【#5】渋い海でも「相場」が味方。市場の厳しさと面白さを実感した一日。
皆さん、今日もお疲れ様です!
冬の海は相変わらず冷え込みますが、今日も船を出してきました。
まずは、本日の海の状況からお届けしますね。
3/18
• 潮: 大潮
• 風: 北西 2〜3m
• 波: 0.3m
• 水温: 11℃
• 漁獲物: 平貝(タイラギ)、白ミル貝
現場からの本音:相場の波に乗れました
今日の海は、風も波も穏やかで一見すると絶好の漁日和に見えるかもしれません。
でも、水温は11℃。
実際に海の上で作業していると、指先の感覚がなくなるくらいキンキンに冷えています。
狙いは、今が旬の「平貝」と「白ミル貝」。
どちらも高級食材として扱われる、身の厚い立派な貝たちです。
正直なところ、今日の自分の水揚げ高だけで言えば、お世辞にも「大漁!」とは言えないボリュームでした。自然相手の仕事ですから、思うように網にかからない日も当然あります。
ですが、いざ市場に出してみると……。
「値段に助けられた!」そんな一日になりました。
どうやら今日は全体的に水揚げが少なかったようで、その分、相場がグンと跳ね上がったんです。
「数は少ないけれど、質は良い」。
そんな自分の獲物が、市場の需要とバッチリ噛み合って、予想以上の評価をいただけました。
獲れる量だけがすべてじゃない。
市場の動きを肌で感じながら、「価値」を届ける。
これも漁師という職業の、厳しくも面白い醍醐味だなと改めて実感しました。
「今日はちょっと厳しいかな」と冷え切った体で港に戻っても、最後にこうして報われると、少しだけ鼻が高くなりますね(笑)。
明日の海がどう答えてくれるかは分かりませんが、また良いものを届けられるようにしっかり準備します。
皆さんも、美味しい旬の貝を食べて、温かくして休んでくださいね。
それでは、また!
