安田記念を制した故・後藤浩輝がウイニングランで馬場を一周した理由とは?
厩舎を飛び出し米国へ
今週末、東京競馬場では安田記念(GⅠ)が行われる。3歳以上による春のマイル王決定戦。このレースを2010年に制したのが、ショウワモダン(美浦・杉浦宏昭厩舎)だった。
鞍上は、今は亡き後藤浩輝。
通常、勝利した騎手はゴール後に馬をUターンさせ、スタンド前へ戻ってウイニングランを披露する。しかし、この時の後藤は違った。踵を返さず、向こう正面まで流すと、そのままゆっくりと3コーナー、4コーナーを回り、順回りのままホームストレートへ向かった。そして最後は、直線コースを静かに歩かせながら、大歓声を浴びた。
そこには、彼なりの理由があった。

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