(闘病日記10)検査が終わっても帰れない
前回はこちら↓
前回の通院時に上腹部のエコー検査と骨シンチ検査を9/22で予約した。
ちなみに次の診察は9/28。
いつもの乳腺外科のほかに、初の乳腺内科。
9/22。
朝から腹部エコー。
どきどき。
次の骨シンチもそうだが、乳房以外に癌が発覚した場合、ステージが一気にあがる。
ざっくりいうと
現在の認識ステージ2
脇のリンパ節転移でステージ3
そのほかの転移はステージ4となる。
1ヶ月前に検査を受けたけど、そのときには実感なかった。
いまは違う。なにか見つかるか見つからないかで自分の気の持ちようが変わる。
エコーはなんなく終わった。
そのまま骨シンチ検査のために地下に向かう。
受付をして、待つ。
ナースが薬を注射してくれる。
注射後、薬が全身に行き渡るまで2時間以上かかる。その後、検査だ。
が、血管が見つからず3回刺し直してもうまくいかない。
奥からベテランナースが現れて、改めて血管を探し始めて、やっと薬を入れた。
検査まで時間があるのでカフェでランチをし、仕事をしたり、本を読んでのんびりと過ごした。
こんなにゆっくり過ごせるの久しぶりかもしれない。
あまり母親と上手くいってなかったため、実家は好きではなく、家で過ごす時間は寝る時間くらいだった。
結婚して子供を産んだら、自分の時間はなくなって、本を読むこともなくなった。
自分の時間と言えるのは大学院に行ってる時間。そして病院のこの時間。
正直、この病院への信頼感と安心感はいまもある。
2時間を過ぎ、検査に向かった。
骨シンチ。
緊張。
胸の癌が骨に転移していたら、
かなり増殖しているということなのかな。
会話もなくとても長い時間に感じる。
どちらにしろ検査結果が今日出るわけではないから、心配しても仕方ないか。
「ご帰宅後は一晩程度、小さなお子様(乳幼児〜小学低学年)への配慮として、抱擁や抱っこしての授乳などの身体的接触は控えることを推奨しております。」
骨シンチ検査の案内用紙を見るまですっかり忘れていた。
帰りの駅と電車で夫に連絡して説明し、最寄り駅近くのホテルを予約した。
切ない。
5才の息子とは毎日ハグしてるし、ひざにのってくるし、当たり前に一緒に寝る。
近くにいるのに、今日はお迎えにも行けないし、手をつなげない、ハグもできないし、一緒に寝れない。会えない。
正直、癌の治療で一番堪えたのがこのときだった。
家の最寄駅に着くと、駅直結のホテルに向かい、おとなしく過ごした。
窓からは駅のホームが見える。私は電車に乗る必要もないくらい家が近いのに家に帰れない。
