ipponグランプリ vs ツッコミスター「ツッコミスターはそれなりに面白い。でも見れば見るほどIPPONグランプリを思い出してしまう」
「ツッコミスターが面白いかどうか」よりも、「IPPONグランプリという番組の価値を視聴者が再認識した」現象が起きている
なぜトレンドが「ツッコミスター」ではなく「IPPONグランプリ」になったのか
①「やっぱIPPONって凄かったんだな派」
IPPONグランプリって面白かったんだな
この層は新番組を見て、
「比較対象として初めてIPPONの完成度に気付いた」という状態です。
人間は失ってから価値を認識する生き物です。
冷蔵庫が壊れて初めて冷蔵庫の偉大さを知るようなものです。
普段は当たり前だった。
しかし代替品を見ると、「あれ?元祖って結構すごかったな」になる。
②「パクリ・亜種認定派」
投稿で最も多いのがこれ。
IPPONグランプリやん
なぜこうなるか。
番組構造が似ているからです。
芸人が横並び
お題提示
回答
判定
ポイント蓄積
優勝決定
これは大喜利競技番組の基本フォーマット。
野球見て
「バット振って走るから野球っぽい」
と言ってる部分もありますが、
演出や画面作りまで近いと 視聴者はどうしても
後継番組
として認識します。
つまり、制作側が意図してもしなくても IPPONとの比較は避けられない。
実は粗品はIPPONを否定していない
面白いのはここ。
批判的投稿の中にも
粗品の後継者気取り
という表現がありますが、実際にはツッコミスターは
「IPPONを壊す企画」というより
「IPPONから派生した競技」に近い。
野球とソフトボールくらいの関係です。
構造は似ている。でも要求能力は違う。
個人的にはこの投稿が一番核心です。
IPPONグランプリは老若男女に凄さが伝わりやすい
これ。めちゃくちゃ重要。
IPPON
問題
↓
ゼロから面白い回答を作る
↓
誰でも笑える
ツッコミスター
素材
↓
違和感発見
↓
言語化
↓
ツッコミ
↓
笑い
難易度が高い。視聴者にも理解力が求められる。
だから芸人からすると
むしろツッコミの方が技術的に難しい。
一方で一般視聴者は ボケ大喜利の方が分かりやすい。
ここに評価の差が出ています。
「松本人志が必要だったのか問題」
松ちゃんじゃなくても成立した
という意見。
実際、IPPONグランプリの本体は
松本人志個人というより、システム設計です。
回答表示テンポ
判定システム
芸人キャスティング
編集
BGM
緊張感
これらが完成されていた。
だから視聴者は 松本不在以上に「IPPONそのものが消えたこと」に反応しているように見えます。
ただし制作側の狙いも見える
投稿を総合すると、ツッコミスターは明らかに
若手発掘 を狙っている。
実際、
無名芸人も出している
という評価も出ています。
IPPONは長年続いた結果、
どうしても
バカリズム
川島
千原ジュニア
大悟
など常連中心になった。安心感はある。
しかし新陳代謝は弱い。ツッコミスターは逆に
若手主体。ここは差別化ポイントです。
つまりSNS全体の空気を一言で表すと
こうです。
「ツッコミスターはそれなりに面白い。でも見れば見るほどIPPONグランプリを思い出してしまう」
です。
面白いことに、新番組の感想なのに、
みんなIPPONの話ばかりしている。
これは逆説的に、IPPONグランプリが日本のお笑い競技番組の基準点になっていた証拠です。
視聴者は「ツッコミスター」を評価しているようで、実際には「IPPONグランプリとは何だったのか」を再評価している。
なんとも人間らしい現象です。新しい番組を見ながら、結局みんな不在になった番組の輪郭をなぞっている。テレビ局としては少し複雑でしょうね📺。

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