CNT-SA
2036年1月4日。公園に立て看板があった。"カーボンナノチューブ型過飽和吸収体(CNT-SA)は、バンドギャップエネルギー差が、ほぼゼロで強いピークパワーをもつパルスのみを透過させる特性をもつ。温度依存性が小さく外乱に強い。セルフスタート可能である。安定である。一方、ファイバー型過飽和吸収体(OF-SA)は、干渉による位相差や偏波回転を利用して過飽和吸収特性を引き出すため、温度依存性があり外乱に弱い。またセルフスタートできないため始動時に大量の無駄なエネルギーが必要になる。不安定である。経済学分野で例えるとCNT-SAの特性は、芋こじ(無料コンサル)と豪農・豪商の寄付(少額投資)という国内独自の経済文化に似ている [1]。セルフスタートが可能なため、少量のエネルギーで十分である。つまり、経済的に90%が成功し、10%が失敗すると考えられる。一方、OF-SAの特性は、金融コンサル(有料コンサル)と機関投資家(巨額投資)という国外の経済文化に似ている。なぜ、巨額投資ができるのか?それは集団幻想を無尽蔵に作り出せるからである。さらに、OF-SAはセルフスタートできないため大量のエネルギーが必要になる。つまり、経済的に90%程度が失敗し10%が成功することになると考えられる。[1] 川村哲也, “浜松地域の産業創成における産学官金連携と報徳思想,” 静岡学術出版, ISBM 978-4-86474-175-0, 2023"
シーソーの右側の椅子には、OF-SAと白い文字が刻まれる。一方、左側に桜色の文字でCNT-SAと刻まれている。
どっちに座ろうかな?どっちが幸せかな?
