休刊という終着駅へ【惜別】鉄道ジャーナル・最終号を買って
この雑誌、覚えている限りでは私が鉄道に興味を持ち始めた1974年頃から時読手にしていたお気に入りの雑誌。なんと言っても列車同乗ルポが楽しく仮想乗車体験を満喫できた。
当時は京急で通学し、多摩ニュータウンに私鉄新線が2本同時開業するというので話題になった頃。キハ66、67というニューカマーが現れたり、103系の顔を持った旧型国電モハ72系970番台クハ79系600番台といった珍車が印象的でした。
何度か鉄道趣味から離れた時期もあったけど最近では注目の特集記事を見つけては数ヶ月おきに購読していた。それが休刊のニュースを聞いたばかり。まだ6月までしばらくあると思いきや6月号はもう絶賛販売中なんですね。
横須賀線から消えた217系の記事には愛用した113系の内容も含まれているし、京急2100系は後継者が生まれるかどうかわからない貴重な2ドア特急型。石北本線の変わりようも見逃せない内容だし、本当にいつも通りの充実した項目が並んでいます。
と思えばED76や81のリタイアがあったり弘南鉄道大鰐線の終焉が伝えられたりと寂しい、しかし締めくくりを飾るようなニュースが載っています。
これはもう迷わずお買い上げ物件ですよね。売り切れになっていなかったのは幸いだったかもしれません。これを買ったのは空港の書店というある意味エアポケットだったかも・・・
ダイキャスト・ミニカー好きの元少年としては子供たちを包み込む鉄道人気にちょっと妬ましい気持ちもあったりするのだけれど、鉄道趣味が安泰なのかと思ったらそうでもないのかも。
とりわけ最近の首都圏電車に魅力を失ったのは231系以降の目に余る共通化、標準化の波。アクセントカラーが添えられているとはいえステンレス一色の味気ないカラーにロングシート4ドア車ばかりで、中距離電車というカテゴリーが首都圏では縁遠くなってしまったこと。責任の一端は217系にもあるのかもしれないけれど、こげ茶一色だった戦後、旧性能電車の時代に戻ってしまったのか!という気がしてならなかった(旧型国電の方がまだ変化に富んでいて好きだったなあ)
未だ、ピクトリアルや鉄道ファン、ダイヤ情報は健在のようだけれどスタッフの皆さんにも、若い読者にもぜひ頑張ってもらいたいものだと、つくづく思うのでした。
