九寨溝から西安への陸路での移動(2025年03月)
九寨溝と黄龍を観光した後は、西安に向かうことにした。九寨溝への行き帰りは成都を起点にする事例が多かったので、私も最初は一度成都に戻ることを考えていた。でも成都、九寨溝、西安の3箇所の位置関係を考えると、わざわざ成都まで戻るのは地理的にすこし非効率に感じられた。
そこで百度地図での検索結果を参考に、まず九寨溝から広元(广元,Guangyuan)までバスで行き、広元から鉄道で西安に向かうルートを取ることにした。
広元行きのバスチケット予約
九寨溝から広元へのバスチケットは、黄龍の時と同じく九寨沟旅游集散中心(バスターミナル)で購入した。というか黄龍行きのチケットと同じタイミングで買っていた。まとめ買いだったので料金は若干うろ覚えだけど、確か120元くらいだったと思う。
九寨溝から広元までの移動
九寨沟旅游集散中心からの出発時間は08:30だった。バスはほぼ定刻通りに出発した。乗車後に座席数を数えたら、約40人くらい乗れそうなバスだったんだけど、出発時点での乗客は私含め2名だけだった。その後ルート上で何度か乗客の乗り降りがあったけど、延べ人数で見ても10人前後しか乗客はいなかったんじゃないかと思う。採算取れてなさそうで少し心配になったけど、一利用者としては欠便させず走ってくれてありがたい限りだった。

現地の乗客との交流
走行中に休憩は2回あった。一度は単なる公衆トイレの前だったけど、2回目は食堂のようなところで、任意で昼食を取ることができた。
私は車内で持ち込んだお菓子を食べた後だったので、食堂には行かず外でぼーっとしていると、乗客の男性の一人が話しかけてきた。日本人なので中国語がわからないということをなんとか伝えると、日本人が物珍しかったのか、その後翻訳アプリで色々と話しかけてきてくれた。中国に入ってからは英語が通じず、食堂やホテルではごく簡単なやり取りしかできていなかった。人とのコニュニケーションに少し飢えていたので、現地の人から話しかけてくれたのは私としても嬉しかった。
その方は、日本人の中国や中国人に対する印象が気になるようで、中国を旅してどう思ったか、日本と比べて発展度合いはどう感じるか、というような質問が多かった。九寨溝はさておき、私はこれまでに滞在した昆明や成都の街は、とても発展している印象を受けていた。キャッシュレス決済の普及率など、日本以上の水準なところもあると感じていたので、素直にそのように伝えた。
またその方は会話の中で、中国人はとても客好きで世話焼きな人が多いと言っていた。中国を旅していると、日本人基準では一見ぶっきらぼうで騒々しい人が多く感じるけど、話してみると面倒見が良く、親切にしてもら得ることも多い。その方の中国人評は私の実体験で得た印象とよく合致していたので、とても納得感があった。
翻訳アプリでの会話ではあったけど、休憩所から広元までのバスの車内では、中国と日本について様々な話をして、とても楽しい時間を過ごすことができた。話題が日本政府や靖国神社参拝についてにまで及んだ時は、流石に少し肝が冷えたけど…汗。
終点の广元站に着く少し手前で、その方は降りて行った。百度地図の見立てだと广元站着は16:30予定だったのだけど、1.5時間も早い15:00過ぎは到着した。広元は今回ルートについて調べるまでよく知らなかったけど、結構大きな駅だった。

西安行きの鉄道チケット予約
広元への到着時間が読めなかったので、西安行きの鉄道チケットはこの時点ではまだ買っていなかった。駅の受付で買おうと思っていたけど、受付がかなり混んでいたので、中国高鉄公式アプリの铁路12306から購入することにした(アプリのインストールとアカウント登録までは事前に済ませていた)。
英語表記にすると地名は英語+漢字表記、その他は英語で表示されるのでわかりやすかった。検索をすると当日のまだ出発していない便から表示されたので、結構直前でも購入できるようだった。


私は15:48西安北站行きの便を予約した。料金は152元で、支払い方法はAlipayを選択した。
なお铁路12306の利用方法については、niurouのブログさんの記事を参考にさせていただいた。
広元から西安までの移動
西安行きの列車は、昆明〜成都の移動の時と同じ新幹線に似たタイプで快適だった。

列車は定刻通りに発車し、終点の西安北站への到着は予定より5分ほど少し早かった(中国の鉄道は終点への到着は割とよく巻く印象)。

雑感
出発前は九寨溝〜広元のバス移動の所要時間が読めなかったので、西安到着は場合によってはかなり遅くなることも覚悟していたけど、結果としてまだ明るいうちに西安に到着することができた。またバス内では現地の方と交流することができたので、思いがけず楽しい旅となった。
