ことしも来たよ 日本伝統工芸展
秋恒例の巡回展、日本伝統工芸展 金沢展
ことしも見に行ってきました。
日本伝統工芸展は
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門にわたって入選した作品の中から選りすぐりのものを展示する公募展です。
出品者の方々にとって晴れ舞台のような展覧会。伝統工芸のことはよくわからなくても、いろいろなジャンルの作品を間近に見られる機会なので楽しみにしていました。
〈漆芸〉
目録を見ながら、印象に残った作品を思い返すと、私は漆芸が好きなのかなと気づきました。漆のつやつやとした質感や、蒔絵など細工の繊細さに惹かれます。
入選作品は公式HPにも掲載されています。
・乾漆六弁輪花盛器
伴野 崇さん
花の形の漆器なのですが、ぱっと花が咲いたような、きれいな形と鮮やかな朱色が好きです。
・沈金像嵌宝石箱「希海」
水尻 清甫さん
沈金で能登の海を表現した作品でした。
沈金
刀で漆面に文様をつけ、凹部に漆を摺込み、金箔や銀箔を綿で押し込む技法。中国で伝わり、日本では輪島でさかん。
間近で見ると線の細やかさが印象的で、すごく丁寧に作られた力作なんだろうなと思いました。
〈陶芸〉
目に入った瞬間ビビッときました。去年素敵だなと思った方の作品が、ことしも展示されていたからです。
・積層練込鉢「花あわい」
金田 萌永さん
やわらかいパステルブルーの色合いとかわいらしい花モチーフがとっても私の好みです。
お名前を検索してみたら、SNSに素敵な作品がたくさん...!なんでも軽率に“推し”と言ってよいのかわからないんですけど、応援したい作家さんを見つけることができました。
展示をひととおり見て感じたのは、「本物を見るのっておもしろい」ということです。伝統工芸と聞くと、難しそう、お堅そうなイメージがあるけど、展覧会は誰でも気軽に本物を見られるチャンスでもあるんですね。
日本伝統工芸展を見に行くようになって3年か4年?経つのですが、この方の作品は去年も好きだったなとか、続けて足を運んでいるからこその発見もあって楽しめました。
日本伝統工芸展は来年3月まで、全国を巡回します。お近くの方はぜひ足を運んでみてください。
