40代転職から1年経って、答え合わせをしてみた。〜フルタイム未経験転職と管理職と小1の壁〜
春から子どもが小学生というタイミング前、2025年2月にフルタイム転職しました。あっという間に1年が経ち、転職前に悩んでたことや不安を振り返り、答え合わせをしてみます。
転職前:フルリモート、時短、フルフレックス
(社員数は片手程のスタートアップ)
転職先:フルリモート、フルタイム、固定勤務
(社員数は数百人のベンチャー)
小1の壁あった?フルタイム勤務大丈夫?
答え:小1の壁の有無は、パートナーの協力、子と学童の相性による。フルタイム転職を小学校入学の2ヶ月前にしたことで、負荷がかかる時期をズラせたのは正解だった。
転職してすぐは気持ち的に急いて余裕がないのので、子どもの転機と親の転職は被らせない方が良いです。わたしの場合は、前職で時短のフルフレックスだったのを、固定フルタイムに転職したので、生活への影響も少なくありませんでした。
2月入社後、仕事に慣れながら、9時〜18時勤務の生活スケジュールを整えました。さらに、4月に子どもが小学校入学したタイミングで生活面を再調整。2段階※で向き合ったので、"壁"というギャップはあまり感じませんでした。
※習い事の調整(平日夕方から平日夜または土日へ)、生活リズムの調整(保育園より小学校の方が朝が早い)、夕食から就寝までの流れと犬の世話など生活ルーティン系の組み直し
あと、わたしがフルタイムでもやりたい仕事であることを内定承諾前に夫に相談したことで、「ひとりで生活してるわけじゃないんだし、2人で協力すれば大丈夫じゃない?やりたいならやったらいいよ。」と、全面協力だったことも大きいです。ワンオペなら難しかったかなと想像。
そして何より、子どもが体調を崩すことがほぼなかったこと(今のところ学校皆勤賞)、学童との相性が良かったこと、は大きかったです。先輩ママさんたちから、学童イヤイヤ話はたくさん聞いてたので、学童拒否の場合はフルタイムは難しくなる可能性も覚悟していました。
でも、ありがたいことに学童大好きでお友だちと喧嘩することはもちろんあるけど、お迎え行くと帰りたくなくて嫌な顔をされるくらい馴染んでいます。ありがたい。
ま、つまりやってみないとわからない。わたしは小学生時代に不登校の時期があったので、子どもがそうなったら…を考えてフルタイム転職を悩んだこともありました。
ただ、子どもがどのくらい学校を休むのか、学童が合うのか合わないのか…そんなのわからない。わたしは、起こるか起こらないかわからないネガティブ課題は、「起こってから考える」に切り替えました。
いざそうなった時は、時短可能なポジションへの異動交渉、再転職、なんとでもなるだろうと。自分なら大丈夫、どうにかするだろうと。
結果、今のところネガ課題は起こってないですが、いつ発生するかはわからないわけで、"起こったら調整するスタンス"は変わっていません。ある意味、どんと構えてる。
フリーランスじゃなくて良かった?
答え:良かった。勤務時間や給料が決まっていることで生活や気持ちが安定すること、先読みがしやすいこと、そして社保はやはりでかい。
フリーランス経験者として、「フリーランスは働き方が自由でイージーモード」という印象は否定したいですね。少なくともフリーランスの頃のわたしは、働く量や時間のコントロールが難しかったです。夜も土日もどことなくそわそわ、メールやチャットが気になるなど気持ちが休まらない時期もありました。
一方、会社員は勤務時間が決まっているので生活のリズムを整えやすいです。仕事がなくなることへの不安(収入確保のヨミ)も抱えなくてすみ、仕事に集中できるのもメリットです。
わたしは定年まで会社にお勤めし続ける人生は考えていないので、いつかまた個人事業主に戻る予定。年齢による転職難度があがることを考えると、"今は会社員"という選択肢をとって良かったと思っています。"戦略的"会社員生活です。
40代の未経験転職、しんどくなかった?
転職活動そのものについては当時の記事にまとめてるので割愛。(こちらの記事最後に貼っておく)入社後のことにフォーカスして振り返り。
答え:仕事内容というより、カルチャーのアンラーニングや人間関係構築をゼロからやらなくちゃいけないことがしんどかったかも。
仕事は、未経験業界×未経験職種ではあったものの、これまでの経歴からピポットできる領域だったので、キャッチアップはさほど困らなかったです。(もちろん頑張りました)
しんどかったのは、組織カルチャーが異なることによる"自分の当たり前を手放す"必要があったこと、そして人間関係をゼロからつくっていく過程のもどかしさ。
会社規模が前職と大きく異なること、業界も違うことから、カルチャーギャップは感じました。自分としては当たり前なことが当たり前ではない環境の中でモヤモヤすることは多かったです。
また、自分の人となりや得意不得意を知ってもらう、周りの方の担当領域やスキルや仕事の仕方や性格を把握していく過程がややしんどかったです。新しくたくさんの方と繋がりを持つのが億劫な年齢に入ってきたのかもな…とも。世の中には、色んな人がいますよね。
このあたりのモヤっとは、結局はレイヤーをあげれば解消しやすいのかもなと感じました。入社後、いかに早く実績を出すかが肝。40代の良いところは実績さえつくればポジションをあげやすいところです。年齢や経歴を背景とした信頼は得ているので、あとは現職で実績を出せばハシゴをのぼりやすくなります。
価値発揮できることを見つけたらすぐ動く、そしてレイヤーをあげていき、やりたいことに取り組める環境を手に入れる。周りに早く自分を認めてもらうことで、ややこしい関係構築手順を回避できる可能性はありそうです。
40代で転職して良かった?
答え:転職してよかった。アラフィフの自分が今回のような1年を乗り越えられたか…と想像してみると気力体力ともに怪しいかなと思うから。
今日が人生でいちばん若い日!なわけで。今できないことや勇気が持てないことを、5年後の自分ならできるかもと望むのは厳しいと思っています。
今回の転職では、いちメンバーとして入社して1年未満で管理職となったのですが、先に入社してる若い世代からすると40代の新入社員って扱いにくいのでは…と想像してて。正直、わたしもやりづらいと感じることはありました。だから、もし今後転職するなら管理職スタートを選びます。メンバークラス転職は今回で最後かもしれません。だから良い経験でした。
話を戻しまして。もともと入社時の目標として、1年以内に事業を自分で動かせるだけの「裁量」を手に入れることを掲げていて、それは実現できました。執行役員との面談で「権力をください」と言い、笑わせた逸話も…(強者)
なので、1年前に腹を括って挑戦することを決めた自分を褒めたいですね。「飛び込んでしまえばどうにかする」そんな自分を信じた過去のわたし、偉い。
フルタイムの管理職、大丈夫?
答え:管理職の方が時間を自由に使えて働きやすいかも。残業ゼロではないがそれは自分次第なので許容範囲。
メンバーとして入社した時は、クライアントワークメインだったので自由にスケジュール構築することが難しかったです。次々とタスクがきて追いかける日々。(それはそれで楽しい)
でも、今は管理職なのでクライアントワークから離れ、頭を動かすこと、事業課題に時間を割く、他事業部との連携など、自分の裁量でスケジュールを組むことができます。
これ…かなり大きいと思っています。管理職を目指したくない方が多い印象ですが、勤務時間の使い方を自分で決められるって特権ですよ。
前職はフレックス勤務で、自分で物事の優先度を決めて時間管理できる働き方が合っていました。今は固定勤務ではあるけれど、管理職になり何に時間を割くのかの組み立ては自由という意味で同じ感覚に戻れています。
残業については管理職由来ではなくて、「自分がここまでやりたい!」ということで発生するパターンが多く、生活を脅かすほどの内容ではないです。あと、上司が勤務時間をきちっと守る方なので、時間外コミュニケーションが発生しないというありがたい環境でもあります。
管理職も、やってみて無理だったら"降りる"という選択肢をもっておくと、気持ちはかなり違うのではと思っています。やってみないとわからないわけで。やれるとこまでやってみて決めれば良い。"降りる"ことは、敗者の失敗ではなく、挑戦した勝者の選択です!
さいごに
転職には正解も不正解もないと思っています。自分だけではどうしようもない会社側の変数もあるので、正直ガチャ要素強め。ただ、それでも後悔を減らすことはできると感じています。
この1年を振り返って思う、"転職を良い体験にする"ためのポイントを3つ挙げておきます。
①できるかどうかで立ち止まらず、できる形を考え続けること。
②起こるか分からない不安に振り回されず、起きたら対処すると覚悟を持つこと。
③やってみて違ったら変えればいいと、自分の選択を一度信じて行動してみること。
40代の転職には勇気が必要です。ただ、その分、これまで積み重ねてきた経験や判断軸があります。環境も役割も変わったこの1年で得たのは、肩書き以上に「状況が変わっても、自分なりに立て直せる」という感覚でした。
転職の答えあわせとしては…「正解かどうかは分からないけれど、あの時たくさん考えて選び歩んできたことは間違っていなかった」です!
最後に、1年前の転職活動記を貼っておきます。
以上、note"6周年記念"記事でした!


