大好きな君たちに会いに行った思い出【時をかける名刀・名古屋備忘録】

6月14日から徳川美術館で開催された、徳川美術館・蓬左文庫 開館90周年記念夏季特別展「時をかける名刀」が9月7日に無事全日程終了したとのことで、6月の前期日程で訪れたときの思い出をまとめようとようやく動きました。

今回のお目当てはなんと言っても徳川美術館と足利市の合同企画である「伯仲燦然」。
本作長義と山姥切国広の同時展示が(おそらく名古屋で)28年ぶりと聞いて、発表があった昨年8月末から「足利は無理でも名古屋なら……!」と、ずっと行くことを決めて貯金していました。
結論として行ってよかった。本当によかった。

徳川美術館までの道のり

直前になって謎の体調不良になりつつも、6月20日(金)〜6月22日(日)の2泊3日でドタバタしながら名古屋へ。

お供のわんぱく山姥切ず

今回JR東海の「推し旅」コラボで、新幹線の中でボイスドラマを聴くことができました。
ただこれがなかなか手強かった。
速度が一定以上超えないと最初のアンケートが始まらないので、先人審神者たちのつぶやきを参考にずっと窓に張り付く不審者になっていました。
京都を過ぎたあたりでわたしの焦りもマックス状態へ。もう無理なのか……と諦めたとき、やっと!やっとここで先に進むことができた!ボイスドラマ聴けました!!ありがとう!!!

名古屋駅に着いたと同時にコインロッカーに荷物を押し込んで、いざ徳川美術館へ!!!
迷うかと思いましたが、バスターミナルへ奇跡的に迷わず行けました。そしておそらく審神者であろう人々の後ろにくっついて、改めて市バスで美術館へ向かいました。

1日目

徳川美術館の門前にて

美術館には9時45分ごろに到着。この時点で3列ほど折り返しができていました。すごい。
待機中の暑さが不安だったけど、若干曇っていたのと風があったおかげで想像より暑くなかったです。水分と塩飴はしっかり摂りました。

そして10時ごろに予定通り開館。入館までは割とスムーズに進みました。やはりオンラインチケットは強い。
当初は21日の土曜日分しか買ってなかったのですが、もうこの3日間でしか来れないし……ということもあって、数日前に20日分のチケットをほとんど勢いで購入していました。買ってよかった。ありがとう数日前の自分。
入館してすぐに鯰尾くんの音声ガイド買いました。

南泉一文字

初っ端南泉くんで飛び跳ねました。展示の入口すぐ横にあってびっくりした。すんごい綺麗。そして想像よりも細くて大きかった。かっこいい。

鯰尾藤四郎

ここな、鯰尾くん〜〜〜!!!!!まてめちゃくちゃ綺麗すぎじゃないか?こんなに真っ直ぐで力強いのか……。かっこよすぎる……。

本作長義

大 本 命 。
気づいたら目の前に長義くんと国広くんがいました。泣いた。
横並びに展示されていて、長義くんの右隣に国広くんが並べてありました。
国広くんは足利市からの借り物なので撮影禁止でした。その通り過ぎる。

有識者審神者ではないので、ありきたりなことしか言えませんが、二振りともすごくすごく綺麗で華やかでした。
国広くんの方が少しふっくらしていて、静かにそこに存在する感じ。長義くんはほっそりめで、波紋がたゆたって光のようなものを感じました。
並べて見ると細部で違いを比べることができました。なんて贅沢なんだ。通路のど真ん中にあったので、長義くんと国広くんは裏側からも見ることできました。ちょっとやましい気持ちになったのは何故なのか……。

ちなみに、わたしが長義くんを撮ろうとしたタイミングで向かい側を通ろうとしたお姉さんが気づいて立ち止まってくれました。
お姉さん、ありがとうございました。綺麗に長義くん撮れました。

五月雨郷
後藤藤四郎

やたら人だかりができている部分があるな〜と思ったら五月雨くんがここにいました。すぐ隣には後藤くんも!
二振りを初めて見た感想として「似ているな」と思いました。すっと滑らかで曇りがない。五月雨くんも結構大きいんですね。打刀ってすごいな。
後藤くんは鯰尾くんにも似ているような感じがして、よ、吉光……!!と慄きました。大変失礼すぎる。

物吉貞宗

物吉くんは最後の方にありました!
個人的に「あれ、結構小さい?」と思いましたが、太くて存在感半端なかったです。なんだろう、この安心感。

今回南泉くんは拵、物吉くんは付属品も展示されていました。
いや凄すぎる。豪華。南泉くんの拵は初の格好そのままで感動しました。物吉くんの付属品も「こんなにあるの!?」と目が足りないくらいたくさんあって、しばらくそこだけずっと見てました。
他の展示品も含めてなんですが、この膨大な数の宝たちを2千円以下で見てもいいのか終始そわそわしました。そのくらい、本当に満足のいく展示でした。

さて、20日に巡った全体的な雰囲気は以下の通り。

・人は多いけど開館同時だから結構ゆっくり見れたし流れも早かった。
・並ばずに自由に空いてるとこから見ていいとのアナウンスあったので、常時展示やらをつっきって時をかける名刀の展示場所へ。さすがにここは一方通行でゆっくり進んでくれって言われた。
・刀をゆっくり見たい人やスマホで音声ガイド聴きながらの人は一歩下がって見てねとの案内。
・写真は最初は刀一振りにつき数枚撮影できてましたが、途中から記念の撮影も一枚にしてくれ〜とのアナウンスあり。

やはりというか、審神者たちのお目当てはある程度決まっているのでその箇所で渋滞が起きていて進めない……という感じでした。が、そこを抜けたら混雑もしていなかったので、出口に向かうにつれて人が少なく見やすかったです。

展示品に感動しつつ、一周したあとはパネルやらを撮影しに庭園へ。
太陽燦々でしぬ。庭と空のコントラストきれい。暑い。無理暑い。

美麗〜〜〜〜〜〜〜〜。ここが天国か……。
さくさく1周目を終わらせたからか、パネルのあたりはそんなに人がいなかったので比較的のんびり撮影できました。

パネルを見たあとは常時展示見るか♪と2周目へ。
しかしお昼前なのもあってか、入ったら人がわんさか来てて常時展示入るのにも待機列が。伯仲のところへ行くにも当たり前のように長蛇の列。
他の音声ガイドも全部聞けたし伯仲はさっき見たしな……と思って、スタッフさんに列外れて外出ていいか聞いたら出口を案内してくださったのでありがたく撤収しました。
ちなみに物販は朝からずっと列が途切れなかったので初日は諦めました。しぬ。

ところで今回の鯰尾くんの音声ガイド、最っっっっっ高すぎた。
完全ノーマークだった鯰尾くんにうっかり惚れるくらいセリフも何もかも最高でした。君の元へ帰るよ……。
次の日記念にもう1枚買いました。あとクリアファイルも買いました。

昼を過ぎた時点で何も食べてないのを思い出して、休憩がてらキッチンカーでソフトクリームを買う。おいしい。暑いのですぐ溶けました。

名古屋をぶらぶら

休憩のあとは軽く名古屋観光もどきでもするか〜と思い立ち、名古屋城へ向かいました。5年前くらいに名古屋に来たときは土砂降り&シャチホコが修繕中で見れなかったので、リベンジで。
ほとんど夕方になっていたので城内の見学は終わっていましたが、本丸周辺をぐるっとお散歩しました。

本丸のすぐ近くで記念撮影をやっていたので、お言葉に甘えて写真を撮ってもらいました。わたし抜きで。
カメラマンのおじさん、人間なしのぬい2体だけという意味不明な要望に何も言わず「台持ってきますね!」って準備していただき、ありがとうございました。

そして撮影中に待機列のお姉さんたちから「可愛い~」のお言葉をいただきました。ありがとうございます。可愛いわんぱくたちです。審神者だったのかな?

ちなみに現像してくれたスタッフのおじさんは審神者でした。
わんぱくを抱えて受け取りに行ったら「まんばくんと長義くんですね」っておもむろに言われて「え……え!?知ってるんですか!?」って聞いたらガッツリ審神者でした。国広くんが初期刀だそうです。仲間。

名古屋城の次はお腹が空いたので、名古屋駅に行って遅めの昼ごはん。
初めてのあんかけスパ!!追加トッピングで頼んだエビフライが大きくて感動しました。とてもおいしかったです。

のんびりしつつ、初日は終わりました。もう1日目だけですごく楽しかったです。
学びとしては「昼になると暑さも人の量もピークになる。太陽に殺される。むり暑い」でした。
ところで展示の列に並んでいる間、わたしのわんぱくを見て小声でずっと「可愛い…可愛い…わたしのわんぱくはいつくるの?可愛い…」と呟いてたお姉さんがいたのですが、彼女の元にわんぱくたちは届いたのでしょうか。早くわんぱくたち来るといいね。

2日目

早く起きて昨日よりも早く行くぞ〜!と決めていたのですが、普通に寝過ごしたところから始まりました。

美術館に行く前に、ホテルのエレベーターで一緒になった女性ふたりのうち一人が急に「ぬいだ」って呟いたので「?」と思って顔を上げたらわたしが持ってたわんぱくを見てました。
三人で顔を見合わせて気まずさ半分微笑ましさ半分で笑い合っていたら、もう一人の女性がカバンから指サイズのわんぱく長義くんを出して見せてくれました。審神者だったか……。
エレベーターを降りてちょっとだけロビーで笑い合って、わたしのわんぱくと女性の長義くんを見せ合ってお別れしました。
ちなみに「ぬいだ」と呟いた女性のカバンの中にもぬいがいたらしい。
審神者が身近にいるってすごいな。

気を取り直して、昨日と同じく市バスで美術館へ。
大体同じくらいの時間に到着したんですが、土曜日ということもあって人数はずっと多かったです。列も5列ぐらい折り返しができてました。
ルートは変わらず……でしたが、とにかく人が多くて待機する時間が長かったです。常時展示すら20分くらい待って入れました。
伯仲もですが、五月雨くんあたりも人がすごくて1周目では全然近寄れませんでした。無念。

1時間くらい展示を回って、悩んだ末にグッズ購入へ。
相変わらず列長いな、とは思いましたが並んで購入して〜と全部終わるまで大体1時間くらいでした。
ちょっと別の申し込みなどもして、それ含めて1時間ちょっとだったので意外と早く終わって気が抜けました。
某J事務所の過酷な物販を経験してきたオタクには楽勝すぎた。
欲しかったグッズも売り切れることなく全部買えてハッピー!

この日が個人的に美術館に来れる最後の日だったので、ご飯も食べず閉館ギリギリまで見て回っていました。
どの展示もずっと見ていたいくらい素敵だったのですが、やっぱり一番のお目当ては伯仲。立ち止まれないので、グルグル回って目に焼き付けてきました。
(今更ながら、波紋まで見れる望遠鏡?みたいなの買えばよかったと後悔しました。もし次の機会があるなら、買ってから行こうと思います)

ついったの方でも呟いたのですが、国広くんと長義くんのところに来るまではわくわくドキドキしてたのに、いざ二振を前にすると涙腺ゆるゆるでした。ようやく会えたから、かっこよかったから、色んな感情が爆発したのか……。
どこでもドアがあれば、毎日でも行きたかった。
満足いくまで見た結果、3周もしてました。これでも少ない方かな。近くに住む人が羨ましいと本気で思いました。

長義くん、長義くんだよ。

何気にパネルの国広くんを見るのも初めてでした。

それから、審神者の端くれのくせして全然意識してなかったのですが、21日が国広くんの重要文化財指定記念日だったみたいで驚きました。
おめでとう。とっても綺麗だったよ。

あっという間の2日間でした。
行くと決めてから半年近く、準備とか諸々の期間はすごく長く感じたのに、いざ見に行くと時間ってあっという間に経つんだな……と実感しました。
刀剣乱舞に出ている刀たちはもちろん、他の名刀たちや展示品たちのどれもが魅力に溢れて、たくさんの人に大切にされているんだと月並みですが思いました。何百年以上も前のものが令和の時代まで輝きを失うことなく存在しているって、とても貴重なことですね。
美術館に住みたい。

名残惜しくも美術館を去ったあとは、甘味を求めてかき氷を食べに行きました。
これすっっごくおいしかったです!!6月限定のカフェオレ味でした。
一緒に頼んだアイスカフェオレも濃厚でおいしかった。

夕飯はガッツリ揚げ物。疲れ切った体に梅しそとチーズは効きすぎた……。おいしい……。ご飯がとても進む。
お店を調べたら地元には1軒もなくて泣きました。地方ってそうだよね。

ありがとう、名古屋。

最終日はフォロワーさんたちに会ってお茶したりおしゃべりしたりしました!こんな機会ができると思ってなかったので嬉しすぎた〜〜!!!

めちゃくちゃ充実した3日間でした。本当に帰りたくなくてギリギリまで粘ってました。
ありがとう名古屋。ご飯おいしかったです。本当に本当に楽しかった!!
また来たいです。

帰りの新幹線をケチって自由席にしたら京都まで立ちっぱなしになったので、次からはケチらず指定席買います。

改めて、こんなにも素敵な展示の機会を作っていただき、ありがとうございました。関係者の皆さんには感謝してもしきれません。

純粋に刀剣を愛している人にとっては邪な理由になってしまうかもしれませんが、本作長義と山姥切国広の同時展示がなかったら名古屋に訪れる機会は当分なかったかもしれません。それから、他県の美術館へ刀剣を見に行くこともあったかどうかわかりません。

2017年ごろにあった国広くんの展示は、当時はまだとうらぶを始めていなかったのでその情報すら知りませんでした。
足利の地も気軽に行ける距離じゃないし、生きている間に会いに行ける機会はあるのだろうかと思っていたところに今回の展示が決まって、心の底から嬉しかったです。
しかも自分が生まれたのとほぼ同じくらいの年数での同時展示は、もう会いに行くしかないだろうと思いました。本当にありがとう。
南泉くん、鯰尾くん、五月雨くん、後藤くん、物吉くんにも会えて幸せでした。日向くんと三日月さんは残念ながら日程が合わずに会えなかったのが唯一の心残りです……。

それでも、またいつか、大好きな彼らに会えますように。

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