チューリップの企み
今年もチューリップが咲き始めた。
例によって、私が球根を厳選し
90の義母が植え付けたものである。
今年は色んな花色とサイズの花が
一斉に咲くよう『一斉咲き混合』に
してみた。なかなか良い☺️🌷
そう言えば、昔ハマっていたSF作家
新井素子さんの短編に
『チューリップさん物語』
という作品があったなぁ。
まるで童話か絵本のようなタイトル
なんだけど、最後まで読むと怖い。
文体が可愛らしいのも逆に怖い。
新井素子さんの作品は、
そんな感じのが結構ある。
新井さんは『バカ』の漢字を
馬鹿とせずに莫迦と書かれる。
それがとても文学的で上品な感じで
当時よく真似していた。
(まあ、意味は同じ罵倒なんだけど)
チューリップの和名は『鬱金香』
これは、私のバイブルの一翼、
木原敏江先生の『摩利と新吾』で
覚えた。
学生時代からよく、物知りだとか
雑学王だとか、どうでも良い知識が
豊富だとか上げてるのか下げてるのか
判らん評価をされていた私だが、
その源は90%以上が漫画と小説から
得たものである。
世の親御さん方よ。
「漫画ばっかり読んでないで!」
と、お子さんを叱るのは間違いだ。
作品の内容にもよるが、漫画とは
大人が真面目に調査研究努力をして
想像力と創造力を駆使して生み出す
ストーリーに加え、更に美しい絵と
読みやすいコマ割りまで作り上げる
究極の総合芸術である。
私も親からよく文句を言われたが、
還暦が迫る現在でも尚、周囲の方から
「(話題の)引き出し多いね!」
と高評価されているのは、漫画を熟読
してきた人生の蓄積なのだ。
あたら莫迦にしたものでは無い。
日を浴びて咲く、可憐なチューリップ
新井さんのお話みたいに、
彼らが本当に「せーのっ!」と
植物全部で一斉に光合成を止めたら
人類は全滅するしか無い。
植物同士が意思と情報を
共有しているという事実は、
最近の研究で明らかにされた。
SFは決して絵空事じゃないのだ。
美しい花や利用価値ばかりを
植物に求めて莫迦にしていると、
そのうち手痛い反撃を喰らうかも?
新井素子さんの、ラブリーかつ
ダークな作品から、私はそんな
警告を受け取っている。

やっぱり可愛いチューリップさん❤
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頂いたチップに相応しい作品を、
これからも書き続けたいと思います。
これからもお楽しみ頂けますよう
精進いたします!