新しいお客さんを集める前に今のお客さんが離れる理由を考えてみる。

こんにちは、井口です。
ぼくは個人事業主として、小資金でも実践できるWEB集客や販促の方法を探求しながら、日々仮説と検証を重ねています。
このnoteでは、なんとなく聞いたことはあるけれど、意外と曖昧なまま使われているマーケティング用語にフォーカス。自分で調べたり、実体験をもとにしながら、できるだけ噛み砕いた言葉でまとめています。
専門用語が苦手な方でも、「なるほど、そういうことか」と思えるような形でお届けできたらうれしいです。
頑張って書いても読まれなかったnote。原因は、文章力じゃなかった。ゼロから43日で月間2万ビューに変わった理由 ➡ 続きを読む。
ところで…こんな経験、ありませんか?
「新規のお客さんは来てくれるのに、なぜか続かない」
「リピートが安定しない」
「気づいたら離れている…」
ぼく自身、この「なんとなくモヤっとする現象」の正体が分からずにずっと不安を抱えていました。
でも、「チャーン分析」という考え方を調べてみて、「あ、これってまさに自分の悩みの正体だったのか…!」ときづいたんです。
難しそうな単語に聞こえますが、要するに「なぜお客さんが離れてしまうのか」を見つけるための超シンプルな視点でした。
この記事では、このチャーン分析の考え方をやさしく解説していきます。
「リピート率の波が激しい」「クライアントとの関係を安定させたい」そんな方なら、読み終える頃には小さなヒントがきっと見つかるはずです。
そもそも「チャーン分析」って何?
まずは、言葉の意味から調べてみました。
「チャーン(Churn)」とは、元々は「撹拌する(かき混ぜる)」という意味ですが、ビジネスの世界では「解約」や「顧客離れ」を指す言葉として使われています。
つまり、チャーン分析とは一言でいうと、「自分のお客さんが、どれくらいの割合で離れていってしまったのか、そしてそれは『なぜ』なのかを分析すること」
です。
サブスクリプション(定額制)のサービスなどでよく使われる用語らしいのですが、これ、ぼくたちのような個人のビジネスでも無視できない話なんです。
穴の空いたバケツの話
ここで、イメージしやすいように例え話をさせてください。
あなたのビジネスを「バケツ」だと想像してみてください。
そして、
「水」がお客さん(売上)です。
ぼくたちは普段、売上を上げるために、一生懸命バケツに水を注ぎますよね。
「新しいお客さんを見つけなきゃ!」と、蛇口を全開にして水を入れようと頑張ります。
でも、もしそのバケツの底に「小さな穴」が空いていたらどうでしょう?
せっかく注いだ水が、そこからチョロチョロと漏れ出してしまいます。
この「漏れ出している水」が、解約してしまったお客さん。
そして「穴」が、お客さんが離れてしまう原因です。
チャーン分析とは、「蛇口をひねって水を増やす(新規集客)」前に、「バケツの穴の大きさや場所を確認して、塞ぐ(解約防止)」作業のことなんです。
穴が空いたまま水を注ぎ続けるのは、すごく大変ですよね。
だからこそ、まずは穴を見つけて塞ぐことが大切ということなんです。
フリーランスの現場ではどう使う?
では、実際にぼくたち個人事業主やフリーランスの活動に置き換えてみましょう。
例えば、あなたが毎月ニュースレターを発行しているコーチや、継続案件を受けているWebデザイナーだとします。
先月は10人のクライアントがいたのに、今月は2人から「今回は更新を見送ります」と言われてしまったとします。
このとき、「残念だな、また新しい人を探そう」で終わらせてしまうのは、チャーン分析をしていない状態です。
ここで一歩踏み込んで考えます。
離脱率は?:10人中2人だから、チャーンレート(解約率)は20%。これって高い?低い?
理由は?:
「予算の都合」と言われたけれど、本当はサービスに不満があったのかな?
連絡のレスポンスが遅くて不安にさせたかな?
競合のフリーランスに乗り換えられたのかな?
このように、「去っていった理由」にとことん向き合うことが、チャーン分析の実践です。
もし「連絡が遅い」ことが原因なら、集客を頑張るよりも、まずは返信を早くする習慣をつける方が、ビジネスは安定しますよね。
まとめ:学んでみての気づき
今回調べてみて、「チャーン分析」という言葉の冷たそうな響きとは裏腹に、実はとても「人情味のある活動」だなと感じました。
なぜなら、これって結局「今、目の前にいてくれるお客さんを大切にする」ということだからです。
新しいお客さんに出会うのはワクワクするし、ついそちらに目が向きがちです。
でも、すでに関わってくれているお客さんがなぜ離れてしまうのか、その「痛み」に向き合うことが、結果的に長く愛されるビジネスにつながるんですね。
「最近、なんだかリピート率が悪いなぁ」
もしそう感じることがあれば、それはバケツの穴を点検する「チャーン分析」のタイミングかもしれません。
ぼくも、まずは今お付き合いのあるクライアントさんに、「最近どうですか?」と連絡してみようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が「なるほど、そういうことだったのか!」という小さな気づきや、あなたのアイデアのヒントにつながっていたら嬉しいです。
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