰かが陰で何か言われているのは珍しいことではない、とさえ思っています。

もし私が陰口を言われていたとしても、知らないところで仲間外れにされていたとしても、それほどショックは受けません。

なぜかというと、相手をよく見たうえで、
「私が心から大切にしたい相手ではない」と判断しているからです。

言い方は少し冷たく聞こえるかもしれませんが、私にとっては「どうでもいい人」ということです。

どうでもいい人に何か言われたり、何かされたりして、そのたびに落ち込んだり怒ったりしていたら、自分の心がもたなくなります。

どうでもいいことに振り回され続けると、自分まで同じ土俵に立ってしまう。

私は、それだけは避けたいと思っています。

もちろん、「どうでもいい人」と言っても、「嫌いな人」という意味ではありません。

育児の話をするのは楽しいですし、子どものことをかわいがってくれたり、親切にしてくれたりする人もたくさんいます。

だから嫌いではない。

でも、人の悪口や噂話を楽しむ姿を見ると、心から好きとも思えません。

だから、必要以上に心を開くことはありません。

私は、人の悪口や愚痴そのものを否定するつもりはありません。

誰にでも苦手な人はいますし、信頼できる友人同士で本音を話すことで気持ちが軽くなることもあります。

でもそれは、お互いをよく知り、信頼関係ができている相手との間だからこそ許されるものだと思っています。

知り合ってまだ一年ほど。

月に一、二回しか会わず、お互いのこともほとんど知らない。

そんな関係の中で、次々と誰かの悪口や噂話が始まるのを見ると、「この人たちはそういうコミュニケーションを取る人なんだな」と距離を置いて見てしまいます。


では、みんなが悪口で盛り上がっているとき、私はどうしているのでしょうか。

基本的には二つの方法です。

一つ目は、何も言わないこと。

人数が多い場であれば、それだけでも十分です。

軽くうなずくことはあっても、自分から情報を付け加えたり、積極的に同意したりはしません。

もう一つは、その人の良いところをさりげなく口にすることです。

「気が利く人なんだけどね。」

「一緒にいると楽しいんだけどね。」

そんな一言を添えるだけです。

相手をかばいたいわけでも、みんなを説得したいわけでもありません。

ただ、その場の空気を少し和らげて、自分も巻き込まれないための小さな工夫です。


そんなふうに過ごしているおかげか、今のところ保護者会では穏やかな関係を保てています。

ママ友は、学生時代からの友人とは違います。

育ってきた環境も価値観も違う。

「どうしてそんな考え方になるんだろう」と理解できない人もいます。

私は、ママ友に親友のような関係を求めてはいません。

もちろん、一緒にいて楽しい人もいます。

子どもの成長を喜び合い、育児の悩みを共有できる存在は、とても大切です。

でも、その関係は「子ども」がいてこそ生まれたもの。

だからこそ、適度な距離感を保ちながら付き合うことが、お互いにとって一番心地いいのではないかと思っています。


ただ、ママ友との付き合いで難しいのは、集団の中だけではありません。

むしろ問題となるのは、一対一で関わるときです。

集団であれば距離を保つこともできますが、一対一になるとそうはいかない場面もあります。

また、子ども同士が仲良しであれば、家族ぐるみでの交流になってしまうこともあるかと思います。

次回は、そんな「苦手なママ友」と一対一で付き合うときに、私がどんな距離感を意識しているのかを書いてみたいと思います。

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