読者の興味を切らさない。「続き」をつくる文章術。

こんにちは、井口です。
ぼくは個人事業主として、小資金でも実践できるWEB集客や販促の方法を探求しながら、日々仮説と検証を重ねています。
このnoteでは、なんとなく聞いたことはあるけれど、意外と曖昧なまま使われているマーケティング用語にフォーカス。自分で調べたり、実体験をもとにしながら、できるだけ噛み砕いた言葉でまとめています。
専門用語が苦手な方でも、「なるほど、そういうことか」と思えるような形でお届けできたらうれしいです。
頑張って書いても読まれなかったnote。原因は、文章力じゃなかった。ゼロから43日で月間2万ビューに変わった理由 ➡ 続きを読む。
ところで、発信をしているとこんな瞬間ってありませんか?
「読んでもらえるところまではいくのに、続きを読んでもらえない…」
「最後まで興味を持ってもらうには、どうしたらいいんだろう?」
僕も最初はまったく分からなくて、毎回「伝わり切らない感」にモヤモヤしていました。
そんな時に出会ったのが今回のテーマ 「クリフハンガー」。
最初に聞いたときは「え、ハンガー? 服かけるやつじゃないよね?」と本気で思っていました(笑)
でも調べてみると、「あっ、そういうことだったのか!」と腑に落ちる発見があったんです。
実はクリフハンガーって、物語だけのテクニックじゃなくて
ぼくたち個人事業主やフリーランスが「読まれる発信」を作るためにも使える、かなり強力な仕掛けなんです。
この記事では、クリフハンガーの意味から日常での例、ビジネスでの活用までを、できるだけ分かりやすく紹介します。
読み終わる頃にはきっと、「あ、これなら自分も使えるかも」とワクワクしているはずです。
それでは、さっそく一緒に見ていきましょう。
クリフハンガーって、どういう意味?
「クリフハンガー(Cliffhanger)」という言葉。
初めて聞いたとき、僕は「ハンガー? 洋服をかけるやつ?」なんて思ってしまいました。
調べてみると、直訳では「崖(Cliff)にぶら下がっている人(Hanger)」という意味だそうです。
想像してみてください。
主人公が崖から落ちそうになって、指先だけでなんとかぶら下がっている状態。
「落ちるの? 助かるの? どっち!?」と、ハラハラしますよね。
一般的には、映画やドラマなどで、物語を盛り上がった場面や未解決の状況でわざと中断し、視聴者に「続きを見たい!」と強く思わせる作劇手法のことを指します。
例えば、ドラマのすごくいい場面、主人公が絶体絶命のピンチ!
「どうなるの!?」とドキドキした瞬間に……
『To Be Continued(続く)』
画面が暗転して、エンディング曲が流れる。
「えー!! ここで終わるの!? 気になりすぎる!!」
ついつい「次のエピソードを再生」ボタンを押してしまい、気づけば朝……なんてこと。
ぼくはしょっちゅうです(笑)
1960年代頃から使われ始めた言葉らしいですが、今ではビジネスやマーケティングの世界でも、「顧客の興味を惹きつけ続けるテクニック」として使われているんです。
要するに、「お預け」をすることで、相手の関心を強烈に引っ張る手法のことだったんですね。
身近な例で考えてみよう!
これ、もっと身近な日常会話に置き換えてみるとわかりやすいです。
例えば、久しぶりに会った友達からこう言われたとします。
「あ、そういえばさ……君の仕事にとって、すごく大事な話を聞いたんだけど……」
「え、なに? 教えてよ」
「あ、ごめん! もう行かなきゃ。また今度ゆっくり話すね!」
そう言って友達が去ってしまったら、どう思いますか?
「えっ、何!? 気になって仕事が手につかないよ!」ってなりませんか?(笑)
もし友達がその場ですべて話してくれていたら、「ふーん、そうなんだ。ありがとう」で終わっていたかもしれません。
でも、「大事な話がある」という予告だけして中断されたことで、その情報の価値が自分の中で勝手に爆上がりし、次会う時までその友人のことを考え続けてしまいます。
これが、クリフハンガーの心理効果です。
人は「完了したこと」よりも「中断されたこと」や「未完成のこと」の方を強く記憶に残すという心理傾向(ツァイガルニク効果とも呼ばれます)があるそうです。
クリフハンガーは、この心理をうまく突いているんですね。
フリーランスはどうやって活用できる?
「なるほど、心理テクニックなのはわかったけど、個人事業主やフリーランスのぼくらがどう使うの?」って思いますよね。
ぼくも最初はピンと来なかったのですが、先輩たちの発信を見ていると、「あ、これクリフハンガーだ!」と気づく場面がたくさんありました。
いくつか例を挙げてみますね。
1. SNSでの「予告」投稿
新しいサービスを始めるとき、いきなり「始めました!」と発表するのではなく、数日前からこんな投稿をします。
「ついに準備が整いました。フリーランスの悩みを一発で解決する『あの企画』、明日20時に発表します。お楽しみに!」
こう言われると、フォロワーさんは「なんだろう?」と気になって、翌日の20時にまた見に来てくれる確率が上がります。
これも立派なクリフハンガーです。
2. ブログやメルマガへの誘導
ブログ記事の導入部分で、問題提起をして読者の関心を高めた後、こう書きます。
「実は、この問題を解決する裏技があるんです。長くなるので、具体的な手順は明日のメルマガ(または後半の記事)で公開しますね」
SNSで興味付けをして、詳しい中身はブログやメルマガへ誘導する。
「答えを知りたい!」という欲求をバネに、別の媒体へ移動してもらうテクニックです。
3. 動画や講座の構成
セミナー動画などで、前半の最後にこう伝えます。
「前半では『なぜ失敗するのか』をお話ししました。では、どうすれば成功できるのか? その具体的な3つのステップについては、休憩の後に詳しく解説します」
こうすることで、休憩中も参加者の意識を繋ぎ止め、後半の離脱を防ぐことができます。
まとめ:スパイスとして使ってみよう
調べてみて、「クリフハンガー」は単なるドラマの演出ではなく、「相手に興味を持ち続けてもらうための親切な工夫」でもあるんだなと腑に落ちました。
だって、どんなに良い情報を発信していても、読んでもらえなかったら意味がないですもんね。
「続きが気になる!」というワクワク感を作ることで、ぼくたちの発信をより楽しんでもらえるのかもしれません。
ただ、一つだけ注意点も学びました。
それは、「やりすぎないこと」。
毎回毎回「重大発表!」と言って大したことのない内容だったり、「続きはブログで」ばかりで全然答えを教えてくれなかったりすると、読者は疲れて離れてしまいます。
「狼少年」ならぬ「クリフハンガー少年」にならないよう、信頼関係を大事にしながら、ここぞという時のスパイスとして使うのが良さそうです。
ぼくも次回のプロモーションでは、クリフハンガーを意識してみようかなと思います。
日々のSNS投稿やブログの最初や最後の一文で、ちょっとだけ「謎」を残してみるのもいいかもしれません。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
(……と言いつつ、次回もっと面白いテーマを用意しているのは内緒です)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が「なるほど、そういうことだったのか!」という小さな気づきや、あなたのアイデアのヒントにつながっていたら嬉しいです。
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