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250222 やあ、ボクだよ

今日のプレイ・リストから 125
ルー・リードとジョン・ケイル


1987年の今日、ニャン・ニャン・ニャンの日にポップ・アートのスーパー・スターにして偉大なアート・ビジネス・マン、いや、フリーク・ショーの敏腕プロデューサーか、あのアンディ・ウォーホルが亡くなりました。現代の文化システムはウォーホルから始まって、まだ通用していると思います。すごい人でした。

亡くなった3年後、1990年にルー・リードとジョン・ケイルが追悼アルバム『ドレラに捧げる歌』を発表しました。ドレラは、ドラキュラとシンデレラを合わせたウォーホルのあだ名です。諸説ありますが、人の生き血を吸う残酷な冷たさと思いやりのある可憐な優しさの二面性があるウォーホルを表しているとも言います。彼はドレラと呼ばれるのを嫌ったそうです。

リードとケイルは、ウォーホルがプロデュースしたバンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの歌担当と音担当です。1968年にセカンド・アルバム『白い光/白い熱』の制作を巡って二人は仲たがいし、ケイルがVUを飛び出しました。19年後、ウォーホルの葬儀で二人は顔を合わせ、追悼アルバムを制作する運びになります。

LP2枚組、全15曲、54分50秒。ウォーホルの人生の各場面を時系列に並べ、音楽と歌詞で表現するという、凝りに凝った構成になっています。しかも、どの曲も素晴らしい。二つの強烈な個性が激しく衝突し、しかし、飛び散る寸前、ギリギリのところで互いに認め合い、パワーだけ残して、なんとか曲としてまとめた、といった感じです。二人はよほど天国のウォーホル親分に褒めてほしかったんでしょうね。

本曲は最後に亡くなったウォーホルを偲ぶ歌です。ギターとヴァイオリンを弾きながら、空を見上げて、愚痴も含めて故人にに歌いかけます。君らはグレープか!と突っ込みながら、何度聴いても半笑いで涙ぐんでしまいます。


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