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ハッピーライティングマラソン#5「あなたは子供のころ、どんな本を読んで、何を感じましたか?」


プロローグ

2025年7月1日、第5回目のお題が出ました☺️
ハッピーライティングマラソンは、思考鍛錬の現代版寺子屋だ🎓
お題が出され、自分を俯瞰し、一段上の高い視座👀から見下ろす機会を得る☺️


「記憶は織物👘」──本棚にいた“過去のボク”

「あなたは子供のころ、どんな本を読んで、何を感じましたか?」

正直に言えば、子どもの頃、読書家だったわけではない。
通学の電車内、少し文学に触れてみた高校時代が、いわば“読書期”の入口だったと思う。

パッと思い出せるのは、日下部洋『無痛』、山本有三『路傍の石』、ダニエル・キイス『アルジャノーンに花束を』くらい──あとはぼんやり🫠

そんなボクが、お題を見て、ふと思い立って久しぶりに書店を歩いた。
入り口付近は情報やハウツーが飛び交い、その奥に、文庫本たちが静かに待っていた。

講談社、角川、幻冬舎、文春文庫──眺めて気づいた。
ボクが好んでいたのは、新潮文庫の作品ばかりだったことに。
川端康成『雪国』、島崎藤村『破壊』、村上春樹『1Q84』、三浦綾子『塩狩峠』……
まるで過去のボクがそっと並べた書棚に、ようやく今のボクが出逢い直したようだった。

そこでふと探してみたダニエル・キイス『アルジャノーンに花束を』は見つからず、スマホで検索して知った衝撃──ボクは、ずっと別の本の内容を“アルジャノーン”として覚えていた😳

それは、同じ作者による『24人のビリー・ミリガン』だった。

思い返すと、記憶がすり替わった理由には心当たりがある。
中坊の頃、後藤久美子(ゴクミ)のラジオ番組で、彼女がコーナー名に「フラワーズ・アルジャノーン」と名付けたことがきっかけだった。
ボクはちょうど『ビリー・ミリガン』を読んでいた頃で、彼女が読破した『アルジャノーンに花束を』が脳に刷り込まれた。その想いが「タイトルと内容の入れ替え」という記憶の錬金術を生んだのかもしれない🤔💭
北野武の自叙伝「たけしくん、ハイ」のヒロイン役の国民的美少女「ゴクミ」に一目惚れしていた自分にとって、心理的バイアスが掛かるのも無理もない話だ。

記憶とは、自分の“都合”に沿って再編集されるもの。

ボクにとっての記憶とは
クロノス(時系列)の中に
カイロス(主観的な意味や気付き)

を織り込んで編まれた感情の織物👘だ。

時にそれは、自分を守る“繭”となり
未来へと羽化するための準備されたフィクション🦋にもなる。

読書とは、書かれた内容以上に、「自分がどう読み替えたか」が残っていく行為、記憶で言い換えるなら、「記録」ではなく「再構成」されたものが継承されていくものなんだと☺️

そして気づく──
「読んだ本を通して、ボクはどんな自分を見てきたのか?」
「そして、なぜ今、それをまた思い出そうとしているのか?」

人は皆、『主観』という『色眼鏡』を通して世界を見ている。それが個性だ。
たとえ眼鏡を外しても、ボクの場合は、カラコン越しに見ている気がするけど🤣

#ハッピーライティングマラソン
#本田健
#わたあめの棒


【了】

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