【MYOG #3】 バックパックの外付けスタッフサックを見直したい!
もともと、バックパックの外付け用スタッフサックとして、某ブランドの「Stuff Pack(X-pack VX03)を使っていました。ただ、私のスタイルにはどうしても気になる点があったんです。
重さ: 単体で66gあり、少し重たいのがネックでした。
サイズ感: 容量が9Lあったのですが、テント装備を入れてもスペースを持て余し気味でした。
見た目のバランス: 25L以下のバックパックに載せると、スタッフサックが大きすぎて左右にはみ出してしまい、どうしても「頭でっかち」なシルエットになってしまうのが気になっていました。
「もっと軽くて、サイズもコンパクトな、自分のバッグに合うスタッフサックが欲しい!」 そう思ったのが、今回のMYOGのきっかけです。

「クラフト紙袋」のチープな可愛さを、DCFで形にする
ただ、普通のスタッフサックを作っても面白くないなぁ……と考えていた時、ふと頭に浮かんだのが、どこにでもある、よくあるクラフト紙の紙袋でした。
あのチープで味のある感じを、DCF(ダイニーマ・コンポジット・ファブリック)で作ってみたい!
紙袋の構造って、縦のラインと底の数箇所にテープを貼るだけで、ある程度の強度が保てるようになっています。「クラフト紙であれだけしっかり形になるんだから、DCFで作ったら相当タフなものができるんじゃないか?」と考えました。
私は普段デザイナー(パッケージデザインもやっています)をしていて、紙袋の展開図や組み立てには慣れていることもあり、まさに「紙で作る感覚」でサクサク形にしていくことができました。




ミシンがなかったからこそ、ハマった「ボンディング」
当時はまだミシンを持っていなかったので、「ボンディング」という手法で作ることにしました。 簡単に言うと、基材レスの薄くて超強力な両面テープを貼って、圧着してくっつける方法です。
DCFとボンディングの組み合わせは自分にとって扱いやすい素材と手法だったこともあって、ここから一気にMYOGの世界にハマっていきました。
振り返ると…… 今はミシンも使うようになったので、DCFのメリット・デメリットを理解した上で「ここはボンディングだけ」「ここは縫ってからDCFテープで補強」という風に、用途に合わせて使い分けています。 ちなみに、この紙袋型をミシンで縫って作ろうとすると結構難しいのですが、ボンディングなら本当に簡単にできてしまいます。
こだわったポイントと、引き算の仕様
クラフト紙袋の雰囲気をそのままDCFに落とし込みたかったので、外付け用とはいえ、重くなるデイジーチェーンはあえて付けませんでした。
ただ、口を閉じる機能は必要です。そこで、1.18mmの細いグレーのマイクロコードを内側に忍ばせておいて、必要な時だけキュッと閉められる仕様にしました。
見た目がゴツくなってしまう「コードロック」も付けていません。紐をしっかり結べばいいだけなので、今のところ中身が飛び出したりすることもなく、これで十分事足りています。
実測12g。約5リットルのスタッフサックとしては、なかなか軽い方だと思います。 そして、17リットルのバックパックに外付けしてみると、バランス良くスマートになります。自分の道具のサイズに合わせて作れるのが、MYOGの醍醐味ですね。



[ 筆者について ]
本職はグラフィックデザイナー。独立10年目の節目に、山と街の境界線をなくすULギアブランド【337 UL】を立ち上げ準備中。Instagram(@337.ul)でも日々の様子や写真を少しずつ投稿していきます。記事への「スキ」や「フォロー」で応援していただけると励みになります!
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