【初めて猫をお迎えした記憶】純喫茶・熊にゃん軒特製「元祖淡雪メインクリームソフト」
なめらかでやさしい口どけ、どこか懐かしいミルク風味のソフトクリーム。
北海道の淡雪のように儚く、ふわりとした甘さを感じたと思えば
ゆっくりと溶けて消えてしまう——。
初めて我が家に来てくれた、愛おしい猫ちゃん「いち」との暮らしの味。
短くてもずっと心に残り続ける、特別な味わいをお楽しみください。

熊にゃん軒では紹介するおはなしをテーマに空想のメニューを提供しています。今回の記事では、熊にゃん軒開店のきっかけとなった猫ちゃん「いち」との出会いについてです。
初めて猫ちゃんをお迎えしようとしている方、猫ちゃんとの想い出に共感したい方へおススメのメニューです。
ブログの本文は以下に続きます。
私が初めて猫と暮らし始めたのは2023年11月13日。
一緒に暮らすのはノルウェージャンフォレストキャット♀(現在)とミニレッキスのうさぎ♂(2020年8月~)です。
この記事は初めて猫をお迎えした日のこと、そして最後に必ず付きまとう猫ちゃんとのお別れについて少し触れました。
他の記事ができましたら随時、関連記事のリンクなどを追記していきます。
猫との生活が始まった日
猫ちゃんとの出会いは唐突に
今の家に越す前は、小型犬のみ飼育OKの集合住宅でうさぎとのんびり暮らし。その前にはデグーやフクロモモンガと暮らしていました。
荷物が多く手狭になったことをきっかけに今の家に引っ越しすることに。
いつか余裕ができたら猫と暮らしたいと思い猫の飼育がOKの集合住宅を選び、そこから3年、猫はいないままでカンガルーのようにたくましく、つきたてのお餅のような「まふもふ」なミニレッキスと暮らしてきました。
度々、犬や猫を飼いたいな…なんて思って見に行くもののチラ見する程度。
そして、なんてことのない日曜日でした。
北海道は既に初雪が降り、あの日も雪がちらちらと降って少し冷えていたことをよく覚えています。
2週間程前からそろそろ家族のお迎えをしたいな、とは考えていましたが、具体性は全くなく、引きこもりがちな私の運動不足解消のためにも犬をお迎えしようか、それともやっぱり猫ちゃんか…というところでした。
そんな中、たまたま一軒の猫専門店に伺った時に、とってもイケメンのメインクーンに出会いやっぱり猫だよなあ…と思っているとお店のお姉さんに話しかけられ色々伺ってると別の店舗に兄弟がいると聞き、その足で向かったのが出会いの場所となるお店でした。
その場所はサッポロファクトリーのペットランドでした。普段は混雑して近寄らないスポットですが、その日は気が付けば直行していました。
複数の販売店ブースがあり、先ほどのお店も出店しています。
もう着いたころには18時前くらいだったかもしれません。
そしてこの時には、「お迎えするなら猫ちゃん。そしてメインクーンがいいな。」なんて仄かに決めていました。
大きな体にかわいらしい鳴き声は生でみると最強すぎます…。
知らない間にしっかり抱えていた
…レベルの感覚です。
お店についてから経緯を話し、兄弟の子たちを見せてもらいましたが、どの子もとてもかわいい子でした。
ここの店舗の猫ちゃんは小さい月齢から置き餌・ドライフードを徹底している様子で、3か月前の月齢の子でもガツガツとドライフードを食べる猫ちゃんばかりです。
そのお陰なのか元々の血統なのかはわかりませんが、骨格がしっかりしていて体格の良い猫ちゃんが多いです。
見に行った兄弟の子の他に、別の月齢の子で一人だけまだおうちが決まってない子がいました。
今思えば、落ち着きがなさ過ぎだったかもしれません笑。
抱っこさせてもらうと、伸びたり縮んだり…降りようとしたり登ろうとしたり…黙ってることがないようなやんちゃ感の溢れる子でした。
またやんちゃ感な割りにはなんか動きがもそっとしていて惹かれてしまいました。まだ何も知らない私が連れ帰ったのは、レッドダビー&ホワイトの白靴下にクリームパンがとっても可愛いメインクーンの男の子です。
そして気付けば猫ちゃんと餌などが入った袋を抱えており、駐車場から店の前まで来た主人の車に乗ってお店の方に見送られたのです。
※「まだ何も知らない」の部分については別の記事でお話しますね
家についてから大掃除
契約や説明などを受けまっすぐ帰りましたが着いた頃には21時近くでした。
ただ、我が家は猫ちゃんを連れ帰る予定があったわけではないので全く対応できていませんでした。
ひとまず、連れ帰った箱のまま居てもらい、度々「なー…」「ぬー…」と鳴くのを箱の外界からあやしつつ…。
まず、床の異物撤去作業からです。
猫ちゃんの歩く可能性のあるところを隅々までペット用クリーナーで掃除。
…それ以前に、猫のケージを置く場所を確保する必要があり、軽めの大掃除です。ケージさえ設置できれば、数日はケージの外を歩かせることはほぼ無いので横でケージの組み立てを主人に任せ、なぜか部屋のいたるところにある作業机の場所替え。
漸く、猫ちゃんの落ち着ける場所の確保ができたのは23時前でした。
それからも猫ちゃんにケージ越しに慣れてもらっている間に数日に分けて床や棚、机の掃除や口に入れて困るものがないかをしっかりチェックしました。
うちのミニレッキスさんは普段、部屋んぽをしていますが、歩く範囲が決まっていることと、食に関しての警戒心が高く、普段食べているものしか口にすることはありません。
(でもなぜか絶対に替えのきかないコードはかじります…)
比べて、猫ちゃんは好奇心旺盛で手先も器用。暮らし始めてみて、改めてうさぎとの違いに驚かされました。
猫ちゃんは手先が器用で気になったところはどこでも入ったり、手を突っ込んだり、味見しようとしてしまいます。
今まで普段気にしなかったところまで注意が必要だと思いました。
可愛すぎて何もできない数日間
幼い頃から様々な動物と暮らしてきましたが、何日も猫のことばかり考えてしまうほど夢中になったのは初めての経験でした。
記憶がないほどに幼い頃、猫ちゃんはいたのですが記憶があるころには、もう一緒に暮らしてはいませんでした。
もちろん、連れ帰った小さな子をまじまじと数時間眺めることはありますが、数日も何もする気にならないほど調べたり、気にかけたり…自分でも異常と感じる状態でした。
ただそれだけ、猫という生き物はなぜか人間に親近感や愛着を持たせる生き物なのです。一緒に暮らさないとこの異常な感覚って多分理解されないですし…私もこんなに猫に特別な感情を持ってしまうとは思っていませんでした。
猫好きが変、と言われるのを見かけますがちょっとわかる気がします…笑。
我が家に初めて来た猫ちゃんはそんな猫との暮らしのすばらしさを毎日教えてくれました。良くお話する子でとても食べっぷりの良い猫ちゃんです。
お手入れは大の苦手で、抱っこも得意ではなく、ブラッシングも苦手。
でも撫でられるのは大好きで…でも触られたくはない…笑。
ブラッシングの度に、手の甲から肘のあたりまで蹴り跡ができます。猫は前足で引き寄せ、後ろ足で蹴り離すのが得意技です。けりぐるみには一切興味はありませんが、私には実に楽しそうに本気で蹴りけりしてきます。
私は傷の治りが異常に早いので半日で消えますがなかなかのミミズ腫れが無数にできます。
お風呂は私の肩に前からしがみつきスタイルですが、鳴き声は度々やや強めなもののちゃんと入れます。
ご飯の茶碗は一日に2回は私に持たせて(持たなくても食べるけど持つまで待ってる時間帯がある)、ウェットフードは器用に箸から食べます。
猫じゃらしや追いかけっこ、ジャンプなどはあまり上手にできていませんが動くものを見てるのが大好き。
謎にドアの開閉を見ることと、壁に反射する車のライトに飛びつくのが大のお気に入りです。
あまり触られるのは得意ではないのに、実は甘えっこのツンデレさんは時にデレデレさんになりデスクにいる私の肩を「なーなー」といいながらトントンして振り向くと鼻をぶにっとぷくぷくの肉球で押してきます。
本当に本当に可愛い猫ちゃんです。

自慢の子に育ちました
少し前から私は猫に囲まれて過ごしたい、そう思っていました。
今もそう思っています。
猫ちゃんがいて制限される行動もたくさんありますし、お手入れも思い通りにいくわけもなく大変なこともたくさんありますが、この子がいて本当に毎日が楽しくなったからです。
私は自分自身に対する意識も少し変わり、食生活や睡眠時間にも少し気を遣うようになりました。
そして、猫ちゃんは1歳になるころには特別何かをしていたわけでもありませんが8キロを超えて、そこからも成長し鼻先から尻尾の先までが余裕で1メートルを超える大きな子になりました。体重は9.8キロです。
たださすがに運動量が少ないので減量することになりました。
運動はさせようとしても見ているだけで反応を示すことはほとんどなく、動いても数分で見るだけになってしまう為、食事の一部をローカロリーで満腹感のあるウェットに変更し、1日の摂取カロリーを少なくすることや餌の量を少しずつ減らしました。
単純にカロリー計算で餌をあげていても本人が基準よりも動かない子だとオーバー気味になってしまうので注意が必要です。
クリニックでも緩やかなダイエットを勧められ、よりきっちりとカロリーに制限をかけるようにしました。
メインクーンは骨格もがっちりしており、筋肉質。大きさもあるので十分な身体作りと合わせて、こまめな体格チェックも必要です。

運命への責任転嫁
…なのかもしれませんし、運命なのかもしれませんしわかりません。
2025年3月4日19時少し前のことです。
仕事の動画編集作業をしていたところ、後ろをドタバタと走る音に異変を感じ振り返ると左側に偏りながらその場にガクっと座り込んだ瞬間が目に入りました。
(私は経歴上、人間の医学知識が一般的に持ち合わせている部類なのでこの時の状況はよく観察できていました。)
そのまま、引き付けを起こすように感じたので、マズルの強制開口、気道確保からマズル全体を咥えた人工呼吸や心臓マッサージを実施しましたが、発現からわずか2分ほどで舌根が緩み、その後数秒で瞳孔反射が消失しました。
メインクーンは約3年の間成長を続ける猫種です。
ダイエットをしながらも大きく成長し、10キロを超えたその大きな身体はとても自慢の子です。
しかし、もう一度呼吸をすることはありませんでした。
最後に開いたまん丸で真っ黒な瞳孔がスーッと光を失い、緩む様子を、私は他の動物でも何度か見てきました。
それが何を意味するのかは明らかでした。
それでもすぐにあきらめることはできず、さらに心臓マッサージを5分続けました。
実は、その前の週の水曜日、とある全く別の症状の件でクリニックに再診へ伺ったばかりでした。
もし、重篤な心疾患が起こしたモノであったなら、その症状とは無関係ではなかったことからクリニック選びには後悔しています。
しかし、ここでは「そこ」についてこれ以上書くつもりはありません。
こういった時にあらゆる可能性や責任転嫁先を探してしまうのも仕方ないことだと自分でも理解しているからです。
異物の誤飲などは元々、食べられないものを口にすることや人間の食べ物に興味を示すこと自体がほぼなく、あまり考えられません。
念のため、咽頭付近から食道の入り口付近を確認しましたがとくに炎症や異物も無く、口腔も正常。
特に生活の中で異常なことも一つを除いてはありませんでした。
その一つについては前述の通り、クリニックで診断済み、特に命に問題のないことと診断されていました。
例え、これ以上なにかを知ることができたとしても命は取り戻せるものではありません。一つの経験、とは言いにくいですが、このこと自体は事実として記憶することと、もしやるべきことがあったのであればそれを出来るだけ的確に示すことができる獣医師を探すことです。
ほぼ家から出ることなく、8割以上の時間を寝る時も起きてるときも一緒に過ごし、うんちやおしっこの量や臭い、時間でさえも常に把握している私でさえも、この突然の別れを防ぐことはできませんでした。
たったの1歳と9か月ほどの猫生にしてしまったのは私なのでしょうか、運命なのでしょうか。
いずれにしても、これから出会う猫ちゃんや動物全てに最後まで幸せで居てもらえるように努めたいと改めて思いました。
名前は「いち」
猫ちゃんに授けた名前です。
初めて我が家に来た猫なので猫ちゃんが「1」匹目からそのまま「いち」と名付けました。
何匹かお迎えして「1・2・3…」と順番に呼んでもふもふするのが私の夢でした。もうすぐ「2」になる子を探しているところでした。
きっと、私はこれからも「1」から呼ぶことになるでしょう。
猫ちゃんとのお別れとは
動物というのは人間も含め、いつまでも一緒にいきることはできません。
まだあなたの子になっていない子たちもいつかは誰かのもとで亡くなってしまうのです。
動物を飼うときに(敢えて飼うと表現します)必ずその別れは存在し、その悲しみは付き物です。ただ、その悲しみを負うのがあなたかあなたではないか、その二択です。
自分の元に来てもらって幸せに過ごせたと思えるような毎日を送って、いつかその子を自分の元で見送ることができたことに誇りを持てるように過ごすこと。それが私達にできる唯一のことです。
ペットの販売経路の仕組みはよくわかりませんが、世の中には人間との生活を楽しむことなくその生を終える子も多々いるのでしょう。
その中で、あなたとの生活を楽しむことができたのであればそれは素敵なことに違いありません。
もし、あなたが、その子に十分な配慮をできなかったと感じたり、何か悔やむことがあったとしてもです。
動物との暮らしには、必ず別れがあります。
それを知っていても、後悔や自責は避けられません。
あの時もっとこうすれば、のような思いは数えきれないですよね。
でも、その子はあなたを苦しめるために来たのではなく、あなたと幸せに過ごすために来たのです。

これはこのnoteで最初に書いた記事です。
この先、猫ちゃんとの暮らしで困った誰かの役に立てるような記事と猫との暮らしについて書き溜めていきます。
最後までお召し上がりいただきありがとうございました。
ぜひ、またお越しくださいませ。
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