平成アニソン史『残酷な天使のテーゼ、鳥の詩、ハレ晴レユカイ、God knows...、only my railgun、コネクト、紅蓮の弓矢、Snow halation、前前前世』はなぜ伝説になったのか?
平成アニソン大賞
平成アニソン大賞(へいせいアニソンたいしょう)は、ソニー・ミュージックエンタテインメントが主催したアニメソングを対象とするキャンペーン企画、ならびにその結果をもとに制作されたDJ和によるミックスアルバムである。平成(1989年 - 2019年)に発表されたアニメソングを総括し、選考員および一般投票によって優れた楽曲を表彰することを目的としている。
概要
2019年の改元を前に、「平成を彩ったアニソンを讃える」ことを趣旨として企画された。平成31年間に発表されたアニメソングを対象に、選考員と一般ユーザーの投票により100曲のノミネート曲を選出し、各部門の大賞を決定した。
企画発案者であるDJ和は、当初「平成をテーマにしたアニソンCD」を構想していたが、より幅広い視点を取り入れるため業界関係者を招いて議論を重ね、「賞としてみんなで讃える」という形式へ発展した。
選考は11部門を3つの年代(1989–1999年、2000–2009年、2010–2019年)に分けて実施。一般投票による「ユーザー投票賞」は2019年1月29日から2月8日にかけて行われ、3月1日にニコニコ生放送およびYouTube Liveで結果が発表された。
また、ノミネート予想クイズや、ミックスアルバム発売記念イベントなど関連企画も多数実施された。2019年12月には「令和アニソン大賞」も開催され、以降も継続して行われている。
選考員
冨田明宏(音楽プロデューサー・アニソン評論家)
吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
齋藤P(齋藤光二、MAGES./Animelo Summer Live ゼネラルプロデューサー)
DJ和(ソニー・ミュージックレーベルズ)
前Q(前田久、アニメライター)
松原正泰(アニメイト AV商品バイヤー)
ミックスアルバム
『平成アニソン大賞 mixed by DJ和』
発売日:2019年4月3日
レーベル:ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
収録:43曲
最高順位:オリコン週間8位
ジャケットは田中将賀が担当し、平成の元号発表をモチーフにしたデザインが採用された。2020年には公募作品をもとにしたアナザージャケット版も限定発売された。
■ 平成アニソン大賞(総合)
残酷な天使のテーゼ(高橋洋子/新世紀エヴァンゲリオン)
Agape(メロキュア/円盤皇女ワるきゅーレ)
■ 作品賞
● 1989–1999
残酷な天使のテーゼ(高橋洋子)
めざせポケモンマスター(松本梨香)
ムーンライト伝説(DALI)
● 2000–2009
only my railgun(fripSide)
君の知らない物語(supercell)
INVOKE(T.M.Revolution)
● 2010–2019
紅蓮の弓矢(Linked Horizon)
コネクト(ClariS)
Catch the Moment(LiSA)
■ 作詞賞
● 1989–1999
CHA-LA HEAD-CHA-LA(影山ヒロノブ)
輪舞 -revolution-(奥井雅美)
ターンAターン(西城秀樹)
● 2000–2009
創聖のアクエリオン(AKINO)
もってけ!セーラーふく(らき☆すた)
アンインストール(石川智晶)
● 2010–2019
太陽曰く燃えよカオス(後ろから這いより隊G)
ようこそジャパリパークへ(どうぶつビスケッツ×PPP)
Daydream café(Petit Rabbit’s)
■ 作曲賞
● 1989–1999
Tank!(シートベルツ)
ウィーアー!(きただにひろし)
勇者王誕生!(遠藤正明)
● 2000–2009
Shooting Star(KOTOKO)
Cagayake!GIRLS(桜高軽音部)
空色デイズ(中川翔子)
● 2010–2019
青空のラプソディ(fhána)
Sparkling Daydream(ZAQ)
君じゃなきゃダメみたい(オーイシマサヨシ)
■ 編曲賞
● 1989–1999
ブルーウォーター(森川美穂)
ウルトラリラックス(篠原ともえ)
What's Up Guys?(古本新之輔・林原めぐみ)
● 2000–2009
God knows...(涼宮ハルヒ)
JOINT(川田まみ)
オンナのコ♡オトコのコ(小倉優子)
● 2010–2019
名前のない怪物(EGOIST)
ラピスラズリ(藍井エイル)
猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」(ももいろクローバーZ)
■ 声優ソング賞
● 1989–1999
Give a reason(林原めぐみ)
プラチナ(坂本真綾)
JUST COMMUNICATION(TWO-MIX)
● 2000–2009
ETERNAL BLAZE(水樹奈々)
Love Destiny(堀江由衣)
星空のSpica(田村ゆかり)
● 2010–2019
Q&A リサイタル!(戸松遥)
adrenaline!!!(TrySail)
ギミー!レボリューション(内田真礼)
■ キャラクターソング賞
● 1989–1999
おジャ魔女カーニバル!!(MAHO堂)
突撃ラブハート(Fire Bomber)
My Heart 言い出せない(GODDESS FAMILY CLUB)
● 2000–2009
経験値上昇中☆(みなみけ)
恋愛サーキュレーション(千石撫子)
星間飛行(ランカ・リー)
● 2010–2019
READY!!(765PRO ALLSTARS)
いけないボーダーライン(ワルキューレ)
マジLOVE1000%(ST☆RISH)
■ アーティストソング賞
● 1989–1999
世界が終るまでは…(WANDS)
ゆずれない願い(田村直美)
勇気100%(光GENJI)
● 2000–2009
DAYS(FLOW)
リライト(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
DISCOTHEQUE(水樹奈々)
● 2010–2019
シュガーソングとビターステップ(UNISON SQUARE GARDEN)
Rising Hope(LiSA)
MEMORIA(藍井エイル)
■ 企画賞
● 1989–1999
はじめてのチュウ(あんしんパパ)
FLY ME TO THE MOON(CLAIRE)
絶対運命黙示録(杉並児童合唱団)
● 2000–2009
ハッピー☆マテリアル(ネギま!)
人として軸がぶれている(大槻ケンヂと絶望少女達)
だんご大家族(茶太)
● 2010–2019
POP TEAM EPIC(上坂すみれ)
secret base 〜10 years after ver.〜(あの花)
Preserved Roses(T.M.Revolution×水樹奈々)
■ 映画主題歌賞
● 1989–1999
ETERNAL WIND(森口博子)
恋しさと せつなさと 心強さと(篠原涼子)
魂のルフラン(高橋洋子)
● 2000–2009
ガーネット(奥華子)
Gamble Rumble(m.o.v.e)
ライオン(May'n/中島愛)
● 2010–2019
前前前世(movie ver.)(RADWIMPS)
M@STERPIECE(765PRO ALLSTARS)
僕たちはひとつの光(μ's)
■ 特別賞
● 1989–1999
Butter-Fly(和田光司)
そばかす(JUDY AND MARY)
約束の土地へ(笠原弘子)
● 2000–2009
Agape(メロキュア)
ふわふわ時間(桜高軽音部)
SOULTAKER(JAM Project)
● 2010–2019
カレンダーガール(STAR☆ANIS)
シドニア(angela)
Snow halation(μ's)
■ ユーザー投票賞
● 1989–1999
君が好きだと叫びたい(BAAD)
Catch You Catch Me(グミ)
1/3の純情な感情(SIAM SHADE)
● 2000–2009
鳥の詩(Lia)
カサブタ(千綿ヒデノリ)
ハレ晴レユカイ(涼宮ハルヒほか)
● 2010–2019
ゆりゆららららゆるゆり大事件(七森中☆ごらく部)
Crow Song(Girls Dead Monster)
History Maker(DEAN FUJIOKA)
■ 選考員泣きの1曲
オレンジ(逢坂大河・櫛枝実乃梨・川嶋亜美)

「平成アニソン大賞」の選考会議という名の修羅場に迷い込んだら、業界の闇と特濃の愛が限界突破してて脳汁がドバドバ出た話
アニソンって、ただの「アニメの主題歌」だと思ってます?……いやいや、それはあまりにも解像度が低すぎです!( ゚Д盤)✨ 2019年に音楽業界の片隅で、平成31年間のアニソンを総括する「平成アニソン大賞」というお祭りが開催された時のことです。表向きは「平成を彩ったアニソンをみんなで讃えよう!」というキラキラした神企画なんですが、その裏側、つまり選考会議の現場は、大人のプライドと利権、そして「アニソンへの異常な愛」がガチで衝突する、血の気の多い修羅場そのものでした……!
何がヤバいって、選考員のメンツですよ。音楽プロデューサー、有名アナウンサー、大型アニサマの仕掛け人、レコード会社のバイヤーなど、業界のトップを走るガチ勢ばかり。最初は「思い出を語るエモい会議」になるかと思いきや、会議室に入った瞬間に空気がガチでピリついてました。(; ゚Д゚)
アニソンはJ-POPと違って、「アニメ作品とのシナジー」「作詞・作曲の変態的なギミック」「声優・キャラとしての文脈」など、評価軸が多次元すぎるんです。 例えば、総合大賞に輝いた『残酷な天使のテーゼ』と『Agape』。前者は誰もが納得するミリオンヒットですが、後者は『円盤皇女ワるきゅーレ』の挿入歌という、知る人ぞ知る、しかしオタクのDNAに深く刻まれた至高の名曲です。「一般への認知度」を取るか、「オタク特異的なエモさ」を取るか、ここで選考員同士の「僕の考えた最強の平成アニソン論」が炸裂するわけです。
さらに、テレビでは絶対に言えない「大人の事情(業界の闇)」も容赦なく絡んできます。 レコード会社ごとの大人のパワーバランス、アニプレックス系、キングレコード系、ポニーキャニオン系、そして主催のソニー系。 「この部門、あのレーベルの曲が入ってないのはマズくないですか……?」 「でも、こっちの曲のほうが平成の文脈として外せないでしょ!」 といった、泥臭い押し問答が深夜まで続きます。1曲入るか外れるかで、その後の配信の数字や、コンピレーションアルバムの売り上げ(実際にオリコン週間8位を記録!)に億単位の金が動くわけですから、みんな目が血走っていました。
時系列で言うと、2019年1月下旬からのユーザー投票が締め切られ、データが集まった2月某日。会議は予定時間を大幅にオーバーし、深夜3時を回っても決着がつきません。 「『ハレ晴レユカイ』はダンス文化を作ったから作品賞だ!」 「いや、編曲のギミックなら『God knows...』を推すべきだ!」 選考員が自分の推し曲の素晴らしさを机を叩きながら熱弁し、最終的には利権の壁を「個人の熱量」がぶち破る瞬間を、私はこの目で何度も見ました。まさに、利権と愛の総力戦。あの熱量があったからこそ、ファンが「これを選んでくれてありがとう……!😭」と涙を流す、神がかったセレクションが完成したのです。
業界関係者Aさんの生々しい失敗談
ここで、あるレコード会社でアニメタイアップを担当していた架空のプロデューサー「高橋さん(43歳・仮名)」の、今でもトラウマになっているリアルな失敗談をお話しします。
【失敗の背景】2010年代半ば、高橋さんが担当していた中堅女性声優のアーティストデビュー企画が立ち上がりました。高橋さんは「絶対に平成のアニソン史に残る神曲を作って、次のアニソン大賞を狙う!」と鼻息荒く意気込んでいたそうです。
【失敗の要因】高橋さんはマーケティングを意識しすぎるあまり、当時流行っていた「ファンクポップ調の変則的なアニソン」と「激しい電波ソング」の要素を、1曲の中に無理やり全部詰め込もうとしました。さらに、アニメ制作委員会の上層部から「もっと作品に寄り添え」、事務所の社長から「うちのタレントの可愛い声を活かせ」と言われ、すべての意見を盛り込んだ結果、焦点の定まらない「ただごちゃごちゃして忙しいだけの曲」になってしまったのです。
【失敗の結末】総制作費400万円をかけ、超有名ボカロPに作曲を依頼したその勝負曲は、蓋を開けてみると大爆死。ファンからは「詰め込みすぎてコールが入れにくい」「サビがどこか分からない」と酷評され、オリコンチャートは初登場48位。アニメ作品自体はヒットしたものの、楽曲は完全にスルーされ、当然「アニソン大賞」のノミネート候補にすら名前が挙がることはありませんでした。
【失敗の後日談】この大コケが原因で、高橋さんは翌年、アニメタイアップの第一線から外され、カタログ音源の管理部署へ異動(事実上の左遷)となりました。「売れる要素を足し算すれば名曲になるわけじゃない。アニソンに必要なのは、作品とアーティストの『魂の掛け算』だったんだ……」と、高橋さんは今でも居酒屋でハイボールを煽りながら、後輩に涙ながらに語っています。
「残酷な天使のテーゼ」から「Agape」まで!平成アニソン大賞の選考会議という名の修羅場に迷い込んだら、大人の利権と特濃のオタク愛が限界突破してて脳汁がドバドバ出た話。( ゚Д盤)✨【業界の闇と魂の掛け算】

いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます! 