見出し画像

251019 そう感じさせたよ

今日のプレイ・リストから 364
パーセルズ


オーストラリアの東海岸、バイロン・ベイは人口1万人ほどのビーチ・タウンです。サーフィンの聖地としてサーフ・ヒッピーを集め、人々は自然に恵まれた、穏やかなスロー・ライフを送っています。

地元の高校生5人はバンドを組んでいました。ある日、動画を観ます。ベルリン中心部の、ギャラリーのようなところでノルウェーのバンドが演奏しています。多くの聴衆が路上で聴く人たちも一体となって盛り上がっていました。ここだ!と思った彼らは卒業後、ベルリンへ移住しました。

音楽を楽しみたい、その思い1つで、バイロン・ベイを飛び出したのです。しかし、あてがあったわけではありません。最初の数か月はアパートの一室で3人はベッドで、2人はソファで寝る生活が続いたと言います。思いのままに流れていく楽天性は、ヒッピー文化に育まれたのでしょうか。

好機は突然訪れました。2015年にデビューした翌年、パリでのライヴにテクノ・ポップの大スター、ダフト・パンクの二人が来たのです。ライヴの後にスタジオに来いよ、一緒にやろうと言うことになり、1週間セッションして"Overnight"という曲がまとまります。当然売れました。

ベルリンは異文化がミックスしていて、人々がオープンマインドなところがバイロン・ベイと似ているけれど、ダークでシリアスでインダストリアルだとメンバーのノア・ヒルは言っています。そんなところで、彼らの明るく、穏やかなレトロ・エレクトリック・ポップ・ファンクが際立つのは当たり前なのかもしれません。