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わたしの子育ての伴走者

平日のお昼、小6娘とショッピングモールのフードコートに行った。
校外学習の翌日、小6だけ振替休日だったから。


フードコートでどれを食べようかウロウロしていた時、幼い男の子がふたり、席に座っているのが目に入った。


たぶん、見た感じ年長と年少かな?

お揃いの服を着て、髪型もお揃い。
ちょこんと椅子に座り、ふたり一緒にスマホ画面を見つめていた。
お母さんが列に並んで食事を注文する間、スマホを渡して席で待たせているのだろう。



「ねぇ、あの2人、長男と次男のちっちゃい頃みたいじゃない?」

小さい子が大好きな娘がコソコソと話しかけてきた。


「ほんとだねぇ。可愛いふたり。
でもさ、あの頃の長男次男はスマホ渡しても、2人で席でじっと待ってるなんて、きっとできなかったよね」


「確かに!絶対どっか行っちゃってたよね。あの子達すごいね。ちゃんと2人でママのこと待ってて」



そう、長男次男はとにかくじっとしてられない系の子だったので、あの頃わたしひとりで平日子どもたちを連れて外食するなんて、不可能だった。

人がたくさんいる所には極力近付かず、公園にばかり行っていたっけ。
ほんの数年前なのに、ずいぶん昔のことみたいだ。


「長男次男が小さい時、大変だったけど可愛かったね。
今は外食もできるようになったし、成長したよね。」


まるで親みたいなことを言う娘に笑ってしまう。






子どもたちがまだ小さくて、わたしが専業主婦をしていたあの頃。
「ワンオペ育児で大変」「わたしひとりで頑張らなきゃ」なんて思っていたけど。

よく考えたら、ひとりなんかじゃなかったのかも。


長女がずっと、いつも私のそばにいてくれた。

いちばん長い時間わたしの子育てを見ていてくれたのは、もしかしたら夫じゃなくて長女かも。


弟が生まれた時は一緒に誕生を喜んで、
ぐずった時は「眠いのかな?お腹すいたのかな?」なんて言いながらあやして、
シンクロして同じ格好で寝るふたりをこっそり撮影したり。


長男次男が少しずつ成長する姿を、一緒に見ててくれた。誰よりも近くで。



あの時、大変だったね。
でも、可愛かったよね。
大きくなったねぇ。

こんな話ができるなんて、娘がまるで子育ての戦友みたいだ。


あの頃、長女から見てわたしはどんな親だったろう。
頼りなくて、「わたしがママを助けてやらなきゃ」って思ったんだろうか。
そうだったら申し訳ないなぁとも思う。
娘だってまだ幼くて、ママを独り占めしたい時もあっただろうに。


それでも、わたしのエゴかもしれないけど、
長女がいてくれて本当に良かった。

わたしの娘であり、わたしの子育ての"仲間"でいてくれたこと、感謝してる。



そんな長女、将来は幼稚園の先生になりたいらしい。

あのやんちゃな弟2人を育てた(?)長女だ。
きっとどんな子とでもうまくやれるだろう。


子どもの気持ちも、親の気持ちも分かってあげられる、優しい先生になるんだろうな。

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