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やりたいことをやれ(本田宗一郎)

本田技研工業の創業者がさまざまな場所で語ったことをまとめた1冊です。

経営者や創業者の本というと、経営哲学を語る内容がほとんどではないでしょうか。
この本では、そういう哲学だけでなく、日ごろの本田宗一郎氏の「人柄」が出ているようなページも多々掲載されています。

私、とある大企業のトップの方に知り合えた機会があります。その方の学生時代について尋ねたら、「人に言えるような事はちっとも。とにかく遊びまくっていたので」と。
今、経営哲学を語れるような立場にいる方も、きっと学生時代はそんな時間を過ごしていた方が多いのではないでしょうか。ただ、そこを語れる「場」が、書籍ではなかなか見当たりません。そういう意味でもこの『やりたいことをやれ』での語りは貴重な気がします。子ども時代のいたずらエピソードもおもしろいです。

それと、「若い方への期待」が何項目にもわたって語られています。むしろ老いた側は老害であり、そういう立場の人間が口出しをすることは若手の成長を妨げるという主旨の事が何度も出てきます。
若い人に任せると何かと心配ごとが増えるかもしれませんが、そこを本田氏はバサッとたち切っています。

現代は、本田宗一郎氏がご健在だった時代よりもさらに物事が変化するスピードが増しています。新しく知らなければならない物事が増え、追いつく事に精いっぱいですが、若い人はそういう事も早く吸収できて活用もできるのでしょう。であれば、こちら側がそれに棹をさす必要はないはずです。




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東の京の田舎市民 至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。