『現実逃避』行きのチケット|ショートショート
「ございます。ご希望の行き先はどちらですか?」
え?
山積みになった仕事を前に、
シンは頭を抱えていた。
現実とのギャップが縮まらないジレンマに
ああ。しがらみも信頼も責任も。
全てを置いてどこかへ行ってしまいたい。
そんな、
どこにでも行けるチケットがあればな、と
ぼんやりしていたのだ。
「『現実逃避』ですね?」
え? 俺の声が聞こえ…るのか?
「申し訳ございません。『現実逃避』行きのチケットが見つかりませんでした」
ほらね。そんな現実は甘くないんだ。
期待しちまったじゃねーか。
逃げてたって、何も変わらないのが現実だ。
「『並行社会』でしたら、充分にお席がございます」
え? あっ…!
逃避という概念自体が存在しないという訳か…!
そうだ、そうだよ、そうなんだよ。
現実は、いくつも重なった並行社会のひとつだから「今」どの現実を選ぶかが連続して未来を創る。それが「今」いる現実と「未来」の現実へのチケットなんだ…!
行こう! 自分で創るパラレルワールドへ!
(412文字)
◇おしまい◇
お読み頂き、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか?
「現実」って目視できる現状だけに思いますが、理論物理では、見えない並行社会が現実としていくつも存在していると考えますよね。
その、並行社会に行くには「今」その行きたい並行社会を連続で思考することで実現する。なーんて話しを盛り込みました♪
インスパイアされた方はこちら。谷口シン@自由に勉強するnoterさんです!
あ、わたしのショートショートは完全フィクションです!
シンさんがお仕事で悩んではる訳ではございませんので、悪しからず。
お名前は拝借しちゃったけど、えへ。
シンさん、引用があかん時は言うてくださいね。すぐにリンクを外しますので(って今か。事後承諾か!)
ほなほな、明日も11時半にお会いしましょう〜♪
◇業務連絡◇
昨日でnote大学1ヶ月を迎えまして、無事、卒業いたしました!
在籍中は、ひとかたならぬご尽力を賜り、誠にありがとうございました。
また、どこぞでお目にかかった際は仲良くしてくださ〜い♪
◇わたしの自己紹介◇
◇目次一覧です◇

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脚本で韓国デビューを目指す会社員です! もし、アタイをサポートしてくれはるのなら…あなたのおはようからおやすみまで笑いで見つめるライオンと化します(ガオー)
