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241208 離島から届いた贈り物

パーフェクト・デイズ 010


朝からワインを飲む平和な日曜日。珍しいことにインターフォンが鳴りました。出ると宅配便を届けに来たとのこと。休日なのにお疲れさまと思いながら玄関を開けました。親戚からのお歳暮でしょう。

いえ、送り主は、前職の時にお世話になった部下でした。包は小さいのにずっしりと重い。封を開けると、なんとお米です。彼はこの春、突然、教職を辞し、離島に渡って農業に就いていました。最初の収穫だと、新米を送ってきてくれたのです。

ボクは2年前に前職を退任しました。その時点で彼が転職したいという話はまったく聞いていませんでした。4月の異動内示で辞職を知りました。ボクの知らない1年間に何があったのか。

A4用紙にワープロで打たれた手紙が同封されていました。農作業のかたわら、中学校の野球部でコーチをしているとのこと。なかなか足が洗えないと嬉しそうに書いてありました。来夏、海の太陽に真っ黒になってノックをしている彼を見にいきたいなと思いました。