ゆるい家計簿アプリ「Roughly」をリリースしました!
みなさん、お金を使うとき、どんな気持ちになりますか?
「ああ、また使っちゃったな」「節約しなきゃ…」
欲しいものを手に入れたはずなのに、おいしいものを食べたはずなのに、心のどこかで罪悪感が芽生える。
お金を使うことは、多くの人にとってそんな「我慢」や「反省」とセットになっているかもしれません。
でもお金を使うことって、本当にネガティブな行為なのでしょうか?
こんにちは、あさはら ( @2n0k460 )です!
2025年8月に Roughly というゆるく続けられる家計簿アプリをリリースしました!
きっかけは「家計簿って記録面倒だし、結局支出とのにらめっこになって疲れる…。」
現在、家計簿は多くのサービスがあり、どれも非常に高機能です。
ただ僕は家計簿をつける行為は「支出のグラフとにらめっこする行為」=「毎日の自分を厳しく評価される『反省会』」のように感じていました。
しかももう過去には戻れないから「出来の悪い成績表」だけ送られ続けるような...。
だから続かないし、お金を使うこと自体がどんどん窮屈になる。
せっかく限りあるお金を使うのに窮屈な気持ちになりたくない…!
なので、
「お金の流れをもっとざっくり『感覚的』に把握できないかな?」
「お金を使った記録付けを、もっとポジティブな習慣に変えられないかな?」
そんなことをふんわり考え、Roughly を作り始めました!
Roughly は「水位」をモチーフにしています。
窮屈に1円単位で管理したくないから、使った合計金額は極力数字で示さず「水位」でざっくり把握。
ネガティブではなくポジティブな体験にしたいから「水位」は減らず増えるように。
プレッシャーを与える数字ではなく、変化していく様子をなんとなくざっくりわかるようにする。
それならもっと肩の力を抜いてお金と付き合える。
それが Roughly の原点です。
こだわり①:僕が毎日使い、僕が毎日改善する
Roughly には、僕自身が使わない機能や使っていて少しでも面倒に感じる機能はありません。
通勤途中、ランチの後、寝る前。
開発者である僕自身が Roughly のヘビーユーザーであり続けました。

「今の入力、ちょっと手間だったな」
「ここのアニメーション、もっと気持ちよくできないか?」
その日感じた小さな引っかかりを、その日のうちに修正していく。
この繰り返しが Roughly の骨格を作っています。
こだわり②:4歳の娘が教えてくれた「ほんとうの直感」
「無機質なツール」ではなく「直感的でシンプル、さわって楽しいツール」にしたかった
ただの記録ツールでは、僕自身飽きてしまって家計簿を続けられないことをわかっていました。
そのため、Roughly を作る上で何よりも大切にしたのは「さわっていて心地よいか?」という点でした。
ある日、今年4歳になった娘が開発中のアプリを覗き込んできて「なにやってるの?さわりたい!」と言ってきました。
僕は何も説明せず娘に Roughly を渡してみました。
すると娘は、気づいたら支出を記録していて、シンボルが水に落ちるのを見て、楽しそうに笑っていました。
そして、もっとさわらせてとせがみました。
文字も数字の計算もまだ覚えたての娘が Roghly の「楽しさ」を理解してくれた瞬間でした。
娘からのフィードバックはいつもまっすぐです。
入力した金額によって水位が増えることを理解すると高額な支出を入力して水位をいっぱいにして「なみなみになっちゃうよ〜ケラケラ」
端末の傾きに合わせて水位も傾くことを発見すると端末を傾けて「あ〜こぼれちゃう〜ケラケラ」
プラスボタン長押しでショートカットが出ることやそのショートカットをカスタマイズできることを発見すると「これがいいかな〜」と言いながら好きなショートカットを設定してプルプルハプティックを楽しむ。
端末の傾きに合わせてシンボルが転がりぶつかる振動があることを発見すると端末を傾けてコロコロ、コロコロ遊びます。



また、娘が「この水の中に何かいないの?」と聞いてきたことをきっかけにとある生物を実装しました。
シェイクすると娘作の生物が出現します。
一生懸命タブレットでお絵描きしてくれました。
Roughly の土台には娘の純粋な「楽しい」「心地いい」という感覚があります。
ちなみに Roughly の前に、OddEvenMerge という数字パズルアプリを作ったんですが
これも娘に奇数と偶数、フィボナッチ数列の数字たちと楽しく仲良くなって欲しいなと思って作ったアプリだったりします。
さらにちなみにですが、この数字パズルアプリにはスコアが94ぴったりになると娘のとある音声が流れるイースターエッグを仕込んでいます。
うちにはポケモンずかんNo.0094のゲンガーが3匹います。ゲンガーかわいい!

閑話休題。
「消費」を「彩り」へ
僕が目指したのは、お金を使ったという行為を、一日を彩る「ポジティブな記録」へと転換することでした。
カフェでの一息、友人とのランチ、買ったばかりの本。
それは消費という無機質な記録ではなく、生きた証そのものです。
だから、Roughly には厳しい警告も、反省を促すグラフもありません。
月末には頑張りを褒める「ふりかえりカード」があなたを待っているだけです。
完璧じゃない、だから続けられる。
Roughly は、完璧を目指す人のためのアプリではありません。
むしろ、完璧にやろうとして疲れてしまった人のための、「避難所」のようなアプリでありたいと思っています。
Roughly をぜひさわっていただき、ご感想いただけると嬉しいです!
そして Roughly が、あなたのお金との関係を少しでも「ゆるくて、ポジティブなもの」に変えるきっかけになれたらとてもとても嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
