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【ステイホーム】#24 父、たこ焼きのソースを買いに行く

 Sメンタルクリニックから帰ってきた翌日、令和3年(2021年)11月26日は不登校だった。次の登校日、月曜も朝6:30に起きて気温5℃にもかかわらず妻と朝散歩をしたのだが、やはり登校はできないと言った。なんだクスリなんてやっぱり効果ないじゃないか。いいよいいよ、行きたくないなら休もうか?と言うと、朝からたこ焼きを作りたいと言った。

 我が家には福引で当たったBRUNOのホットプレートがあって、これにたこ焼きプレートが付属しており、子供達と昔よくたこ焼きを作ったものだった。それを引っ張り出してやると、次女は慣れた手つきでいそいそ粉を溶いて焼き始めた。しかしソースが家になかった。そこで私が(本来仕事中なのだが)スーパーに買いに行った。戻ってソースを渡した後、寝室で音声のみの会議をしていたところ、次女が焼き立てのたこ焼きを皿に盛って持ってきてくれた。ソースの他にマヨネーズと鰹節、青のりも載っている。あったかくて美味かった。嬉しくて、心から「ありがとう」と次女に伝えた。

 午後になって、また私のところに来た。数学の一次関数について質問に来たのだ。なんだ、勉強しているのかいとびっくりした。中学生の数学くらいなら昔とった杵柄で、難なく教えることができた。数学を覚えてたことも嬉しかったし、娘の勉強意欲をそがずに支えられたのが嬉しかった。別にフリースクールに行かなくても、親が勉強を教えられるのならば、それで義務教育は果たせるんじゃないだろうかと言う考えが浮かんだ。何しろ毎日テレワークなのだ。中学程度ならちょっと予習さえすれば、私でも教えられるじゃないかな。

 12月2日は、次女がバターチキンカレーを作ってくれた。玉ねぎをみじん切りした時「目が痛い」と言うのが、まるで漫画みたいで可愛かった。
 12月3日は、次女が妻と一緒に買い物に行って、クリームシチューを作ってくれた。
 12月4日は、朝起きたら、次女の作ったオムライスができていた。ケチャップで字を書いて遊んでいる。笑える。

 12月5日、テレワークの気分転換に、私が電子ピアノで「エリーゼのために」の序盤だけの楽譜を練習していたら、次女もやりたいと言うので代わってやった。楽しそうに練習を始めた。若いので記憶力がある。すぐに暗譜してしまった。

(続く)

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