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ぴかそが生まれる。

昨日の着地点を決めない話しの続きというか、番外で思い出したんだけど、中学時代の美術はオール10でした。


模写がうまかったんよね。我ながら。お習字で鍛えられてたからやと思うわ。発想がとかデザイン性とか、そんなんじゃないわ。うん。



せやから高校に上がると、普通科のフツーの生徒のバナナはあっという間にその他大勢に分類されたわ。メッキが剥がされた歴史的瞬間です。



フツー科のガッコウなのに美大狙いの県展入選者がウヨウヨいるような高校だったから、授業の一コマである美術の時間も水準が高くて毎回出るお題がバナナにとってはヒジョーに難関でアヒョーンとしか言いようがなかったな。


「すごいな。高校って。高等教育なんや」と、しみじみしていたものです。


いやいやいやいや、ちゃいますやん。やばいな、単位取れますんですかいな、て話しですやんか。


と、ヒヤヒヤしていたのに平凡なバナナの作品が絶賛される。なんで? 特に本気で美術学校を目指してる子ぉや、先生から感嘆される。どないしたん、大丈夫?


でも、ごめん。ちゃうねん。それはアレンジメントフラワーとおんなじ原理なわけ。この秘密は墓場まで持っていこうと思っていたけど、昨日のついでの今日の本日、白日のもとに晒して懺悔するわ。


デザインの授業やったかな。なんかこうグラフィックみたいな感じ。なんていうの、人の顔をサーモグラフィーみたいにデザインする授業で、言うたら悪いけど、誰が誰のどの顔を描いても、ほぼ作品の個性が埋没して、体温計の会社のまわしもんですか、みたいな感じではあった。


ほんでそこでそもそも。ゲージツの分からないバナナは、当時好きだった人気がビミョーなアイドルを選んで、自分だけのワールドで作品つくりに没頭していました。


この手の授業で高評価を狙うならば、彫りの深い西洋人を選ぶところである。それもできるだけワールドワイドに有名な、マリリンモンローとか、エルヴィスプレスリーとか、リンカーンとか。

改めて今。この3人から選ぶとしたらレディー=ガガかな。入ってないやないケ。ごめん。


という訳で、知名度自体が中途半端なアイドルという被写体選びからして並はずれて惜しいバナナは、スタート前にはやくも脱落。


てゆーか、そもそもこの課題の趣旨がわからへんわ。あ、あれ? お鼻って難しいねんな。ん?描かれへんな。うまいこといかへんわ。ほな、描かんとこ、飛ばしたれ~。あれ、ほな、えらい空間できたな、お顔の真ん中に。どないしよ。んー、松竹梅でも入れとこか。


てなもんで、画力があれば、松の葉が指先に刺さって痛いぐらいの繊細な松竹梅を散らしたかったけれど、描かれへんから中途半端にポップな松竹梅をアイドルのお顏全体にテキトーに散らす。

みんなはサーモグラフィーに表現してるあたりやけど、そんなん知ったこっちゃねーよ、とどんどん散らす。


そしたら、誰にも真似のできない作品が出来ちゃった。そう、行き当たりばったりで描かれへんところを、自分ができることに変えて行ったつぎはぎ作品〜。


それを大真面目にやな。
美大出身のちゃんとした先生にやな。

「鼻を消すっていう発想がなかった…。背景に模様(松竹梅)とは…。でもごめん、この授業の趣旨から外れているからこの作品をトップにはできない…。けど、その発想と作品には自信を持って欲しい」


って、なんかめっちゃバナナの作品に衝撃を受けてはって、明治の文豪みたいに苦悩してはったから、なんか一言でもモノ言うたら先生を破壊しそうやったのでこっちも黙りこんでしまっちゃった。


いやいやいやいや、ちゃいますやん。ただの画力不足を補う逃げのつぎはぎです、逃げ足だけは速いんです。とは言えんかったです。


という訳で、このハナシは誰にも言わんとってな。

そしてあの時の先生がコレを読みませんように…。

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がが 脚本で韓国デビューを目指す会社員です! もし、アタイをサポートしてくれはるのなら…あなたのおはようからおやすみまで笑いで見つめるライオンと化します(ガオー)