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なでしこリーグ復帰を目指すクラブで、統括1ヶ月目が考えていること。

2026年、新しい挑戦の年。

前回の記事で、福岡で女子サッカークラブのフロントに携わることになったと書きました。

そこから約1ヶ月。

肩書きは「フロント統括責任者」。

正直に言うと、いまだにこの肩書きに自分が追いついていない感覚があります。

コーチ経験はあっても、クラブ経営、運営の経験はありません。
会議に出て、数字を見て、引き継ぎ資料に目を通していると、

「自分は場違いなんじゃないか」

と思う瞬間もあります。


まず、リスペクトを

このクラブは、去年の4月のクラブ買収以降、社長や監督を中心に本当に多くの時間と労力をかけて再建に取り組んできました。

そしてそれ以前にも、前運営の方々が積み上げてきた歴史があります。

今、僕がこうしてクラブに関われているのは、
これまで関わってきたすべての人たちのおかげだと思っています。

外から見るのと、中に入るのでは全く違う。

正直、想像以上でした。

簡単に「変える」とか「改革する」とか言える立場ではないと、日々感じています。

まずは理解すること。
そこからだと思っています。


クラブのリアル

クラブの年間予算に対して現時点でのキャッシュは20%程度。

数字を初めて整理して見たとき、
まじかと素人ながらに思いました。。

フロントは14名体制。
ただし、フルコミットしているのは自分を含め5名のみ。
多くは副業や兼業という形で関わっています。

エキスパートも多く、アイデアやネットワークは豊富。

でも、

  • 情報が一部の人に集中している

  • 誰がどこまでやっているのか見えにくい

  • 数字の管理が体系化されていない

  • 仕組みがまだ十分に整っていない

そんな“伸びしろだらけ”の状態でもあります。


それでも、ここで挑戦すると決めた理由

帰国当初は、春からヨーロッパへ行く計画を立てていました。

でも最終的に福岡を選びました。

理由は一つ。

「エージェント」という将来の目標に対して、
今の自分に足りないものが、ここには全部あると感じたからです。

クラブの内部を知ること。
スポンサーや行政と向き合うこと。
予算や数字と向き合うこと。
組織の難しさを知ること。

これを経験せずに、選手の人生を預かる立場になっていいのか。そうカッコつけて言いたいところですが、今行っても何もできないことはわかってたので、、、。

逃げるように海外へ行くより、
一度、経験できる時にしておこう。

そう決めました。


勝つために、フロントができること

今年、
クラブはなでしこリーグ2部 昇格、復帰を本気で目指しています。

クラブは2024年になでしこリーグ2部から九州リーグ1部へ降格。
昨年は九州リーグを優勝したもののなでしこリーグ参入審査を通過することができず、入れ替え戦すらも戦えなかったと聞きました。

まずクラブの1番やらなければいけないことは、参入審査を通過すること。
今年はこれは絶対に取りこぼせないところだと思います。

それに向けて、クラブの組織をしっかりと整理して動かす。

  • 情報を整理する

  • 誰が何をするのか明確にする

  • 数字を把握する

  • 無駄な混乱を減らす

派手ではないし、地味な作業ばかりです。

でも、今の自分にできるのはここだと思っています。

「クラブを動かす人」になるというより、

まずは
「クラブがちゃんと動く状態を作る人」になること。


1ヶ月経って思うこと

楽しい割合は、正直30%くらい。

分からないことの方が多いし、
毎日が勉強です。

でも、不思議と不安はあまりありません。

やることはシンプル。

目の前の課題を一つずつ整理すること。


これからの8週間

テーマは、

福岡J・アンクラスが“動く組織”になるための第一歩をつくること。

まずは、

  • 全業務の棚卸し

  • 月次で数字を把握する仕組みづくり

  • フロントの役割の明確化

  • 小さくても数字で一つ成果を出す

まだ統括1ヶ月目。

偉そうなことは言えません。

でも、

「松坂が入って、少し整理されたよね」

そう言ってもらえる状態をつくることが、今の目標です。

引き続き頑張ります‼︎

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