怒りや焦りとの付き合い方|感情脳の整え方【脳科学に学ぶ 仕事の極意】
😡 感情にふりまわされる脳
仕事中にこんな経験、ありませんか?
思うように進まず、イライラ…
相手の一言に、カッときてしまう…
ミスに焦って、冷静さを失う…
こうした感情の揺れには
脳の“ある部分”が深く関係しています。
🧠 感情をつかさどる「扁桃体」と「前頭前野」

怒りや不安といった情動は
脳の扁桃体(へんとうたい)が大きく関わっています。
この部分は、危険や脅威をいち早く察知し
体を“戦闘モード”に切り替える司令塔です。
しかし現代社会では、実際の「危険」は少なく
メールや上司の一言などが
扁桃体を過敏に反応させてしまうのです。
一方、感情のコントロールには前頭前野が重要。
ここが冷静な判断や抑制を担っており
扁桃体の暴走を抑える役割を果たします。
つまり「感情の波にのまれるか」は
扁桃体と前頭前野のバランスに
かかっているのです。
🧪 感情と脳に関する研究

🔬 ストレス下では前頭前野の働きが弱まる
カリフォルニア大学バークレー校の研究(Arnsten, 2009)では
強いストレス下に置かれると、前頭前野の機能が低下し
扁桃体の反応が強くなることが確認されました。
つまり「怒りや焦りに弱くなる脳状態」になってしまうのです。
💡 脳を整えるための3つの感情対策

✅ 1|「いま自分は怒っている」と言葉にする
言語化は前頭前野を活性化させ
感情の反応を落ち着ける効果があります。
(Lieberman et al., 2007)
💬 心の中で「イライラしてるな」「焦ってるな」とつぶやくだけでもOK!
✅ 2|深呼吸で身体からアプローチ
深い呼吸は、副交感神経を優位にし
扁桃体の過剰反応を鎮める効果があります。
🧘♀️ 吐く息を長めに
1分間ゆっくり呼吸してみましょう。
✅ 3|“その場を離れる”を習慣にする
感情が高ぶっているときは
物理的にその場から離れることが効果的。
5分の移動でも
扁桃体の反応はおさまりやすくなります。
🏁 おわりに|感情はコントロールできる

怒りや焦りは、決して「弱さ」ではありません。
それは
脳があなたを守ろうとしているサインでもあるのです。
でも、感情にふりまわされるのではなく
“うまく付き合う”ことはできます。
「脳にはこんな働きがある」
そう知っているだけで
心の余裕が生まれてきます。
明日からの仕事に
ひとつ新しい視点を加えてみませんか?
この記事を読んでいただき ありがとうございます。
30年ほど小学校の教員として勤務してきた経験から
「脳科学に学ぶ 仕事の極意」を ご紹介しています。
他にも 「仕事の極意」のシリーズ記事を公開しています。
よろしかったら ご覧ください。
最後まで読んでくれたあなたへ
ありがとうございます。
もし、気に入ってくださった時には
”スキ” ”フォロー”をいただけると
飛び上がって喜びます。
コメントなんていただけると踊り出します。
今後もよかったら、のぞいてみてください。
