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🍎甘さは甘さの中では気づけない




以前、食事は五感を使う最大の娯楽かもしれない、と書いた。

でもあの記事は、食べること自体がメインではなかった。


今回は、味覚の話。




☕コーヒーで取り戻す甘さ

ひな祭りを、何とも盛大に祝っていただいた。
クッキー、フルーツ、スイートポテトにケーキ。
もちろん桜餅、おはぎもセット。盛大。

おはぎの餡が、甘かった。

そのあと飲んだ、普段なら甘さを感じるはずの飲み物。
……甘くない。見事に消えている。

こういう普段と違う感覚に出会うと、私は少し不思議で、おお…!となる。

甘いものにはヨーグルトを合わせて中和させるのが癖だけれど、

中和はできても、リセットはできない気がする。

そこでコーヒー。

飲みながらまた往復。
なんとちゃんと甘さが戻る。

やっぱり苦味が呼び戻したのか。
香りが整えたのか。
嗅覚のリセットも関係があるのか。

その“戻ってくる感じ”が面白かった。

取り戻した甘さに、やっぱり、おお…!となる。


  



👰🤵漬物マリアージュ


酸辣丼を食べた。

想像できる味。実際、ほぼその通り。美味しい。
でもどこか、もう一歩、という感じ。

そこで付け合わせの漬物。
あのよくあるピンク、いや紫?色のやつ。
しば漬け、だっけ。

「味の濃さはもう充分では?」と思いながら口に入れる。

……あ、何か丁度良い。

発酵の酸味と塩味。
噛んだときの反発。食感の変化球。

少しぼんやりしていた輪郭が、いい感じに現れる。

漬物って、なんとなく惰性で一緒に居る存在だと思っていたけれど、仲良しだったんだね。

味の変化って、やっぱり面白いのだ。


 



🍞ラスクは軽いのか問題


「食パンラスク」というものがあった。

食パン一枚よりは小さいのだが、八枚入りのそれは食パン一斤分を想像させた。

そうかラスクって、シュガートーストみたいなものか。

食べる。さくさく。軽い。

でも思う。

押しつぶしたパンも、ふわふわのパンも、
中身は同じ……?

質量は変わらないのに、
形が変わると、こんなに軽く感じる。

一瞬ドーナツ🍩も考えた。

でも今日は、油じゃなかったんだ。

ラスクで、正解。

そして、しばらくして気づく。

ああでも、
ちゃんと食パン一枚分いるわ、これ。

軽さって、何だろう。

  



⚪お餅の連れてくる苦味


お餅を食べたあとって、

口に入るものが少し苦く感じる気がする。

甘いはずのものまで、どこか違う。

だから順番は要注意なんだ。

ここはコーヒーでリセットする所じゃないと思う。

いやでも、リセット出来るのだろうか…?

私は、甘いと言われていないものの中にある甘さが好きだ。

例えばコーヒー。
勿論、ブラックで。

美味しいコーヒーは甘味を感じるのだ。

そして飲んだ時に、唾液もよく出る気がするの。

 



🌬️感覚を浮かび上がらせるもの


甘さは、甘さの中ではわからない。

苦味が来て、戻る。

足されて、整う。

形が変わると、軽く感じる。

つらつらと味覚と向き合ってみた。

感覚は、差があって立ち上がるのかもしれない。

それはきっと、五感すべてに通じる。

そんな事も、考える。
 
 



🍎


🍀ご紹介いただいたマガジンの紹介 3/27追記





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