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yuika_0811
アカシックレコードのある場所|ショートショート
「物語が浮かぶときはどんな時ですか?」
西田はインタビューを受けていた。経済界向けの、おかたい雑誌なので慎重に言葉を選ぶ。
「そうですね。日常で浮かぶことが多いですね」
特別に何かをしているわけではないので、”日常”と濁してみたものの、作家なら誰しも心当たりがある”あの場所”を西田は指していた。”あの場所”へ行くと、必ずあたらしい物語が動き出す。
”あの場所”を話していいものか、西田にはためらいがあった。
”あの場所”は、自分のこれまでとそれからを結ぶ真ん中にあって、その中心に自分を降ろすとアカシックレコードの扉がひらく。既に書かれたものはもちろん、これから書かれるもの全ての閲覧可能な扉がひらく。
「これまで」をめくるとインスパイアされ、「それから」では、ページをめくる毎に文字が生き生きと踊り出し、真っ白を埋めていく。
ということを話していいものかどうか。
この好奇心でいっぱいの駆け出しのお嬢さんに。
西田はためらっていた。
(409文字)
お読み頂きありがとうございました!
不思議な気分を味わって頂けましたでしょうか??
ちゃうねん、もっとゲラゲラ笑いたいねんという方は、こちらをどぅぞ!
ほなほな、また明日〜♪
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脚本で韓国デビューを目指す会社員です! もし、アタイをサポートしてくれはるのなら…あなたのおはようからおやすみまで笑いで見つめるライオンと化します(ガオー)