250826 死んだ蝶
今日のプレイ・リストから 310
クランクェンストラー
ヴォーカル:サント
ドイツ語には「お腹の中に蝶がいる」という慣用句があるそうです。夢見心地のふわふわした恋愛の高揚感を表しています。その蝶が死ぬんですから、失恋の歌でしょう。こんなに強烈で陰惨な喪失感や絶望感にさいなまれるのは嫌ですねぇ。
クランクェンストラーことマイケル・コルブはベルリンを拠点にしたテクノDJ兼プロデューサーです。先月の初めに、国内最大級のナイトクラブ、新宿歌舞伎町のZERO TOKYOで来日公演がありました。
午後11時開演のオールナイトで3,500円。一方、10人掛けのVIP席に350,000円という高額なものがありました。シャンパンのアルマンドとテキーラのクラセアスールのボトルが付いてくるから、ほとんどドリンク代だというのはわかるのですが、こういうナイトクラビングが大の苦手です。
もちろん、お金持ちじゃないからだけど、たとえば、ベルリンの有名なナイトクラブ、ベルグハインにはVIP席などありません。お金やステータスに関係なく、音楽やダンスを楽しむ場所です。まさか、VIP席に座って「ボクのお腹のチョウチョは死んでしまった」なんて曲は聴けないでしょう?
