noteが読まれる人は「何を伝えるか」より「どう受け取られるか」を考えている。

こんにちは、井口です。
ぼくは個人事業主として、小資金でも実践できるWEB集客や販促の方法を探求しながら、日々仮説と検証を重ねています。
このnoteでは、なんとなく聞いたことはあるけれど、意外と曖昧なまま使われているマーケティング用語にフォーカス。自分で調べたり、実体験をもとにしながら、できるだけ噛み砕いた言葉でまとめています。
専門用語が苦手な方でも、「なるほど、そういうことか」と思えるような形でお届けできたらうれしいです。
頑張って書いても読まれなかったnote。原因は、文章力じゃなかった。ゼロから43日で月間2万ビューに変わった理由 ➡ 続きを読む。
「ちゃんと発信してるのに、なぜか選ばれない…」
「スキルも実績もあるはずなのに、価格で比較されてしまう…」
フリーランスや個人事業主として活動していると、こんなモヤっとした感覚、ありませんか?
ぼくも以前は、
「もっと実力を磨かなきゃ」
「もっと分かりやすくアピールしなきゃ」
「もっと実績を見せなきゃ」
と思っていました。
もちろん、それも大事です。
でも調べていくうちに、
「あ、問題はそこだけじゃなかったんだ」
と腑に落ちた考え方がありました。
それが、ブランドパーセプションです。
正直、最初に聞いたときは横文字だし、なんだか難しそうに感じました。
でも、すごく噛み砕くと、
お客さんの頭の中で、自分がどう受け取られているか
という話です。
ここで大事なのは、「自分がどう見られたいか」ではなく、お客さんが実際にどう受け取っているかという視点なんですよね。
この記事では、ブランドパーセプションを専門用語なしで噛み砕きながら、
「なぜ選ばれる人とそうでない人が分かれるのか」
「実際に何から始めればいいのか」
を一緒に整理していきます。
「ブランドパーセプション」ってこういうことらしい
調べてみて、ぼくなりにざっくり理解したのがこちらです。
ブランドパーセプションとは、
お客さんが、ある人やサービスに対して抱いている印象や認識のこと。
たとえば、
「あの人は返信が早い」
「あの人は説明が分かりやすい」
「あの人は安心して任せられる」
「あの人はちょっと高いけど、お願いする価値がある」
こういった印象が、お客さんの頭の中に積み重なっていきます。
これが、ブランドパーセプションです。
つまり、こちらがいくら
「私は丁寧です」
「私は信頼できます」
「私は質の高い仕事をします」
と発信しても、お客さんがそう感じていなければ、意味がないんですよね。ここが、すごく大事なところだと思いました。
「あのカフェ」を思い浮かべてみてください
たとえば、あなたがよく行くお気に入りのカフェを思い浮かべてみてください。
きっと、そのお店に対して色々な印象があるはずです。
「あそこは、ちょっと高めだけど落ち着ける」
「店員さんがいつも感じいい」
「Wi-Fiも電源もあるから仕事しやすい」
「コーヒーにこだわっていて、本格的な味がする」
こういう一つひとつの体験が積み重なって、
「あのカフェってこういうお店だよね」
という印象になります。
逆に、お店側が
「うちはおしゃれで快適なカフェです!」
と発信していても、お客さんが
「うーん、普通かな」
と感じていたら、その人の中では「普通のカフェ」になってしまう。
つまり、ブランドは自分で言い切るものではなく、お客さんの中に育っていくものなんだと思いました。
フリーランスこそ考えたい「どう受け取られているか」
これを、ぼくたち個人事業主やフリーランスの仕事に置き換えると、かなり大事な話になります。
たとえば、Webライターなら、
「質の高い記事を書けます」
「納期を守ります」
「SEOもできます」
とアピールすることはできます。
でも、実際に仕事をお願いしたクライアントが感じているのは、もっと具体的なことだったりします。
「〇〇さんは返信が早くて助かる」
「難しい内容も分かりやすくまとめてくれる」
「こちらの意図を汲み取ってくれる」
「毎回、安心して任せられる」
こう思ってもらえていたら、その人のブランドパーセプションは、安心して任せられるライターになっているかもしれません。
デザイナーなら、
「修正対応が丁寧」
「こちらの曖昧なイメージを形にしてくれる」
「提案が分かりやすい」
「一緒に仕事がしやすい」
という印象が積み上がっていく。
コンサルタントや講師なら、
「話が分かりやすい」
「押しつけではなく、一緒に考えてくれる」
「自分にもできそうと思わせてくれる」
「相談しやすい」
という受け取られ方が、次の仕事や紹介につながっていく。
つまり、お客さんが「またお願いしたい」と思う理由は、スキルだけではないんですよね。
仕事の進め方、言葉の選び方、返信の早さ、説明の分かりやすさ、人柄。
そういったもの全部が積み重なって、「この人って、こういう人だよね」という印象になっていくんだと思います。
では、最初に何から始めればいいのか?
ここで大事になるのが、
「じゃあ、実際に何をすればいいの?」
という話です。
ぼくなりに考えると、最初にやることは難しくありません。
まずは、お客さんにどう思われているかを言葉にしてみることだと思います。
たとえば、過去のお客さんや読者さんから言われた言葉を思い出してみます。
「説明が分かりやすいですね」
「安心してお願いできました」
「返信が早くて助かりました」
「親しみやすいです」
「背中を押してもらえました」
こういう何気ない言葉の中に、自分のブランドパーセプションのヒントが隠れています。
自分では当たり前にやっていることでも、お客さんにとっては価値になっていることがあるんですよね。
なので、最初の一歩としては、
過去にもらった感想を10個書き出してみる
これがおすすめです。
難しい分析をする前に、まずは「自分は実際にどう受け取られているのか」を見える化する。
これだけでも、かなり発信や仕事の見せ方が変わってくると思います。
次にやることは「伝えたい印象」とズレていないかを見る
過去にもらった感想を書き出したら、次に見るのは、
自分が伝えたい印象と、お客さんが受け取っている印象がズレていないか
です。
たとえば、自分では
「実績のある専門家」
として見られたいと思っている。
でも、お客さんからは
「話しやすい人」
「初心者にも分かりやすく教えてくれる人」
と思われている。
この場合、どちらが正解・不正解という話ではありません。
むしろ、お客さんが感じてくれている印象の中に、自分の強みがあるかもしれないんです。
ぼく自身も、マーケティング用語を発信するときに、
「専門家っぽく見せよう」
とするよりも、
「難しい言葉を、分かりやすく翻訳する人」
として受け取ってもらえた方が、自分らしいのかもしれないと感じています。
ここを無理に背伸びしてしまうと、発信もサービスもズレてしまう。
だからこそ、自分が見せたい姿ではなく、お客さんが価値を感じてくれている姿を見つけることが大事なんだと思います。
今日からできる3つのアクション
ブランドパーセプションを仕事に取り入れるなら、まずはこの3つから始めると良さそうです。
1. 過去にもらった感想を書き出す
お客さん、読者、クライアント、仲間から言われた言葉を集めてみる。
「分かりやすい」
「安心できる」
「丁寧」
「相談しやすい」
「行動したくなる」
こういう言葉が、自分の印象を知るヒントになります。
2. 自分がよく言われる言葉を発信に入れる
たとえば「説明が分かりやすい」と言われるなら、
「初心者にも分かりやすく」
「専門用語を噛み砕いて」
「実体験をもとに」
という表現をプロフィールや投稿に入れてみる。
お客さんが感じている価値を、自分の発信にも反映させていくイメージです。
3. 仕事の中で一貫させる
発信では「丁寧」と言っているのに、実際の返信が雑だったら、印象は崩れてしまいます。
発信、プロフィール、メール対応、納品物、アフターフォロー。
全部が少しずつつながって、「この人はこういう人だよね」という印象になります。
だから、ブランドパーセプションは、かっこいい言葉を作ることではなく、日々の小さな行動をそろえていくことなんだと思います。
まとめ:ブランドは「言ったこと」より「伝わったこと」で決まる
ブランドパーセプション。
最初は難しそうに感じましたが、噛み砕いてみると、お客さんの中にある、自分への印象という、とても身近な話でした。
そして大切なのは、
「自分がどう見られたいか」だけではなく、お客さんが実際にどう受け取っているかを見ること。
そのための最初の一歩は、難しいことではありません。
過去にもらった感想を書き出す。
よく言われる言葉を拾う。
その印象を発信や仕事の中で一貫させる。
これだけでも、自分の見せ方や伝え方はかなり変わってくるはずです。
選ばれる人は、ただスキルがあるだけではなく、
「あの人にお願いしたい」
と思ってもらえる印象を、日々の行動で積み上げている人なのかもしれません。
ぼく自身も、まずは「井口さんは、難しいことを分かりやすく翻訳してくれる人」
と思ってもらえるように、日々の発信や仕事の中で積み上げていきたいなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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