見出し画像

【369読書】Kengo『自然の法則 人生が好転するニュートラルの魔法』レビュー 私は、変わろうとする前に、感じ切ることを避けていないだろうか

この本を読んで、
「人生を変えたいなら、まず行動しよう」
という言葉が、少しだけ違って聞こえるようになった。

Kengoさんが繰り返し伝えているのは、
行動の前にやることがある、ということだった。



行動の前に、不快な感情を感じ切る

現状を変えたいなら、いきなり動くのではなく、まず不快な感情を感じ切ること

感じ切られなかった感情は、消えたように見えて、何年経っても内側に残る。
そして形を変えて、同じ苦しさを何度も人生に持ち込んでくる。


「チーム自分」という考え方

印象に残ったのが、
こころ・からだ・アタマの話。

本音を軸に、

  • こころ

  • からだ

  • アタマ

この3つが連動している状態を、
Kengoさんは「チーム自分」と呼んでいる。

でも現実は、ほとんどの人が本音ではなく、
アタマで考えたことを軸に、

言葉を選び、
行動を起こしている。


だから、どこかズレる。


世界はすべて、表裏一体

この本では、
物事はすべて対になっている
という前提が何度も出てくる。

  • 過去と未来

  • 昼と夜

  • 自分と他人

  • 始まりと終わり

対があるからこそ、
その現象が認識される。

そして、
どんなに理想的な自分を表現していても、
裏側には必ず、
ネガティブな要素が影響している。

全体を通して、合わせ鏡をベースに話が進んでいく。


Be → Do → Have は「戻るための法則」

BeDoHaveの法則は、
以前から知っていた。

でもこの本では、
それが図解と言葉で示されていて、
「あぁ、そういうことか」と腑に落ちた。

新しい知識というより、
自分軸に戻るためのやり方

しかもそれは、
一方通行ではなく、
合わせ鏡のようなものだと感じた。


身体の不調も、サインとして見る

身体に現れる不調も、小さいうちに立ち止まり、感情を感じ切ってケアすれば大事に至らない。

逆に、無視し続けると、形を変えてもっと強く現れる。

この考え方は、
「心と身体は別物ではない」
という視点に自然と戻してくれる。


「あるものは、ある」と認める

この本でいちばん印象的だったのは、
「あるものは、ある」
と認めることの話。

嫌な部分も、
見たくない感情も、
否定せずに認めてしまう。

そうすると、対立は終わる。

戦わなくていい。
排除しなくていい。

ただ、
ニュートラルに戻る。


他の本とつながる感覚

読みながら、
私は何冊かの本を思い出していた。

梯谷 幸司、リズ・ブルボー

直接的な引用はなくても、
同じ場所を指している感覚があった。

力を抜き、自分に戻り、
現実を変えていく。


この本は、
「ポジティブになろう」とは言わない。
「前向きに行動しよう」とも言わない。


ただ、
ニュートラルに戻ろう
と言っている。

変わるために、何かを足す前に、
まず中和する。

その順番を、
思い出させてくれる一冊だった。



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集