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【長野】ブックホテル 松本本箱で本も温泉もひとりじめ

長野県松本市へ、ひとり旅してきました。
今回泊まったのは浅間温泉「松本本箱」
ブックストア併設、全室露天風呂付きのブックホテルです!


チェックインが夕方だったので、小布施町に立ち寄ることに。

長野駅から電鉄長野線で小布施駅へ
行ってみたかった北斎館
お目当ては浮世絵
中島千波さんの桜の絵も見たかった
ふらっと立ち寄ったお蕎麦さん
お高いお店でびっくりしたけど、その分おいしかった



長野駅に戻り、名古屋行きの特急で松本へ向かいます。
ここでサプライズだったのですが、この車内では日本三大車窓のひとつ姨捨おばすてからの眺めを楽しめます。左側の車窓から長野盆地を一望できるとのこと。私は通過前に車内アナウンスで聞くまでまったく知らず、右側の席からちらっとのぞくだけでした。
松本へ向かうなら左側に座るのがおすすめです。


松本駅
ここからバスで浅間温泉へ



おやきと、コーヒー

バスを降りてまず向かったのは、ホテルではなく…

このホテルのおもしろいところ、レセプションをカフェですることです。宿泊者に町歩きを楽しんでほしいという思いがあるそう。

もっちり野沢菜おやきをいただきました
芸者の練習場を改修したカフェ
落ち着いた雰囲気


ホテルまで徒歩5分くらい
キャリーケースはレセプションの間に運んでもらえました



松本本箱

ホテルの入り口をくぐると右手にブックストア、正面にレストラン、レストランの壁も本棚になっていてずらっと本が並んでいます。
こんなに本あるんだ...と見惚れていたら、フロントの方が「はじめてですか?」と声をかけてくれて、館内の案内をしてもらえました。

ブックストアも気になるけど、まずは温泉。

いちばんシンプルなお部屋にしました
テレビのないホテルです
コンクリートむき出しになっていない部屋もあります
お部屋の中にも
本読み放題
お菓子食べ放題
冷蔵庫のジュース飲み放題
廊下の冷凍庫にはアイス食べ放題


えっ!?ここ天国ですか。

露天風呂の眺め
脚を伸ばしてのびのび浸かれました
温泉も入り放題


温泉の流れる音と鳥のさえずりに癒される。温泉が心地よくて、ブックストアに行くのも楽しみで、別世界にいるような夢心地でした。



お腹が空いたから夕ごはん

山賊焼の駅弁
お部屋で食べました

もちろんディナー付きプランもあります。ジビエ料理など、ちょっと尖ったメニューを出しているみたいです。

お腹も満たせたのでブックストアへ

座って本を読める場所がいくつもある
特等席
「豊かな知と出会う」をコンセプトに
12000冊取り揃えられているんだって

しばらく書店ツアーしながら本棚を眺めていました。

フリードリンクでお酒も呑める
本棚にこもれる個室空間も
オトナの世界には
本棚の大浴場
(天井は鏡張り)
大浴場を改修した名残り


うれしすぎて写真撮りまくってしまいました。なぜか私以外にだれもいなかったんです。お客さんが。夜中のブックストア貸し切り状態でした!

大浴場で本読もうっと
『おそらく、世の中の人は大きく二つに分かれるのではないでしょうか。
「楽しむときは誰かと一緒がいい」人と「ひとりでも存分に楽しめてしまう」人です。』

ひとり旅にぴったりな本


ブックストアは24時間利用できるので、まさに「泊まれる本屋さん」です。私は旅のあとはベットで寝たかったので、部屋に戻りました。


今回は素泊まりでしたが、朝食だけオプションでつけることにしました。

みそのパンがおいしかった

レストランは女性のおひとり様が多い印象でした。レストランの中にも世界各国の料理に関する本が並べられていて本尽くしのホテルです。

ブックストアだけでなく館内にある本もお買い上げできます。4冊購入しました。

①ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山
 月山もも

読みきれなかったので連れて帰ります



②和菓子と言の葉
 藤原夕貴

和菓子が好きなのと装丁の美しさに惹かれました


③「源氏物語」五十四帖の色
 吉岡更紗

物語で描かれる衣裳などの色彩を再現した本


以上の3冊が前から読みたかった本です。ネットでも買えると思うけど、本は出会った場所で買いたい派です。縁を感じるので。

④文にあたる
 牟田都子

ホテルの廊下で見つけた本
校正とか校閲に興味があるので読んでみたくなりました



荷物が増えてしまったのですが、読みたい本に出会えて大満足です。

またいつか


本好きにとって至福の時間を過ごせるホテルでした。色とりどりのカバーイラストがまるで美術館の作品のように並んでいる光景や、そっとページをめくる音、ひそやかにおすすめの本を語る声、それぞれの世界に浸りつつ「本が好き」という共通項でつながっている空間で過ごせることに幸せを感じました。


一泊二日の中で、わくわくするような本と出会いもありました。待ち合わせのようにお目当ての本を見つけられたり、反対にたまたまタイトルが目に留まって手に取ってみた本など。その一つひとつを選書している方がいるのだと思うと、なんてすてきな場所なんだろうと心があたたかくなってきます。まるで誰かが用意してくれたプレゼントを受け取ったようで、ひとりでいても、ひとりではないような気がしてきます。


この場所は、日常のすべてを忘れてさせてくれる私だけのパワースポットのような場所。そこにいざとなったら自分で行くことができるんだという希望は、栞のように、迷ったときにいつでも道標になってくれるはずです。




“箱根”本箱もあります


長野・松本旅つづきます。



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