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スルーされる発信が「急に読まれる」ようになる。カクテル・パーティー効果の使い方。

こんにちは、井口です。
ぼくは、個人事業主としてマーケティングや文章の書き方を学びながら、日々実践と検証を繰り返しています。

で、今日はそんな日常の中でふと気づいた「ちょっと不思議だけど、めちゃくちゃ使える話」を紹介したいんです。

たとえば、カフェで作業しているときって、周りのガヤガヤした声ってあんまり気にならないですよね。

でも突然、「あなたが興味ある言葉」だけピュッと耳に入ってきた経験ってありませんか?

そう、まさにぼくが「コピーライティングがさぁ…」という会話を後ろから聞いたあの日のように(笑)

これ、実は誰にでも起きる現象で、放っておくと「届けたい相手に届かない発信」を続けてしまう原因にもなるんです。

ぼくも最初はよく分からなかったんですが、調べてみて「あ、これビジネスにもめちゃ使えるやつじゃん」と気づいたんです。

今回の記事では、この「カクテル・パーティー効果」と呼ばれる心理効果が何なのか?

そしてぼくたち個人事業主・フリーランスがどう使えば「読まれる・気づかれる・振り向いてもらえる」発信につながるのかを、できるだけ分かりやすくお話ししていきます。

読み終えるころには、「あ、だからあの記事は刺さるのか」「こう書けば自分ごと化してもらえるんだ」と、今日からすぐ使える小さな視点がひとつ増えているはずです。


脳は「自分に必要な情報」だけを選んでいる

カクテル・パーティー効果とは、「騒がしい場所でも、自分の名前や興味のある話題、危険を知らせる音などは自然と聞き取れる現象」のこと。

パーティー会場のような騒音の中でも、会話相手の声や、遠くで自分の名前を呼ばれた声は聞き分けられますよね?

これは、脳がすべての音を聞いているわけではなく、「自分にとって重要だ」と判断した情報だけを無意識にピックアップしている(選択的注意)からだそうです。

どうやらぼくたちは、耳に入ってくる膨大な情報の中から、無意識に「聞きたいこと」だけを選んで聞いているんですね。

人混みの中で友達を探すようなもの

もっとイメージしやすくするために、視覚的な例えで考えてみます。

(厳密には聴覚の話ですが、マーケティングでは視覚情報にも応用されることが多いそうです!)

例えば、ものすごい人混みのスクランブル交差点を歩いているとします。

すれ違う人の顔なんていちいち覚えていませんよね。
ただの「風景」として流れていきます。

でも、もしその中に「仲の良い友達」がいたらどうでしょう?
「あ! 〇〇ちゃんだ!」と、一瞬で見つけられることがあります。

周りの数百人は目に入っていないのに、友達だけはパッと目に飛び込んでくる。

これも、「自分に関係がある情報(知っている顔)」だからこそ、脳が反応している状態と言えます。

ぼくも軽自動車を買おうと思ったとき、今まで外を歩いていても気にならなかったのに、やたらと視界に軽自動車が入ってきたという経験があります。

ビジネスの世界でもこれと同じで、お客さんは世の中に溢れる広告や情報を「ただの風景」として流しています。

その中で立ち止まってもらうには、「これは私のことだ!」と気づいてもらう必要があるんですね。

個人事業主・フリーランスはどう使う?

では、ぼくたちのような個人事業主やフリーランスは、この効果をどう活かせばいいのでしょうか?

調べてみると、「ターゲットへの呼びかけ方」に大きなヒントがありました。

① 「皆さん」ではなく「ターゲット」を絞る

例えば、ブログやSNSで発信するとき。

×「ブログの書き方に悩んでいる皆さんへ」
○「ブログのネタがなくてパソコンの前で固まってしまうあなたへ」

後者のほうが、「あ、それ今の私のことだ!」とドキッとしませんか?

「皆さん」と呼びかけると誰の耳にも届きませんが、具体的に絞ることで、その悩みを持つ人の脳に「重要な情報だ」と認識させることができます。

政治家の街頭演説が耳に入ってきずらいのは「皆さん」と声がけしているのも関係してそうですね。

それが、「そこの赤い服を聞いた田中さん」なんて言われたら足を止めて振り返りそうですよね 笑

② 自分の名前を呼んでもらったときのインパクト

メールマガジンやLINE公式アカウントなどで、「〇〇さん、こんにちは」と相手の名前を入れるのもこの効果の応用だそうです。

確かに、自分の名前が件名に入っていると、ついつい開封してしまいますよね。まあ、やりすぎると「またこのパターンね」と効果は薄くなりそうですが。

③ 問いかけを使う

「最近、肩こりがひどくないですか?」といった問いかけも有効です。

ちょうど肩こりに悩んでいる人は、その文字を見た瞬間にカクテル・パーティー効果が働き、その後の文章を読みたくなってしまいます。

まとめ:届けるためには「名指し」する勇気が必要

最初は「音の聞こえ方の話かな?」と思っていましたが、学んでみると「情報の届け方の極意」そのものでした。

ぼくもついつい、多くの人に読んでもらいたくて「みなさん」とか「初心者の方」といった広い言葉を使いがちです。

でも、それだと結局、誰のアンテナにも引っかからない「雑音」になってしまう恐れがあるんですね。

「これは、あなたのための情報ですよ」と明確に伝えてあげること。

それが、お客さんにとっての親切であり、振り向いてもらうための第一歩なんだと気がつきました。

まずはブログ記事のタイトルで、勇気を出してターゲットを絞った呼びかけを試してみるのもありかもしれません。

ちなみに、これと似た心理効果に「カラーバス効果(意識しているものが目に飛び込んでくる現象)」というものもあります。

「今日のラッキーカラーは赤」と言われると、赤いものばかり目につくアレですね。

こちらも面白そうなので、また別の機会に一緒に深掘りしていけたらと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が「なるほど、そういうことだったのか!」という小さな気づきや、あなたのアイデアのヒントにつながっていたら嬉しいです。

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