AI時代、僕はタモさんの「髪切った?」を目指す
コロナ禍、突然のテレワーク。
このタイミングで確実に意識を向けたことがある。
他者とのコミュニケーションについてだ。
そんな話を書こうと思う。
オンラインは個が強くなり、本質が浮き出す
立場や、責任からでは他者からの信頼は得られない。
オフラインの世界では、なんとなく座席とか、その場の空気などで立場があれば偽りでも信頼っぽいものがそこにあったかもしれない。
しかし、オンラインはそれを許さない。
これは欠かせないなと思ったものを並べると、
信頼には誠実さや素直さ
情報の透明性
敬愛と感謝、信頼
つながることの楽しさ
これらは、今までの生き方で決まってくる。
もともと持っていなければ手元には無い。
欲しくてもすぐには手に入らないのだ。
1日、1日の丁寧な積み重ね手に入るのだ。
そこで、僕は今まで自分を見つめ直すことにした。
論破は何も生まない
論破するような、詰めるようなコミュニケーションはやっぱりいらない。
マウントからは何も生まれない。
むしろ、他者の可能性や個性を殺す行為だと考えている。
そして、他者の可能性や個性を殺すということは、ベストを尽くすことが出来ないということ。
そんなコミュニケーションしか出来ない場合、いない方が新しいモノが生まれるかもしれない。
これは、テレワークになってより強く感じるようになった。
画面越しでは、相手の表情や空気感が読み取りにくい。
だからこそ、言葉の選び方や伝え方が、これまで以上に重要になる。
僕自身、「はい、論破!」みたいなコミュニケーションは基本的にしてないと思うが、より気をつけようと思った。
退屈じゃないことの価値
もう一つ重要なことがある。退屈じゃないことだ。
正確であることや、生産性が高いなどの指標はAIがいるので、意味がないとは言わないが、メインでは無いように思える。
それよりも、わざわざ連絡を取っている事自体に意味がもっと必要なんだと感じた。
人間同士が時間を共有する価値って何だろう?
効率だけを求めるなら、どんどん機械的になっていくはずだ。
機械的ってことは、AIの土俵だ。
じゃあ他者とつながる必要って究極無くなる?
そんなことはないんじゃないか。
目的はやっぱり近況報告や、状況説明になると思う。
ただ、中身の比重が変わるんじゃないか?
まさに「最近どうよ?」がメインになるんじゃないか?
そう仮説を立てた場合、僕はどうなればよいのだ?
じゃあなんだ?
雑談だ!
脱線だ!
ユーモアだ!
気遣いだ!
これらは一見、無駄に見えるかもしれない。
でも、実はこれこそが人間らしいコミュニケーションの本質なんじゃないかと思う。
AIが正確な情報を瞬時に提供できる時代だからこそ、人間にしかできないコミュニケーションの価値が際立つような気がした。
タモリさんの「髪切った?」
そんな時真っ先に脳裏に浮かんだこと。
タモリさんの「髪切った?」だった。
この一言には、すべてが詰まっている。
相手への関心。さりげない気遣い。場を和ませるユーモア。そして、何より相手を大切に思う気持ち。
「髪切った?」は、情報交換ではない。正確性も生産性もない。でも、この一言で場の空気が変わる。相手との距離が縮まる。信頼関係が深まる。
これこそが、人間らしいコミュニケーションの真髄だと思う。
目指すべきコミュニケーション
僕は今、タモリさんの「髪切った?」を目指している。
相手の小さな変化に気づくこと。 さりげない気遣いを忘れないこと。 場を和ませるユーモアを大切にすること。 そして、相手を一人の人間として尊重すること。
これらは、テレワークだからというわけではなく、オンライン、オフライン問わず、とても価値のあることなんだと思った。
人間らしさの価値
AI時代だからこそ、人間らしさの価値が高まっている。
正確な情報はAIが提供してくれる。効率的な作業もAIがサポートしてくれる。でも、「髪切った?」という何気ない一言は、AIには言えない。
いや、AIにも会話の合間に「髪切った?」と言わせることは出来るだろう。
でも、それは擬態みたいなものになると思う。
AIはタモリさんにはやっぱりなれないと思う。
その一言に込められた温かさ、気遣い、ユーモア、タイミング。
これこそが、人間にしかできないコミュニケーションの価値なんだ。
日々の積み重ね
他者とのコミュニケーションは、一朝一夕には身につかない。
毎日の小さな気遣い。何気ない雑談。相手への関心。これらの積み重ねが、やがて大きな信頼を生み、つながることへの楽しさをお互い持てるようになると思っている。
「髪切った?」のような一言を、自然に言えるようになりたい。相手のことを本当に気にかけているからこそ出てくる言葉を、大切にしたい。
さいごに
テレワークが当たり前になった今、コミュニケーションの質がより重要になっている。
効率や正確性だけでは、人の心は動かない。相手を思いやる気持ち、さりげない気遣い、温かいユーモア。これらがあってこそ、本当の信頼関係が築ける。
僕は、タモリさんの「髪切った?」のような、人の心に響くコミュニケーションを目指していきたい。
AI時代だからこそ、人間らしさを大切にしていこう。
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