萌え萌えきゅんと初めて言った日。【東京旅行記】
秋葉原はヲタクの聖地なのだと、駅へついて実感した。他の観光地と明らかに違うヲタクの風格を漂わせた人たちが至る所にいる。出会い頭にフィギュアを見せ合い猛烈に語り合う人。これが生のヲタク。
私も割かしサメで溢れた格好をしているが、それでも彼らにはどこか及ばない気がした。
そんな我々がなぜ秋葉原にいるのか。
それは…
友達とメイド喫茶に行くため(*ノωノ)キャー!!
メイド喫茶といえば『おかえりなさいませ♡ご主人様♡』と言われるところである。
言われたいわけではないが、どんな空間なのか人生で一度は味わっておきたいと思った。
(実はちょっと言われてみたかった)
そんな場所へと我々は足を踏み入れた。帰ってきた。アットホームカフェという別宅の屋敷に。
(ここではご帰宅したことになるらしい)
私の屋敷はおとぎの国だった。
知らなかった、こんなにメルヘンだったなんて。
そして沢山のメイドがいた。
知らなかった、こんなに可愛い子たちを沢山雇っていただなんて。
メイド達は我々が帰ってきた事に気づくと口を揃えてあの言葉を言った。
『おかえりなさいませ♡お嬢様♡』
…お嬢様!?ご主人様じゃないのか…!?
…!!なるほど、私が女性だからか!
知らなかった、性別によって呼び方が違うだなんて。
(まずそこから)
3人のお嬢様は4人掛けテーブルへと案内された。
『萌えの泉』とやらから一生懸命に汲んできた水で出迎えられるお嬢様達。
もえの泉とは…😧
まぁ、それはいいとして
萌えの泉から汲んできた水は、暑い中歩いてきた私たちの身体に染み渡った。これが萌えの癒し効果なのか。
メイドはさっそく屋敷の注意事項について説明を始めた。お嬢様は己の屋敷の事を何も知らない(笑)
動画の撮影は禁止。他のメイドやご主人様・お嬢様の撮影は禁止。ワンドリンク制。大まかにはこんな感じ('ω'乂)
メイドからはブロンズのカードが渡された。
その裏には呼び名を書く欄がある。
「お嬢様は、呼んでほしいお名前はありますか?♡」
…私の番が来てしまった!正直、名前で呼ばれたくない!!恥ずかしい!!(笑)
ということで、名前は明かさずに『サメ』が入った名前なら何でもいい事を伝えたら『さめぴょん』になった。なんか可愛い(笑)

メイド喫茶といえば恒例のラテアートやオムライスへのお絵描き。せっかく帰ってきたのだから、ここはしっかり味わっておかねば。
ドリンクは、友人(お嬢様A)が『ふりふりしゃかしゃか♪みっくすじゅーちゅ』を頼み、私ともう一人の友人(お嬢様B)が『メイドがお絵描き♪あちゅあちゅキャラメルラテ・抹茶ラテ』を頼んだ。
フードはシェアしようということで『ぴぴよぴよぴよ♪ひよこさんライス』を頼んだ。
私は一言も噛むことなく笑顔で注文をメイドへと伝えた。やはりお嬢様たるもの、この位はそつなくこなさなければ。(頑張った)
それから注文していたドリンクが届く。
「お待たせしました。これから、こちらのみくすじゅーちゅが美味しくできあがるように、みんなの想いを込めるので、私の後に続いてお嬢様も一緒に魔法を唱えてくださいね♡」
ということで、もはや覚えきれないほど長い魔法の言葉をメイドの後に続ける。
毎回これを言うのだろうか。頻繁に屋敷へご帰宅する他の主人たちはノリノリで言っているのだろうか。ある意味尊敬する。
友人であるお嬢様Aは、とてもノリノリで言っていた。
そうか、恥は捨てなければいけないのかもしれない。ここでは恥ずかしがっている方が、実は周りから見て一番恥ずかしいのかもしれない。そんな謎の同調意識が生まれ始める。
とうとう私たちのドリンクとオムライスに絵を描く順番が回ってきた。
描いてほしいものを尋ねられ、私は迷わず『サメ🦈』でお願いしますと答えた。
メイドは… 戸惑っていた(笑)
どうやらサメを描いてくれと頼まれるのは初めてらしい。(ですよね)
私の至る所に付いているサメを参考にしながら一生懸命に描いてくれた。なんか、すみません。そして尊い🤦
最後に完成したものに『あいこめ?』(愛を込める??)ために、魔法を唱える時がきた。
「では、いきますね♡」
胸の前で手をハート型にして左右に揺らした後、ひよこさんライスへ向けてハートを届ける。
「萌え萌えきゅん♡」
私たちお嬢様もそれに続いた。
「萌え萌えきゅん♡」
私は『あいこめ』をマスターした。

可愛い。

初めての共演(笑)
無事に『あいこめ』されたドリンクとフードはとても美味しかった。
メイド喫茶の奥深さを知った。
『萌え萌えきゅん♡』
その恥を捨てることができた時、真の『萌え』を体感できるのかもしれない。
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