【車中音楽手帖 #14】Señor Coconut Plays Kraftwerk & YMO
【車中音楽手帖】
私の運転用プレイリストを紹介するシリーズです。
地方で暮らしていると、日常的に車を利用することが多いのです。
テクノが肉体を獲得するという不可思議。
Señor Coconutは、Atom Heartという名義で知られるドイツ出身のテクノ系アーティストUwe Schmidtによる、主にポップスをラテン音楽のアレンジでカバーするというプロジェクト。
このプレイリストは、Kraftwerkをカバーした1999年の『El Baile Alemán』と、YMOをカバーした2006年の『Yellow Fever!』を、イントロやインタールードを除いて並べたものです。
Señor Coconutのカバーが面白いのは、元々テクノ系のアーティストでありながら、シンセやリズム・マシンの音を全く使っておらず、生のパーカッションや管楽器だけの、正に「純ラテン」のアレンジなのですが、それらの多くが、サンプリングやDTMによるバーチャルな生演奏だということ。つまり、テクノ・ポップのカバーなのに聴覚上は肉体的で、方法論としては「純テクノ」という、ちょっと捻った感覚を持っています。
サブスクでは「Radioactivity」が入っておらず、私が聴いているCDからの取り込みよりも1曲少なくなってしまいましたが、おかげでピッタリ90分。やっぱり夏が似合うので、真夏の海岸線ドライブにどうぞ。
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